ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

頂きもの。37、38番目。

2006年03月04日 | 頂き物

 

ネギは、電工のMさんから頂いた。
早速 ヌタにしていただいた。シャキシャキかんと、ネギ独特の甘さ、口の中に入れた時、ネギの白い所から出る甘いスープが絶妙!大好きでーす。幸せを感じる。

ラーフル夫人の横浜の娘さんのTちゃんが、旦那さんのアメリカ転勤で、引き上げて帰って来られた。

マンションも売っぱらって、家族揃ってアメリカ暮らし とか・・。羨ましいなぁ。
で横浜も最後という事で川崎大師に行ってきたらしい。
私の好きな、ピリカラ煎餅をくださる。
のどせき止め飴もくださる。

以前、調子に乗ってパリパリ パリパリ食べて、あくる日声が出なくなったので、加減して頂いた。

口に入れたときはそうでもないが、暫くするとジワーっと鼻の頭の辺りから汗が出てくる。
体が燃えてくる、でも美味しい。ハァ ハァ ハァ・・

さて、今日某スーパーはポイント5倍の売り出し日だった。
頂きのもの多い当店は、野菜も今の時点は揃っている。それでもキューリを買い、玉葱を買い、ピーマンも全て一袋100円均一になっていたので買う。

あぁ~1000円に満たない、普段1000円で1ポイントのところが5ポイントの今日、買うものを探していたら、イチゴが、それも大きな粒のイチゴが、定価の2割引になっていたので買った。
「店長!何でこのイチゴ2割引きなん?」
「果物は、鮮度だから、残ったら困る。」
某スーパーは確かに安い。何でも割引に文句はないよ。

イチゴといえば、明治加糖練乳缶入りだ。

この美味しさに出会ったときの天にも登る感動!忘れられない。

フタの向かい側を2ヶ所、先が三角で少し先端がくの字にに曲がている缶穴あけ器で、穴を開けてイチゴにかけた後、冷蔵庫にしまってある缶を、冷蔵庫を開けるたびに、口を付けて吸う。あのトロリとして、糸を引く美味しさ、物足りなくて2度同じ行為を繰り返す。しかし美味しい。

暫くして、また冷蔵庫を開けて吸う、一度に全部すったらダメ、少しずつ、少しずつ吸って、まるで吸血鬼のように、舌なめずりをするのだ。しかし美味しい。

何度も同じ事をしていると、しまいには練乳が減ってくるので必死で首を後にそらせて吸う、すると両口端に赤く缶の跡がつく。しかし美味しい。

吸っても出てこなくなったら、今度は缶きりで開けて、スプーンでさらえる。

おしまいにはお湯を入れて、きれいに始末する。

最近はチュウーブ入りになっているけど、あれは情緒がない。あんな形の物を吸ったら、まるで歯磨き粉を吸っているみたいだ。

缶入りがいい。缶入りに勝る練乳はない。

しかし美味しい。


 晴れ 朝1℃ 午後から10℃


いつか読書する日をDVDで見た。

2006年03月04日 | 映画の事

監督 緒方明
脚本 青木研次
音楽 池辺晋一郎
出演 田中裕子 、岸部一徳 、仁科亜季子 、渡辺美佐子 、上田耕一

過ぎ去りし日、中学校の教室で、大場美奈子の作文が読み上げられる。

「……お兄さんやお姉さんたちはこの町を出て行くけれど、
私は出ていかない。一生この町で生きていく……」

時は流れ、モザイクタイルのように山肌に家々が張りつく、まだ夜の明けきらない町。坂道を古びた自転車で走る女性。
50歳になった大場美奈子だ。牛乳販売店に着くと、店主と一緒に軽トラックに牛乳を積み込み、出発。
ある地点で美奈子は降り、ズック袋に牛乳を入れ、坂道を登る。玄関先の牛乳箱を開け、空き瓶を取り出し、新しい牛乳瓶を入れる。

独身の美奈子は、牛乳配達を終えるとスーパーに出勤してレジを打つ。
夜は本がたくさん詰まった家でひとり過ごす。そんな美奈子を見守っているのは、亡き母親の友人だった皆川敏子だ。
敏子は痴呆症にかかった夫の真男を介護しながら小説を書いている。毎朝、美奈子は敏子の家にも牛乳を配達する。

美奈子は、中学の同級生だった高梨槐多の家にも牛乳を届ける。
市役所の福祉課に勤務する槐多は、末期癌の妻、容子を自宅で看病している。
かつて高校時代、美奈子と槐多は付き合っていたのだが、
美奈子の母親と槐多の父親が自転車に2人乗りして交通事故に遭い亡くなったことから、疎遠になってしまった。
だが美奈子はずっと槐多への思いを胸に抱きつづけてきたのだ。

その思いを美奈子はラジオのDJに匿名で書き綴る。
「私には大切な人がいます。でも私の気持ちは絶対に知られてはならないのです……」



長崎は、坂の町、その石段を毎朝 牛乳配達する主人公の田中裕子は、顔の表情が全てを物語っているところが素晴らしい。
そして石段を瓶牛乳を袋に入れて駆け足で配達する、息づかいが、朝の爽やかさと、生きている実感を感じさせる。

また小説家の女性が、痴呆の旦那さんのお世話を実に感動的にしているが、この女性も、ここにいたるまでに激しい生き方をしているのだ。

主人公のながーい恋も終わり、やっとつかんだ幸せも、たった一日で終わりを迎える悲しさ!田中裕子の静かな芯の強い生き方に、感動する。

ただ長崎でありながら、言葉が標準語だったのは?
架空の町だったからかな?

岸部一徳がミスキャスト、役所広司か、寺尾彬ならいいのにと思ってしまった。

私的にはう~ん☆☆☆☆です。