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雨こそ落ちていないものの 梅雨特有の重たい空気に蒸し暑さ。中央公園道路わきで見つけた真っ赤なカンナ。
線路わきに咲いているとノスタルジーを感じるが、草むらに咲いているのも緑に映えて鮮やか・・目にもやさしそう。
さて。
7日の七夕にしては珍しく晴れたと思ったら、日が傾くにつれ空は雲に覆われて、すっかり暮れた窓の外を見れば、案の定、星は見えない。わずかな雲の切れめに目をこらしても、どんより雲が一面に覆ってしまっていた。やっぱりですね。
で、私はといえば・・・
朝から晩まで食べることばかり考えている。頂きものの料理ではなくて、糖尿病腎症の料理なのだ。
野菜のボイルから始まり、生野菜は薄切りにして8時間以上、流水にさらす。
そんな下準備に追われていると 一日があっという間に終わってしまう。
一週間は３日間。そんな気がする今日この頃。でももし一週間が３日間で週休２日だったら、勤め人は休んでばかり、ということになるとそれこそ毎日が日曜日だなよなぁ。
なんてこと考えている間にも時は過ぎて、すでに７月も３分の１過ぎてしまう。
鬱陶しい梅雨とはいえ後ろ向きな話ばかりでゴメンナサイ。
話を変えて 鯵をイリコさんに頂いた。
この前はフライにしたし、南蛮漬けもした、お刺身だって食べたし、塩焼きもした。今日はどう料理する？
ということで、ロール焼きにすることにした。
これは背開きにして青シソを敷き、野菜も入れてくるりと巻いて焼くのだけど、青シソあったっけ？と聞くと。イリコさんが、「任せといて！プランタンで青々と成長しています。」という。
まかせといて！
うん、なんかいい言葉、なんかゆったりとまるごとふんわり受け止めてくれそうな、無条件に安心してしまうような、そんな言葉。
言う方に魂胆やよこしまな気持ちなど何もなく、言われる方も、媚びたりお願いしたりする気持ちがあるわけでなく、心からすんなり口をつく言葉。
言葉は時には人の心を傷つけたりするけど、人の心を癒すこともできるのだ。
この年になったら考えて物を言わなくちゃですよね。
というわけで、青シソの鯵のロール焼き、たいそう美味しゅうございました。
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