ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

無償の愛の話。

2006年03月02日 | 私ごと

冬に逆戻りしたみたいに、雪がちらちらと降る寒い一日だった。
こうなると本当に春が待ち遠しい・・
私は、進化してないんだね、昨年の3月1日の日記に全く同じ事書いていて、笑ってしまった。

そして、昨年と同じようにトンボが今日から、またNTTの電話帳の取替えのアルバイトをパソコンを車に積み込んで、「このバイトは日当がいい」と言いながらしている。
暇な男だからね、ま、足にコムラ返しが起こらないように頑張ってちょ・・

途中休憩のトンボ、お昼ごろやって来る。
トイレ使ったり、お弁当やら持込で「お弁当にはお茶でしょう。」と言わんばかりに目配せする。
「持ち込みは、お金頂くよ、おまけにお茶だ、お醤油だ、なんて、甘えるんじゃないよ。」
「そのちゃんのことだね、泥棒からでも上前をはねる女というのは・・いいじゃないの、いずれ俺が一人身になったら一緒に暮らすと約束した仲なんだけぇ、細かい事いうんじゃないよ、無償の愛だよ、無償の愛・・愛情に代償を求めていかん。」
「誰がそんな約束した?それにお宅の竹下景子さん、元気がいいよ、私のほうが先にくたばるわ!」

無償の愛???

見返りを求めない愛情?そんなのあるの?
自己批判したくないが、今まで私の愛情は全て有償の愛ではなかったか?

我が家の勝手なやつらを無償の愛で育てたか?
今までの投資額を突きつけたりしたよね。利子つけて返せと言いました。
人間の皮を被った心醜い女は・・・・これはもう私の根源的な問いかけであり、わぁー心痛い、どんどん果てしなく混乱だぁ!有償か無償か!

悪魔女でも孫にはなんの見返りも期待せず、ただただわき上がる愛情をシャワーのごとく降り注ぎ、「可愛い、可愛い」と言っている。責任がないからとも言えるけど、決してこの愛情を返してもらおうなどとは思わない。

しかし、丼勘定ではあるが、やつらの投資が紙くずにならないように今でも祈っている。

無償でも有償でもいい、この年になって自己批判はどうでもいい。いまさらどうにもならないし。
それでも普通の親としての責任は一応果たしたつもりだけど・・。

しかし今度生まれ変わったら真の無償の愛・・そんな上質の愛情の持ち主になりたいものだとは思うが・・生まれ変わったらですよ。

トンボのくだらない言葉に少し考えさせられた私です。


曇り時々雪 寒い5℃