ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

(1)「ロビンフッド」を観る。

2011年01月03日 | 映画の事
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監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェット、ウィリアム・ハート

さて物語は・・・
時は12世紀末。十字軍の兵士としてフランスで闘っていたロビン(ラッセル・クロウ)。だが偶然にもイングランドの騎士ロバート・ロクスリーの暗殺現場に遭遇したことから、ロバートの遺言とロバートの父・ウォルターに剣を届ける役目を引き受けることに。無事ノッティンガムにたどりついたロビンだったが、今度は自身の出生の秘密と引き換えにロバートの身代わりになってほしいと提案される。封印され幼少時代の記憶を取り戻したい一心で提案を受け入れたロビン。彼の運命は徐々に変わり始めていた…。

 大荒れの元旦、命がけで観てきました。

だってリドリー・スコットとラッセル・クロウのコンビの映画ですよ、今年のお正月映画としては一番期待しますよね。
こういう期待に満ちた監督と主役の黄金の組み合わせと言うのは、黒澤明と、三船敏郎、ウイリアムワイラーとチャールトンヘストン以来ではないでしょうか。
それにしてもリドリースコットはよほどラッセルクロウが好きなのですね。
「グラデェイター」「ブロウァンスの贈り物」「アメリカンギャングスター」「ワールドオブライズ」とこの「ロビンフッド」で五作目なのだもの。

それにしても年末寒波は出雲地方にもドカ雪を降らし、カチカチのつるつるの国道9号線を、ふらふらしながら見てきたかいがありました。(一歩間違えれば谷底です。怖かったぁ・・・)面白くて、面白くて・・・

 ロビン・フッドと言えば、“シャーウッドの森に住む無法者(アウトロー)集団の首領”のイメージが一般的だと思うし、ケビンコスナーのロビンフッドを観た私はそう思っていた。
けど、この作品はロビン・フッドと言う伝説の男が誕生する前の、イングランド軍の弓矢の名手:ロビン・ロングストライドの戦争での活躍と数奇な運命を描いた歴史スペクタクル作品になっている。そこが従来のロビンフッドと違うところで、従来のロビンの固定概念を捨て、一人の英雄“ロングストライド”の物語として見てほしい。

新しく載冠した愚かなイギリス王によって混乱するイングランドを一気に攻めたてようとするフランス軍を、戦闘のリーダーとして戦うロビン。
そしてこの戦闘に勝利し、シャーウッドの森に平和がおとずれたか、というところから愚かな国王の迫害がはじまり、同時にロビンフッドの伝説が始まるというエンディング・・・

やはり映画は大画面でなくてはダメですよね。

そうそう、イギリス王の重臣を務めていたウイリアム・ハート いいですね。

お勧めです。

雲りのち時々晴れ   7℃