ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

老いを感じる時

2010年07月29日 | 四方山話
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 我が家の近くのスーパーの駐車場に咲いていたカンナ。
ここは以前は黄色いカンナが咲いていたのだけど、どうしたのかダイダイ色がずらりと咲いていて、「あれ?黄色は?」とあたりを見回してみると、咲いていたけど、この色に押されて数が少なくなっていた。
カンナも夏の花ですね。

 さてもさても・・・
何でもかんでも暑さのせいにするが、カーク・ダグラスが出てこない。
昔、大好きな俳優であったのに、頭ではわかっていても名前が出て来ないのだ。

少し前のこと。
新聞の下段に大きく「スパルタカス」のテレビドラマの宣伝が出ていた。
スパルタカスといえばそりゃ、ほら昔 誰だっけ?顎にエクボのある、ほらほら!!
うーうん、「あれ?」本当にあの俳優、

最近よくある”ど忘れ”ではかたずけられなくなってきた。
あれだけ好きな俳優だったのに、そうマイケルダグラスのお父さん、ほれほれ・・

仕方なくネットでお世話になった。カーク・ダグラスでした。
何より私がショックだったのは ハリウッド俳優の名前を忘れてしまったこと。今までハリウッドスターのすべて、相間図といおうか、だれとだれが結婚しているとか、だれの子供が誰だとか、そう言うところまでちゃんと頭の中で整理されていたのに、それなのに。
「OK牧場の決闘」とか、「炎の人ゴッホ」とかの映画に出てて 忘れられない大好きな俳優だったのに。
あろうことか、すっかり名前が消えている。頭の中から。
もうこれは頭の中も更年期なのか・・

年と共に、物忘れが激しくなるとは言うけれど、それでもやはり記憶とは、摩訶不思議なものである。
どこか頭の中ににまぎれこんでしまったであろう記憶を、引っ張りだすのは容易ではない。
その記憶を作ったのもしまったのも、まぎれもなく自分であるはずなのに、保管場所を管理しているのはあたしではなく、すべて「脳」だという不思議。
脳に委ねられ、脳の判断で行われる。
脳だって、あたしの一部であるはずなのに、手出しをすることはできないのだ。
それもそのはず、『脳の生理的機能は18歳をピークに下降し、体の他機能と同様に老化を止めるのは難しい』と偉い先生も言っている。(週刊誌に書いてあった。)

暑さのせいばかりじゃない、脳も更年期なのだ。いやはや何とも…
しっかりしろ!!私の脳・・・

少し話は脱線するが、吉永小百合がある対談で「どんなときに、もう若くないという感じを抱きましたか」との問いに「涙がまっすぐに流れないで、横に走った時です。」と答えたとか、新聞に書いてあった。
私はもう涙は枯れ井戸のようになってすぐさま出ないので、目薬で試してみました。
あれ?目薬は一筋なんてきれいにいかないで、ベチャーと落ちてきました。
老いなんてもんじゃないですね。あぁぁ・・・

雲り時々晴れ 31℃