ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

発想の転換?

2006年03月22日 | 四方山話
昔 江津のイメルダと呼ばれたことがあった。
足のラインがきれいだとか、靴を履いた姿がセンスあるからと言うのではない。靴を買う回数が半端じゃないからだ。(3000足も持ってないけど・・)

子供の頃、下駄の鼻緒の染めの色が足の指について、いつも指の間が赤くなっていた。そして、足の裏に汗をかくから、下駄の歯が減って鼻緒が伸びてきたら、下駄の両脇に足が滑ってよく捻挫したりした。

足だけではない、手の平もいつも汗ばんでいて、ガリ版刷りのテスト用紙が、汗で破れたり、手下げかばんの取っ手も汗で直ぐぼろぼろになった。
大好きなお裁縫も針が、すべって針もすぐ錆びた。
学生時代、フォークダンスが、もの凄く嫌いだった。
そして同じデオキシリボ核酸を持つ、クローン母娘だから致し方ないにしても、ルーツである遺伝子を恨んだ。

さて、話が脱線したが、私は靴が破れたり、踵が外れたりして買い換えるのではなく、手足多汗症により臭くなって捨てるから買うのだ。

スニーカーも10日くらいで洗う。その内洗っても洗っても臭いが取れなくなる。
それで、破れてもいないのに泣く泣く捨てる。「ほんとに、靴の寿命が短いよね、もったいない。まだ充分履けるのにゴミ箱入りとは・・悲しくなるよ。」

そんな私にトンボが言った。

「俺は、いい商売を思いついた。」
「どんな?」
「インターネットで臭いの付いた靴を売ろう。」
「誰の?」
「勿論 そのちゃんのよ。」
「誰が買うん?」
「ほしい人が世の中にはいるんよ。そんなおばさんの靴では駄目よ、ミュールや、若い娘が履く靴に臭いをつけてね、顔や、スタイルはネット上ではいくらでも修正できるし・・何日くらい履いたら臭いがつく?」
「何?それ?」
「ブルセラショップ、フェチショップ、世の中には、おかしな変な物がほしい人間もいるんよ。協力して、お金儲けしよう。そんな立派な特異体質を利用しない手はないよ。」(わたしゃ、化け物か?)

何を言い出すかわからないトンボに大笑いの暇な木馬の昼下りでしたが、ちょっと心が揺らいだ私です。
欠陥だらけの私ですが、(方向オンチや、運動神経オンチ、数学オンチ、など・・・)そうなの?そういうことがあるの?あぁ~40年若かったらな、発想の転換もあるのだ。逆もまた真なり…

そうかぁ~世の中には臭いフェチな男もいるのか、変なの・・

雨 13℃

バラのお酒を開けた。

2006年03月21日 | スポーツの事

   

三隅公園の梅です。しだれ梅は、桜みたい。(写真をクリックして下さい。)勿論、私の写真ではありません。

*****

お酒はいける口ですかと問われて、「たしなむ程度です・・」と控えめに答えたりするのが、いい女の奥ゆかしさだとは知りつつも、そんな嘘はつけない。
「なんでもいけますが、最近年を取りましたので、酒量がぐーんと減りました。」と躊躇なく答える。アル中女かと思われがちだが、そんなことはないと思うよ。

どうにかなるほど飲んだ事ないし、ビールは今のところお茶代わりだ。毎日原則として飲む、別に理由があるわけだはないが、元気のバロメーターだから・・(別名私は命の水と呼んでいる。)
梅の花も綺麗で 写真のような梅花の下で、酒宴も又おつなものかもしれないが、少しこの時期寒いからね。

もうじきまた桜が咲くので、桜を愛でながら、花の下でゆっくりと杯を交わすのがいいね。

酒好きな私であるが、店で飲むことはほとんどない。しかし今日はイリコさんとカウンターの中で乾杯した。

それは、この前地場産業祭があったとき出品していた、都錦酒造が造ったバラ酒を頂いたので、WBCで日本が優勝したら開ける事にしていた。

 日本全国でどれほどの人が応援しただろう、世界一王座決定戦。木馬でもお客さんと応援した。
神様にもらった決勝進出だったから、リラックスして見られた。負けて元々と言う気持ちがあったから。

初回から、オシ気味に試合を進める日本チーム。押し出しや、タイムリーで4点先取。やはり神がかり的だ~。
先発松坂はホームランを打たれたものの、気合の入った投球で、キューバ打線に追加点を与えない。いいぞ、松坂!

