ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

古い映画の話。「東京暮色」

2006年03月27日 | 映画の事

  

              

脚本 小津安二郎/野田高悟 撮影 厚田雄春
美術 浜田辰雄 音楽 斎藤高順
出演 原節子/有馬稲子/笠智衆/山田五十鈴
杉村春子/中村伸郎/田浦正巳/山村聰/信欣三
 
銀行監査役の杉山周吉は次女の明子と2人で静かに暮していたが、幼い頃から母親がいないせいで気持ちが安定しないのか、最近の明子は帰宅が遅くなりがちで、周吉を心配させていた。そんな折、長女の孝子が突然嫁ぎ先から子供を連れて帰って来てしまう。そして明子は、年下のつまらない男にひっかかり彼の子を妊娠していた。そのことを彼に告げると、男は明子から逃げ回り、明子は彼を探し回るうちに、偶然いなくなった母の消息を知る。母・喜久子は、父の海外在任中に2人の娘を残したまま愛人と家出し、今は都内で麻雀屋をやっていたのだ。密かに堕胎し、母の秘密をも知ってしまった明子は、計り知れぬショックを受け…。
 
小津安二郎で始めてみる作品だった。
暗い冬ばかりの映画で、少し考えさせる内容であるが、いい作品だと思う。
原節子が、芯の強いしかし、家庭がうまく行ってない長女をうまく演じている。
画面に向かって(見ている人に向かって)訴えるような、小津独特のカメラワークはさすがだと思う。
小津作品のテーマ「家族」をこういう風に描いているのも珍しいんじゃないかな。
有馬稲子が、凄く若くて、美人だね。
 
山田五十鈴もこんなノーメークっぽい顔で熱演していたが、若い。
多分賛否両論だと思うが、やはり黒澤と小津は何時見てもいい。
ジンちゃん見ますか?
 

先手必勝!

2006年03月27日 | 私ごと

今浦海岸です。はるか彼方の水平線に船が見える、やはり水の透明さは、日本海に限る。
レインボーが学生時代、友達がたくさん夏休みに海水浴に来たことがあった。
「ハワイより綺麗!海の底が見える!」と感激していたくらいだ。(写真をクリックしてください。隣の親父さんの写真です。)

*****

 千葉の愛想なしに(3月26日のブログで)宣戦布告された。受けて立とうじゃないか。

三行半を突きつけたとはいえ、息子にかわりはない。脅しに入っている。
先人はいいことを教えてくれた。

【先んずれば人を制す】とか【将を射んとせば、先に(まず)馬を射よ】

先に書いてやるぞ。

私は子供の頃から、写真が嫌いだった。
2~3歳の頃、カメラを向けられて「さぁ いいお顔して、写真写してあげる。」
そういわれたら、泣きながら逃げ回っていた。写真機の中に入ってしまうんじゃないかと、怖かった。その話を大人になって話したら、子供の頃 「白痴だったの?」と言われて、笑われたことがあるが、そんな事思ったことない?私はバカだったのだろうか?
しかし今でも写真は嫌い、ブスに写る。

その影響でもなかろうに、愛想なしは家族で写真を撮るのを嫌がった。
節目、節目で記念写真を撮ろうとすると、「こんなもん撮ると近い将来こんな楽しい時もあったのに、一人欠けたね。」と言う時が来ると言う。言われてみると、そんな気になるのだ。

小学生の時には、色々な事を話してくれたが、声変わりがして中学生になったら、親とほとんど口を利かなくなった。今思い出しても、一週間に数えるほどしか会話しなかった。(反抗期が長すぎる・・)

何時だったか、忘れ物をしたとき追いかけて持っていったら、無視されて、M君が気の毒がって、渡してくれた。

中2の冬 自転車通学の時、軍手をしていくのだけど、カラーの赤の軍手は校則違反、白の軍手じゃないといけなかった。
女の担任が注意をしたらしい、すると
「先生 これが赤に見えますか?これはピンクと言います。」
生意気な子だったのだ、成績表の性格覧はすこぶる悪かった。あと少しで問題児化されるとこだった。(親の顔がみたいわ!)

プロローグは、ここまでに・・
敵の出ようによっては、まだまだ書くつもりなり。

ところで、話は変わるが、どうもこの温かさで桜の開花宣言がされた。

やはりお花見の日にちを2日に変えた。
トンボがすかさず言う。「桜前線で定休日をころころ、ころころ、変えんさんな、全くいい加減な商売をしているねこの店は・・」

いいじゃないの、これしか楽しみがないんだけぇ・・

さてまたまたイリコさんが、少し良くなったもんだから、病院に行きそうにない。
「何で行かんの?」
「もうすっかりいい。」
「先生は もういいって?」
「そういうわけではないけど、もう治ったみたいよ。」
「わかった、じゃ 閉門蟄居 おって沙汰があるまで自宅待機。」
しぶしぶ 行きおった、病院の先生に私が褒められたらしい。まだまだ当分通院よ。

14℃ 暖か。