乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

第24回遊歩道づくりの準備

2023年05月10日 | 遊歩道作り

 草原がうっすら緑色になってきました。「カンバ3兄弟」の中で一番早く芽吹くシラカバは木全体がほんのり緑色ですが、いよいよダケカンバとヤエガワカンバの芽吹きが始まっていました。私が駐車場に到着したときには、すでにロッジの窓が全開になっていました。三枝さんが早く来て、開けてくださったそうです。こうやって、たまに空気を入れ替えないと、廃館になったとはいえ、ロッジの建て物が早く傷んでしまいます。

 明後日の遊歩道づくりの準備のため山梨市観光課の担当者4人・山梨県峡東林務環境事務所県有林課の担当者3人・乙女高原ファンクラブの有志6人が集まりました。

 まずはロッジ前のベンチで打ち合わせ。当日の天気が危ぶまれるので、できれば前日に実施するか判断したほうが混乱が少なくて済むだろうということで、前日午後3時に判断することになりました。それから、本日の仕事内容を確認し、分担して仕事に取り掛かりました。

 市の皆さんは物置内のロープを確認し、シカ柵をぐるっと一周点検していただきました。冬の間に凍結によって地面が持ち上げられてしまうことによって生じるドアの不具合も直していただきました。

 県の皆さんとファンクラブの男性陣で3ルートの遊歩道を分担して歩き、杭が使えるかどうかを点検しました。使えないと判断した杭には竹串を指して、目印にしました。作業後、最初に用意した竹串の数から残った竹串の数を引くと、必要な杭の本数が分かります。今年は新たに48本の杭が必要と分かりました。杭は市の予算で買っていただきます。

 ファンクラブの女性陣でロッジとトイレのそうじをしていただきました。

 早めにそうじが終わりました。集まって情報共有をし、解散しました。とはいえ、みんなお弁当を持ってきていて、午後からは、それぞれの立場での仕事をしました。

 私たち乙女高原ファンクラブのメンバーは、草原内に侵入してきた若木を伐ったり、外来種であるメマツヨイグサを抜いたりしました。草原の中は、キジムシロやミツバツチグリの黄色い花、フデリンドウの薄青紫の花がとてもきれいに咲いていました。

 


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