買い物に行かなければならない、6-1の時、ちょっと私が中断して、後ろ髪を引かれるが出かける。

急いで帰ってみると、ジンちゃんが来ていて、トンボや、とらたぬや、しもに集中攻撃を受けている。
なんでも、ジンちゃんと一緒に野球を見ていたら、加点されてキューバ優勢な雰囲気になっているとか・・
エラーもあり6-5になっている。こうなればやはり、世界のアマチュアチャンピオン、のキューバの事、逆転可能だよね。大塚が出てきて何とか4球で抑えたけど、一点差ではどうなる事やら。皆 いらいらドキドキ、落ち着いて・・

ジンちゃんに仕事の電話が掛かってきた。「残念だけど、仕事だから帰ります。」
「遠慮せずに、どうぞ!どうぞ!」と言われていた。
しかし、本当にジンちゃんが帰ったらガラっと雰囲気が変わった。どうも今日のジンちゃんは疫病神か?

1点リードで迎えた9回表 イチローのタイムリーで1点追加、松中の気合の入ったヒットで一死満塁、代打福留、韓国戦の再現期待! やったぁ!レフト前タイムリーヒットで2点追加。

さらに満塁で、小笠原の犠牲フライでさらに一点追加。
日本はこの回、猛打爆発で4点を追加。5点リードで、9回裏のキューバの攻撃に入る。

8回から登板の大塚、一点を失うものの、後続を抑えて、10-6日本一に・・

みんなの夢、そしてイチローの「日本の野球を世界に知らしめたい」の夢が、叶ったのだ。
MBPは松坂だったが、これはイチローだよね。一番熱くなっていたもの・・

 

     

 

 開けた、バラのお酒を・・グラスに注いだ。綺麗な薄ピンクの液体。

ほのかにバラの香り、「乾杯!」のどにピンクの液体が、ほのかに熱くなる。
よかった、よかった、全日本も、お酒も飲めて、本当によかったね。ステキな春分の一日でした。

ところで余談ですが、ソフトバンクの川崎選手はエラーも多いけどファインプレーもあり、しかしイケメンだね、あれなら許せる。

晴れ13℃

 


拾い物の映画。

2006年03月21日 | 映画の事

映画 「濹東綺譚」をビデオで見た。

製作:多賀祥介 監督・脚本:新藤兼人 原作:永井荷風 撮影:三宅義行 音楽:林光 出演:津川雅彦/墨田ユキ/宮崎淑子/八神康子/佐藤慶/井川比佐志/浜村純/角川博/杉村春子/乙羽信子
 
「断腸亭日乗」が、以前日経新聞で紹介してあったのを読み、永井荷風は大金持ちの癖にケチで、結婚してなかったので、お金を残して死んだと書いてあった。
偶然図書館でこのビデオを見つけて、@押上さんのブログに紹介もしてあったし借りて見た。う~ん 見てよかった。面白いのだ、いい作品だ。これは新藤兼人の傑作だと思う。
 
物語は・・
小説家の永井荷風は、女は全て慰み者だと考えているような男だった。彼は家庭に縛られることを嫌い、夜になると銀座のカフェなどに繰り出して様々な女と遊ぶ日々を送っていた。女に金をせびられたりすることもあったが、彼の女狂いは止まらなかった。
58歳になった頃、荷風は玉ノ井でお雪という娼婦と出会った。彼女は安藤まさという女が所有する娼家で客を取っていた。荷風は彼女の元に通い始める。お雪は荷風が小説家だとは知らず、尻を観察したりするのでエロ写真家か何かだと思い込む。
荷風は母親を亡くしたのと同時期に、お雪の元へ通うことをしばらく避けるようになった。1週間もたった頃、再び娼家訪れた荷風は、お雪から妻にしてほしいと頼まれる。お雪との結婚を承諾した荷風だったが、2度と彼女に会いに行くことは無かった…。
この映画も永井荷風の日記形式で物語が進行するのだが・・・・
 
作家の目で生きていたその時代を克明に記録してある日記、この手の日記は、山田風太郎の「戦中派焼け跡日記」、「戦中派不戦日記」を読んだ私は、私が生きてきた少し前の、日本の当時の国民の生活がよくわかりとても面白く、興味があるのだ。(日本教科書審議会、そんな団体あるかどうか知らないが、社会科の教科書よりよほどいいと思う。参考にしたら・・)
話はそれたが、「断腸亭日乗」をとても読みたくなった。図書館で探してみよう。
 
