ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

広島市植物園に行く・・その①

2006年10月16日 | 私ごと
 車を降りたら、金木犀の香りが、心地よかった。
 
 今日のお休みは広島市植物公園に出かけることにした。江津から広島自動車道で行けばあっという間なんだけど、それでは自然が楽しめない。せっかくのお休みで時間が一杯あるのに勿体ない。
そういうわけで、下の山道を(国道186号線)五日市まで行くことにした。

 いいお天気も手伝って、最高のドライブ日和。
車窓から見える中国山脈の山々を遠くに眺めながら、道端にはススキとセイタカアワダチソウのコラボレーションには思わず私の体内に居付くアレルゲンがむくむくと元気を出してきて思わずくしゃみが・・

 しばらく走ると急に平野が開けて山間に小さな集落がある。

 村の鎮守様の秋祭りの風景に出会う。合計で4ヶ所お祭りの幟が風にはためいていた。

 道路沿いの家々はほとんど近代的な建物で、(サンコー社長は立ち退きで新しい家ばかりだと、言っていたが。)洗濯物が干してあったり、洗車している人がいたり、いなかったり、赤いサルビアの花が生垣に咲いていたり、色とりどりのコスモスが風にさわさわとゆれていたり、目の前の田圃はまだ黄金色の稲穂がいかにも重たげに頭を垂れているのもあったり、刈穂の先から芽が出て緑色になっていたり、小さな棚田はそれぞれに個性的で、そういうごくごく平凡な風景なのだけど、その景色が目の前一杯に広がっているので、そこにはなんだか普通と違う、パーフェクトに満ち足りた平凡美があった。

 どっぷりの田舎に住んでいるのに、その集落のたたずまいが嬉しかったのは、どこか子供の頃の思い出の風景と似ていたからなのかもしれない。

国道186号線から、433号線を五日市まで向かう間にいくつもの峠があった。
その峠には、片方に太田川が、片方に山肌が、紅葉にはまだ幾分早いものの、ほんのりと色付いて、楓だの、もみじだの、そして、何のつたか判らないが、実にややこしい方法で絡み付いていた。もう一週間遅ければ綺麗に目を楽しませてくれたろうにと、とても残念だった。

途中 湯来町はこの前の大雨で道路は寸断され、川土手はけづられて見るも無残な姿に、そういえば中国新聞記者が取材にきて誤って流されてまだ見つかってないと言う記事を思い出してしまった。
いたるところが工事中で片側通行になっていて、仮説の信号機があった。

ここまで書いたらトンボが隣で「あんたのブログはまるで前立腺を患った患者のオシッコみたいにダラダラ、ダラダラと終わりそうで終わらない切れが悪い。読むのも大変だよ、大儀になる。明日にしたら・・」と、貴重な意見を賜ったので、続きは明日にします。

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