「詩は たぶん」
川崎洋
詩は たぶん
弱者の味方
ためらう心のささえ
屈折した思いの出口
不完全な存在である人間に
やさしくうなずくもの
たぶん
★この詩の作者である川崎洋さんは、10/22の朝日新聞朝刊によると21日になくなられたそうです。合掌。
難解でないと現代詩ではない‥という偏見が詩壇にも一般読者にもありますが、わかりやすい日々の言葉で詩を成立させる詩人の力量こそ「非凡」であると言えます。
川崎さんの詩はこれからも読むたびに、ぼくらの凡庸なりにつらいところのある人生に、やさしくうなずいてくれると思います。
(2004年10月22日記、まこと)
★この詩が散文ではなく、みごと詩となり得ているいるのは最期の一行の「たぶん」であると思います。うまい詩を書こうとして「詩語」なるものを連ねている詩人気取りには絶対書けない、川崎さんの息遣いが聞こえるようです。自戒・・がんばらねばね。(2005年12月17日記、まこと)
川崎洋
詩は たぶん
弱者の味方
ためらう心のささえ
屈折した思いの出口
不完全な存在である人間に
やさしくうなずくもの
たぶん
★この詩の作者である川崎洋さんは、10/22の朝日新聞朝刊によると21日になくなられたそうです。合掌。
難解でないと現代詩ではない‥という偏見が詩壇にも一般読者にもありますが、わかりやすい日々の言葉で詩を成立させる詩人の力量こそ「非凡」であると言えます。
川崎さんの詩はこれからも読むたびに、ぼくらの凡庸なりにつらいところのある人生に、やさしくうなずいてくれると思います。
(2004年10月22日記、まこと)
★この詩が散文ではなく、みごと詩となり得ているいるのは最期の一行の「たぶん」であると思います。うまい詩を書こうとして「詩語」なるものを連ねている詩人気取りには絶対書けない、川崎さんの息遣いが聞こえるようです。自戒・・がんばらねばね。(2005年12月17日記、まこと)
基本として、他人にどうのこうのと云われる筋合いのものではないですね。
ただ同時に、人生と同じで、詩と詩が互いに係わっていくことも必然ですね。
詩も人生も、迷うから、信じることを求めますね。
ソフィーさん、一緒にがんばりましょうね。