今まで邦画を独断と偏見で見てこなかった私ですが、いい映画もあるのですね。
感動です。
しもの言う事なんか当てにならない。(しもは★1ヶ半と言った。)まだまだ映画の良し悪しをともに語るには、役不足、20年早い、鍛え直さねば・・
鍛えがいのあるやつがまた一人増えた。楽しみだ。
 
そうそうこの映画の中で面白い私とのつながりを見つけた。
浅草なのかな?木馬館の看板と、(これはストリップ劇場だった。)玉ノ井の置屋のお母さんの苗字が安藤だったし(乙羽信子の顔が草加煎餅のように丸い事も含めて)。
 

春の別れ・・

2006年03月20日 | 木馬の事

   

昨日の和木の真島です。隣の親父さん撮影。(写真をクリックして下さい。)

お彼岸で、風は冷たいけど、お天気がいいので、お墓参りに行く。
一人で来るといつも悲しくなる。今までずーっと補助で生きてきたから、その天罰だ。
生きる楽しみ(ライフワーク)を早く見つけて、補助車を外さねば・・・(弱い自分に少々嫌気)

 *****

買い物の達人が、言った。

「お砂糖が高くなるらしいよ、仕入れで10円上がると聞いたから、今日は、売出しで安いですから買って来てくださいね。」

何時ものように紙に書いてもらって午後より大手スーパーへ出かける。

確かに、一袋100円でお一人様3袋限りと大きく書いてあった。

グラニュー糖は、卸でもこんなに安く買えない。しかし私がいくらずうずうしくても売り出しのグラニュー糖だけでレジに並ぶのは嫌だ。大阪のおばちゃんじゃないんだから(某スーパーは別だけど・・)
他の物とあわせて、3キロ買い、車に荷物を置きに行き、また3キロ、また3キロ、

しかし、経費節減やら、なるべく安く仕入れる企業努力?とは誠にくたびれるものだ、とブツブツ言いながらレジに並んでいたら、テナントでここのスーパーに入店している喫茶店の女主人もグラニュー糖をかごに入れて、隣のレジで並んでるのを見つける。ほう! 何処も同じ春の昼下り・・と思ったら 重くて手がちぎれそうだったが勇気が沸いてきた。ふふふ・・大変ね!

ふぅ あーくたびれた。合計で9キロ仕入れる。最近はノンシュガーのお客さんも多いが、それでもたっぷり入れて、カップの底に澱ましているお客さんもいるから、それを思うと安いに越した事はないよね。よく頑張りました。

2時ごろ、朝日新聞のイッセイ緒方似のM記者が、最後のお別れに来てくれた。
この前のM記者の最後のコラムを寂しく読んだので、感想とお世話になったお礼を言う。
因みに内容は、どこの地でもそれぞれの思い出があるが、最後のこの地で、突然妻の病気の連絡に、離れていて何もしてあげることが出来なかったので、これからは長らく勝手をしていた罪滅ぼしで、支えていきます。というような事が書いてあった。

髭ボウボウ、何時散髪したのかというような風貌がトレードマークだったのに、突然さっぱりされて、驚いたけど、いい男じゃない?と思った。
「反対に支えられたりして・・」と私の送る言葉に、大笑いをされて、「さもありなん」
「昨日の総合病院の殺人事件の話は後任の仕事ですから、気が楽です。」

いつまでもお元気で、木馬を忘れないで下さいね。

その殺人事件の事だけど、買い物に行ってもスタンドに灯油を買いに行っても、その事件の話でもちきり。全国ニュースだから、各テレビ局がたくさん来ていた。
街中そのなはしで持ちきりといっても過言ではないくらいどこも彼処もなのだ。

田舎の全国版ニュース、もっといいニュースで話題になりたい物だ。

晴れ 12℃


不死鳥のように蘇った・・

2006年03月19日 | スポーツの事

   

営業日でした。今月は休みません。(別に気合が入っているわけではないのですが、他にすることもないし、悲しいかなそういうことです。)

イリコさんはお休みだったので、朝 少しモーニング時、じたばたしたが、何時もにもまして老体に鞭打って張り切っている。それはWBCの日本ー韓国戦のテレビ中継があるからだ。ルンルン!

