やはり、隣の親父さんの写真です。
あまりの美しさに、連日掲載中。ゆっくり楽しんでください。写真はクリックで大きくなります。
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それは、至福タイム寸前の昨夜の出来事だった。
我が家と木馬は2キロくらいでの距離で、愛車のマーチで5分くらいのところにある。
仕事を終えて、帰宅するとまず、お風呂に一直線。
一日中 狭い靴の中で自前のクリームにより、ふやけている足のお手入れの為だ。
亀の子タワシで、おみ足の裏から、指の間まで1本、1本入念に洗う。
そうすることにより、ぬめりが取れる。こうでもしないと、濡れたタイルでスッテンコロリン!以前 尾骶骨を嫌と言うほど打った事があるのだ。
それから、おもむろに湯船に浸かり、一日の反省やら、今後の世の中の情勢やら、明日の木馬のことやら、ぼろ屋が風に吹かれてばたばたの音に、何時までこの屋根が持つだろうか? 諸々目をつぶって考えを張り巡らせる為の、大切な時間を過ごす。要はボケーっとする時間。
温まって、スッキリしたら、ビール。さぁー 今日も至福タイムだ。缶ビールの口金に手を乗せた瞬間、携帯が・・・しもだぁ。
「なに?」
「木馬に携帯を忘れた。」
「それで?」
「ごめん お願い・・」
「この春の嵐の雨風が吹きしぶる中、また木馬に行くん?」
「2枚、2枚出すからお願い。」
「あんた、グットタイミングだね、後1分遅かったら飲んでたよ。」
殿方を惑わす色香も、黄昏族を惑わすおしゃれも、全部かなぐり捨てた今 私は、上下ばらばらのパジャマにちゃんちゃんこを着て、濡れ髪でスッピンで降りしきる雨の中を木馬へ向かった。
さてさて、しもは、個人情報の暴露をしてはいけないけど、生い立ちが波乱万丈で、どこでどういう理由で島根にたどり着いたか知らないが、生まれは長崎の佐世保らしい。
♪人に言われりゃ お前の事を~年の離れた弟と~♪
母親のように私を慕い、姉のようにイリコさんを思っているようなので、可愛がっているのだ。
そんなしもに 私が永久保存してある映画のビデオをたくさん見せてあげて、すっかり、映画ファンに洗脳してしまっていた。
私が、「500本くらい見せたよね、」と言ったら、「125本だ。」と言ってたが・・ホントかいな?
ある日 恫喝クマことそのは、レンタル料を折半にする約束を恫喝により勝ち得た。
本年度最高の喜びだった。ヤッホ!
話は戻るが、電話の時の暗黙の了解の「2枚、2枚出すから」とは、福沢諭吉二枚じゃなくて、DVDを2枚分 しもが払うと言うことなのだ。
こういう取りに足りない些細なことで、事態の収拾を難なくやってのけるというか、DVDごときで、手のひら返しをやってのける私である。
早速 「黒猫 白猫」と「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 」をポストレンタルして貰った。以前から、私のレンタルリストに入っていた作品だ。
今から、ワクワクしている私です。ただで見れる・・・サンキュ、しもちゃん!
雨 雪 霰 午後晴れ 8℃