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さて。
昨日の続きです。
この日 雨こそ落ちてこないものの、どんよりとした空模様。
奈良国立博物館も、館外の騒音とは比べ物にならないような厳かで、静かな佇まいが、なんとも言えず心を落ち着かせてくれる。
ご存じのように 館内はすべて写真はアウト。そんなわけで、私のこの目にしっかりと焼きつけてまいりました。
今回の出し物といったらおしかりを受けるかも知れませんが、展示物は今年、天皇陛下御即位二十年を記念して、正倉院宝物を代表する名品が数多く出品されているとか。
そして現代にも使われているという皇室の儀式に使われた用具や、東大寺大仏に聖武天皇の遺愛の品々を納めた光明皇后直筆の書など、実に見ごたえがあった。字がとてもうまいのよね。素晴らしい。きちんと揃っていて、くせもなく感心してしまった。
紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)が今回のポスターに使われていたのだけど、豪華絢爛な琵琶は一体全体どんな音色がするのだろう。聞いてみたいなぁ。
とても興味があったが、その音色が館内に流れていた。優しい、ぽろーん、ぽろーんと やわらかーい音色だったので、ほっとした。というか、想像通りの音色だったのでうれしかった。
この琵琶の模様は、ツゲ・象牙・鹿の角など多様な素材をはめた木画(もくが)技法だと説明書に書いてあったけど、ホント目を見張るばかりの驚くべき技術だ。
御書箱にしても、アケビの蔓の表皮を取り去った芯材を竪材とし、カヤツリグサ科の植物の蔓で平編みに編み上げたもので、どれくらいの月日を要したのだろう。そう思う。
何かの本で読んだのだけど、現代の工芸家でも、再現が難しいほどの高水準なのだとか。
前回ここに足を運んだ時も思ったことなのだけど、何もかもが比較にならないくらい便利になった1300年後のいま、もしかして、日本人の水準は著しく退化してしまってるかも?と思ったりした。
細かい精巧な技に感心するとともに、そんな1300年の悠久のかなたの精魂こめて作られた 作品の数々の素晴らしさを改めて感じるのだ。
冷房も効かないくらいのひといきで、二重、三重に人が重なった展示物の陳列品を、つま先立ちで眺めた正倉院展、でも本当に来てよかった。
さぁ いよいよ阿修羅様!興福寺、東金堂と五重塔です。
たまたま偶然、私より先にこの地を訪れていたてっつあん(←リンクしました。)の写真のほうが、私の写真より 数段きれいで鮮明で、臨場感あふれていますので、このほうを見てください。
あぁ カメラの値段の差を感じる。え?カメラではないセンス、はいはいわかってます。でも悔しいけど、あのお方はほかの持ち物は知らないけど、カメラだけは、カメラだけはすごくいいの持ってますからね。私のコンデジとは訳が違う。
すごい人でしょう、仮金堂の表と裏。北円堂と南円堂。
何やかや言ってもやはり、極めつけは阿修羅様。
眉をひそめてどこか愁いに満ちたそのお顔はやはり美形でおわします。
しばらく人込みをかき分けてジーッと両足を踏ん張って眺めていたら、夏目雅子に似ているようにみえたけど。うん、確かに似ている。
でも阿修羅像はご存じの通り 3つの顔と6本の手を持つ。直立する八頭身だけど、美少年らしい。
すっかり薄暗くなった奈良。さ、帰ろう。大阪へ・・
興福寺のお土産物屋の並んだ参道と、猿沢の池。そして近鉄奈良駅です。
おまけ。東大寺南大門あたりと、仁王像。
↓この日一日の歩数です。都会は結構歩くんですね。田舎では移動はほとんど車。
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雲り時々晴れ 20℃
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さて。
昨日の続きです。
この日 雨こそ落ちてこないものの、どんよりとした空模様。
奈良国立博物館も、館外の騒音とは比べ物にならないような厳かで、静かな佇まいが、なんとも言えず心を落ち着かせてくれる。
ご存じのように 館内はすべて写真はアウト。そんなわけで、私のこの目にしっかりと焼きつけてまいりました。
今回の出し物といったらおしかりを受けるかも知れませんが、展示物は今年、天皇陛下御即位二十年を記念して、正倉院宝物を代表する名品が数多く出品されているとか。
そして現代にも使われているという皇室の儀式に使われた用具や、東大寺大仏に聖武天皇の遺愛の品々を納めた光明皇后直筆の書など、実に見ごたえがあった。字がとてもうまいのよね。素晴らしい。きちんと揃っていて、くせもなく感心してしまった。
紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)が今回のポスターに使われていたのだけど、豪華絢爛な琵琶は一体全体どんな音色がするのだろう。聞いてみたいなぁ。
とても興味があったが、その音色が館内に流れていた。優しい、ぽろーん、ぽろーんと やわらかーい音色だったので、ほっとした。というか、想像通りの音色だったのでうれしかった。
この琵琶の模様は、ツゲ・象牙・鹿の角など多様な素材をはめた木画(もくが)技法だと説明書に書いてあったけど、ホント目を見張るばかりの驚くべき技術だ。
御書箱にしても、アケビの蔓の表皮を取り去った芯材を竪材とし、カヤツリグサ科の植物の蔓で平編みに編み上げたもので、どれくらいの月日を要したのだろう。そう思う。
何かの本で読んだのだけど、現代の工芸家でも、再現が難しいほどの高水準なのだとか。
前回ここに足を運んだ時も思ったことなのだけど、何もかもが比較にならないくらい便利になった1300年後のいま、もしかして、日本人の水準は著しく退化してしまってるかも?と思ったりした。
細かい精巧な技に感心するとともに、そんな1300年の悠久のかなたの精魂こめて作られた 作品の数々の素晴らしさを改めて感じるのだ。
冷房も効かないくらいのひといきで、二重、三重に人が重なった展示物の陳列品を、つま先立ちで眺めた正倉院展、でも本当に来てよかった。
さぁ いよいよ阿修羅様!興福寺、東金堂と五重塔です。
たまたま偶然、私より先にこの地を訪れていたてっつあん(←リンクしました。)の写真のほうが、私の写真より 数段きれいで鮮明で、臨場感あふれていますので、このほうを見てください。
あぁ カメラの値段の差を感じる。え?カメラではないセンス、はいはいわかってます。でも悔しいけど、あのお方はほかの持ち物は知らないけど、カメラだけは、カメラだけはすごくいいの持ってますからね。私のコンデジとは訳が違う。
すごい人でしょう、仮金堂の表と裏。北円堂と南円堂。
何やかや言ってもやはり、極めつけは阿修羅様。
眉をひそめてどこか愁いに満ちたそのお顔はやはり美形でおわします。
しばらく人込みをかき分けてジーッと両足を踏ん張って眺めていたら、夏目雅子に似ているようにみえたけど。うん、確かに似ている。
でも阿修羅像はご存じの通り 3つの顔と6本の手を持つ。直立する八頭身だけど、美少年らしい。
すっかり薄暗くなった奈良。さ、帰ろう。大阪へ・・
興福寺のお土産物屋の並んだ参道と、猿沢の池。そして近鉄奈良駅です。
おまけ。東大寺南大門あたりと、仁王像。
↓この日一日の歩数です。都会は結構歩くんですね。田舎では移動はほとんど車。
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雲り時々晴れ 20℃
猿沢の池には、重なった亀はいましたか?鯉のえさの麩はおいてなかったですか?
あの池、周りに柵は無いけど、不思議と誰も落っこったりしないんです。よく覗き込みました。
高校生の時、近鉄奈良からJR(当時は国鉄)奈良まで歩いていたのです。通りの奈良漬の香りをかぎながら、歩いてたんですよ。。。
日曜日にデートする時は、近鉄奈良の噴水の前でよく待ち合わせしました(*^_^*)
麩もあったあったと思う。でも水が濁っていたよ。
ちゃとびさん奈良も詳しいんだね。
今回 どうしても正倉院展に行きたくてその希望がかない本当にうれしかったです。
そして 奈良は大好きな街です。
将来もし住むのならここもいいかな そんな気持ちになりました。
いいところですね、大都会には近くて、お寺がたくさんで心が落ち着いて。
(一年だけ近畿に居たので)
でも、奈良の良さは 大人になってからじゃなきゃ分かりませんね。
東京・福岡と渡り歩いた阿修羅も 既に奈良にお戻りでしたか。
一度ゆっくり訪ねてみたいものです。
写真たっぷりで 楽しませて頂きました。
作業、お疲れ様でした。
特に近鉄西ノ京駅辺りの唐招提寺、薬師寺は田舎っぽくて長閑でとても落ち着けた。
奈良もいいね!また行ってみたいよ。
え?そうだったんですか?
私も、奈良は行ったことがある町では大好きな場所に入ります。
娘が関西にいるときは必ず寄り道して帰りました。通るだけで 気持ちが落ち着くそんな町です。
>写真たっぷりで 楽しませて頂きました。
作業、お疲れ様でした。
ありがとうございます。暇だから 出来るんです。
でも選別が大変、気に入ったのとか、鮮明なのとかが少ないので。
いつまでたってもセンスが磨かれない。トホホです。
あれは折りたたみ自転車があればいいよね。
勝手にリンクごめん。