お休みだと、結構色々とする事があり、こんな大事なテレビ中継も見れないから、本当に今日は仕事でラッキーといったところ・・お陰でじっくりでもないか、時々お客さんがやって来る、お店開けているんだから当たり前なんだけど、少しずらして来てくれないかなどと、誠に不謹慎な考えが頭にちらほら…

そう言ったら、トンボに言われた。「そのちゃん あんた仕事をしているなんて思ってないだろう? 友達がたくさん来てくれて、色々話題を提供してくれたり、手土産まで持って来てくれて、井戸端会議しているくらいにしか思ってないだろう?」

「そんな事 断じてありません。お客様にゆっくりとくつろいで頂き、ストレスなど発散して頂き、あ~ぁ この店に来て良かった、その上こんな美味しいコーヒーを飲ませて頂いてと、思っていただけるように日々努力しています。」

そう言いながら、なぜだか舌が縺れた。それもそのはず、舌の根も乾かない内に お客さんがいようがいまいが、本を読んでいようが、新聞を読んでいようが、おかまいなしに、試合の進行状態により、「キャー・・」「いけ!打て!松中!」「あ~ぁ、一球目から振るな!」「セーフ、セーフ」 「入ったぁ!」 大騒ぎ、はしたない。
でもいいよね、今日は・・全日本野球チームを応援しない日本人なんていないだろうから・・皆さん、ゆるしてたむれ!

それでも、6回まで韓国の鉄壁のディフェンスに、ヒットせいの当たりをことごとく取られて、お互い0行進が続く。

均衡が崩れたのは、7回表、まさに一気呵成の攻撃。
 先頭の松中がライトへの二塁打で出塁する。多村が送りバント失敗し、続く打席に立ったのは不調のためスタメンを外れていた代打・福留。これがなんと、なんと、ライトスタンドへ飛び込む先制2ラン!入った~!(勿論、大声で)
続く小笠原のデッドボール、宮本、里崎、イチローの連打で、一挙この回5点を挙げる。
しかしその裏の上原が、圧巻だった。3番、4番、5番、を三振!、三振!、三振!、素晴らしい!ビバ上原!
8回にも多村の駄目押しとも取れるホームランで6点目。
さぁ こうなれば 薮田、パドレスの大塚でピシャリ・・

これで溜飲が下がりました。

しかし、兵役免除という人参をぶら下げられた、お隣韓国チームは、残念だったろうね。でもトーナメントというのは、ほんと、気が抜けない、一回のミスも許されない。
イチローは、猛打賞だった。shi-baさんが、おっしゃってたように私も、ジーコジャパンの中田と王ジャパンのイチローは、お互い自分を高めた、スポーツを自国のレベルアップのために命を張って頑張っているところはよく似ていると思う。

こうなれば、神がかり的な決勝進出だから、赤い軍団にも勝ってくれ!松坂!頑張れ!松坂は立ち上がりが少し不安だけど、「日本の野球を世界に示す。」ために頑張れ!

雨 曇り 薄晴れ 9℃


古い映画の話。(東京物語)を見た。

2006年03月18日 | 映画の事
今月の18日のダイヤ改正で廃止される「寝台特急出雲」のありがとうセレモニーの写真が、今日の地方紙の一面に掲載されていた。

何度も東京に行ったブルートレインだが、やはり近頃は、時間も速いし、値段も安い、飛行機で行く事が多いから、あまり利用しなくなった。

それでも、利用しなくても、廃止となるのは少し寂しいね。なんだか、昭和の時代の火がまた一つ消えたような気になる。


*****

暇な木馬の昼下り、イリコさんと東京物語をビデオでみた。

【スタッフ】
監督 : 小津安二郎
製作 : 山本武
脚本 : 野田高梧・小津安二郎
撮影 : 厚田雄春
美術 : 浜田辰雄
録音 : 東京スタジオセンター
照明 : 平田光治
編集 : 仲達美

【出演】
笠智衆、東山千栄子、原節子、杉村春子、山村聰、
三宅邦子、香川京子、東野英治郎、中村伸郎、大坂志郎


尾道に住む老夫婦、周吉ととみが東京で暮らす子供達を訪れるために上京する。子供達は久しぶりの再会で二人を歓迎するが、それぞれ家庭の都合もあり、構ってばかりはいられない。結局、戦死した次男の嫁、紀子が二人の世話をすることになる。老夫婦は子供達がすっかり変わってしまったことに気づくのであった。

「名作は こんな所で見てはいかん、じっくりと一人で家でみなくては。」とトンボが言う。
確かに 名作である。何度もみたし、これといって変わったストーリーガあるわけではないが、何度みてもいい。
身につまされるのである。このたびはこの映画の分析でもしてやろう、イリコさんにうんちくでも語ってやろう、との思いで、見始めたが、何のことはない、どっぷりと物語にはまり込んでしまった。

 杉村晴子の無表情な演技や、三宅邦子の存在感を薄くした演技、とにかくワンシーンの持ち時間が長いのだ。
無表情な1本調子の台詞回しは毎度の事だけど、段々と見ているうちに違和感がなく、その無表情にかくされている、深みがじわじわと湧き出てくるのだ。

そしてこの映画のテーマである、笠置衆と東山千栄子と原節子の3人の関係が描いてあるのだけど、それ以外の部分もすべてがきちんと計算され尽くしていたんだなぁ… そして見る者の心にも余韻が残るような素晴らしさなんだなぁ…。名作とはこういうものなのだと改めて思えた作品だった。


改めて、昭和の財産である、名作にふれた喜びをひしひしと感じた私です。
「孝行したい時には親はなし・・」そんな映画でした。

雨 13℃
                            
                                                                                        

今週の頂き物 45、46、47、48、49番目。

2006年03月18日 | 頂き物

  

 

ラーフル夫人に頂いた、両口屋是清の御菓子。

アップルパイは、サンコー社長に頂いた。

イチゴ大福や牛皮は防府のレインボーの嫁ぎ先のお土産。

バターロールはトンボがくれた。

高菜は、電工のMさんに頂く。ごま油で炒めて、ふくめ煮にした。

今週もたくさん頂いた。

トンボが言った。「2日に一度の割合で頂いてるね。」本当だ・・

有難うございます。


他力本願でも、成就出来る話。

2006年03月17日 | スポーツの事
この「白侘び助」神秘的で、何だか、生命力を感じる。透明な、上品さを感じる。神のお使いみたい・・この写真大好きです。(写真をクリックしてください。)

子供のころ、友達の家の背戸の裏山に咲いた藪椿が、春の嵐に耐えかねて、ぽとぽとと落ちていたのを、“ミツバチそのッチ”よろしく拾って吸った。
その時の密の味、今思い出そうにもどんな味だったのか、どんなにおいだったのか、忘れてしまったが、甘かったのは確か・・
椿の花はぽとっと花が首から落ちるから、仏さんの花には縁起が悪いと言うけど、あの花ビラを束ねている所を空洞にして口を付けて吸うのだ。おやつがない時だから、何でも食べてた。他にも、蓮華とか、密を含んでいそうな花はとりあえず吸ったものだけど、これが結構甘くて美味しいのよね。(ミツバチの気持ちがよくわかる。)

綺麗な花を愛でてる時だと言うのに、何と言うはしたない……。
ミツバチそのッチの、いやしんぼ話ですいません。


さてさて、昨日に引き続き、WBCのお話です。
ハイこれまでよ~。と思っていたのに、なんと!なんと!メキシコがアメリカに勝ってしまい、失点率で全日本がアメリカチームを上回って、ベスト4に進出することになったのだ。こんな事もあるのだ、人生なんでも最後まであきらめてはいけないと言う事なのだ。
私は失点率なる、数字に関することは、チンプンカンプンだけど、自称データーマンのしもが言うには、該当チーム(この場合は、1勝2敗のアメリカ、日本、メキシコ)の対戦成績を失点率で計算すると、日本が上回るらしい。(失点÷守備イニング数×100)

昨日 イチローは「自分の野球人生で、一番屈辱を味わった日です。」
と悔しくて、悔しくて、たまらないと言うように、少し泪目で語っていたが、今日は、「同じ相手に(韓国)3回続けて負けるわけにはいかないから、チーム一丸となって、頑張ります。」と棚ぼた進出を嬉しそうに力強く語っていた。

昨日など、これが最後の試合だと思い[死に物狂いで戦え!韓国をやっつけろ!、上原でも和田でも全部つぎ込め!だから負けてしまう!後は野となれ 山となれじゃ!」と大声で、叫んでいた私。
今日になり、神様がくれたベスト4に、やはり良かったね、ローテーション通りに行って!今度は満を持して上原よ!今の日本チームで一番安定している上原よ。
コロコロ変わる手のひら返しの私。

こんな発言みたいなもん、コロコロ変えられわ!アメリカ負けろと叫んでも私は文部科学大臣じゃないんだから・・自分の都合のいいように変えても誰にも迷惑はかからないしね。

しかし、ニュースで見たけど、またあの「世紀の大誤審」の主審がアメリカよりの判定をしたらしい。

でも、お天道様はちゃんと見ていてくれて、私の熱い思いを聞き届けてくれたのだ。

明後日、是非とも韓国を下して、イチローの言う「世界に通じる日本の野球」を示してほしい。
また楽しみが増えた私です。

晴れ 13度 温かい春近し・・

WBCは終わった。

2006年03月16日 | スポーツの事
昨日(3/15)の福光海岸の夕日。

春の海 ひねもすのたり のたりかな・・与謝蕪村

でも少し波があるね。日本海の日没(隣の親父さんの写真です。クリックしてください。)

ずーっと眺めていたら、この海の向こうには今日WBCの試合をして負けた韓国がある、韓国が怒っている問題の竹島も浮かんでいるのだ、と思った。

今日の韓国戦を見ていて、単純思考回路の私は、悪夢を見ているような思いになり、気持ちの建て直しに時間がかかった。
ほんと、がっくり……8回表の今江のエラーで嫌な予感がしたが・・・。え~そんなバカな・・・
その通りになり、西岡のホームランで一点返したから、???
と、期待したが、ゲームセット。あぁ~。

それにしても、イチローの愛国心がいたるところに見えた大会だったように思う。
それは、日本の野球を世界に認めてもらいたいと言うイチローの強い気持ちの表れのようにも思えた。

さて、もうこのWBCは全日本チームにとって終わったようなものだから、どうでもいい事なのだけど、私という人間はどうも往生際が悪いらしい。
昨日の毎日新聞で面白い記事を見つけた。

1896年に横浜公園で行われた日本野球史上初の日米対決は「29対4」だった。
間違っては困るが29が日本で4がアメリカなんだって!
対戦したのは、東京の第一高等学校と、横浜のアマチュア米国人チームだったらしい。
よほど悔しかったのか、米国側はその後 寄航中の米艦隊から選手を補充して再戦、再々戦を申し入れたが、一校はは大差で3連勝したらしい。
とうとう元大リーガーの補充に成功して、独立記念日に満を持して4度目の試合に臨んだ。そして結果は元大リーガーの活躍により14対12で一校を下した。
その後 何度も一校が試合を申し込んだが、一向に受け入れようとせず、勝ち逃げだったと・・

たかがスポーツ されどスポーツ しかし、国民性が出るのね。

しかし溜飲が下がらないよぉ~。
でもこんなことで、熱くなったり、がっくりきたり、暇だネェ・・

雨 一日雨。風強し 8℃

古い映画の話。(復讐するは我にありをDVDで見た。)

2006年03月15日 | 映画の事
昨日に引き続き、隣の親父さんの写真です。
やはり、綺麗・・


一部の地域を除いてと、言ってWBCの日本メキシコ戦が放映された。
当店は、その一部の地域ではあるが、ケーブルTVの契約をしているので、リアルタイムで見ることが出来る。
とりあえず、6-1で勝った。明日の韓国戦も勝って、「世紀の大誤審」の仇をとってくれ!王ジャパン!

仕事が休みの しもと、図書館に行った。
本も二冊借りたのだけど、なんと、「濹東綺譚」のビデオがあった。@押上さんのブログを読んでいた しもは即借りた。(さすが西の性横綱)
そのうち、しもにレクチャーさせます。

「復讐するは我にあり」

出演者: 緒方拳/小川真由美/倍賞美津子/フランキー堺/清川虹子/三國連太郎
監督: 今村昌平

ジンちゃんに借りて見る。
この映画は、昔映画館で見たけど、ところどころ覚えているけど、ほとんど忘れていた。

物語は九州、浜松、東京で五人を殺し、詐欺と女性関係を繰り返した主人公の生いたちから死刑執行までを辿る内容。

公開当時の映画賞を総なめにした映画であったが、小川真由美や、倍賞美津子が若いなぁという感じと、三国連太郎が役得だなぁ、そして緒方拳の悪役はもの凄く凄みがあり、本当に怖いなぁと思った。
清川虹子も好演していた。


この物語の主人公が、このような凶暴な犯行を繰り返した背景には、幼い頃の、父親が信仰しているキリシタン弾圧があったからではないだろうか?

いずれにしても、直木賞受賞作の作品の映画化であるが、もう一回見る?
結構ですと言う映画。

しもちゃんは、☆☆☆★★らしい。
私は☆☆★★★ です。ただし、役者はみな好演しているし、悪い映画ではないと思うが、好みの問題です。


晴れ 朝3℃ 午後12℃