久しぶりの更新です。しかも、なぜかお題は10年前のキットです。どうしてこうなったのかといいますと…
普段の筆者なら「HGUCジェスタ」や「HG ガンダムAGE-1(ノーマル)」の製作記事を始めているはずですが、最近のジム系モビルスーツHGUC化ラッシュの反動で、モノアイが付いたジオン系のモビルスーツが作りたくなってしまいました(汗)。もう少し待てば「HGUCゼー・ズール」や「HGUCドラッツェ」などのモノアイMSのキットが発売されるのですが、それまで待てません。
と、そこに「OVA『ガンダムUC(ユニコーン)』の第4巻にはジオン残党軍の機体として、小説版で登場したMS以外にもマラサイやズゴックが登場する」との情報が…!!
「ガンダムUC」には中古車販売店の展示場のように、旧型のMSが次々と登場するのが魅力です。模型雑誌やOVA公式サイトで発表されているカラー設定画を見ると、渋いカラーリングのマラサイやズゴックが…!!
突然、HGUCマラサイを作りたくなってしまいました。しかし売り切れのためか、マラサイを入手することはできませんでした(劇場版「Zガンダム」公開時のエクストラフィニッシュバージョンは、上から塗装するのがもったいなくて手が出せませんでした)。 そこで筆者は思いました
「マラサイをジオン残党軍が使っているのなら、ゼク・アインがいてもいいじゃないか!?」
ゼク・アインは「ペズン計画」の時にジオンで設計されていたという設定のMSです。もしジオン残党軍がドサクサにまぎれて入手していたら、好んで使っていたはずです。
「HGUCゼクアイン」は1年に1度は個人的に作りたくなるキットなのですが、なかなか作る機会がありません。そこで、この「ガンダムUC」の旧型MS祭りに便乗して、ゼクを作ることにしました。ひょっとしたら、マラサイは「プレミアムバンダイ」の通販限定で色替えキットが発売されるかもしれませんし…(笑)。
前置きが長くなりました。さて、「HGUCゼクアイン」ですが、2001年10月ごろに発売された、まさにひと昔前のキットです。微妙に1990年代後半のキットの雰囲気も残っています。とりあえず仮組みをしてみたのですが…。

この状態まで持ってくるのに、けっこう時間が掛かりました。まずスナップフィットのはめ込みが固いです。もともとそういうキットだったのか、金型が消耗してきた結果なのか分かりませんが、パーツとパーツをはめ合わせようとしてもなかなか合わせ目が閉じません。一度はめ込むと取り外しにくくなるので、後で分解する必要のある仮組みにはキツいものがあります。はめ込みピンの先を斜めに削ったり、ピンの表面の凸部を削ったりして、分解しやすくしながらの仮組みとなりました。
あと、足首や股関節の可動範囲が広くなるよう、装甲とフレームが干渉する部分を削っています。
ちょっと気が早いような気もしますが、カラーリングについても考えました。

「ガンダムUC」版マラサイと色調を合わせたかったので、設定カラーに近いと思われる2色を用意しました。タミヤアクリル塗料の「オリーブグリーン」と「カーキ」です。カーキにはもう少しグリーンを入れた方が良いかも…。
モデルグラフィックス別冊「ガンダムセンチネル」(←懐かしい…)に収録されている、当時の設定画を元に、配色を考えます。

左側:マラサイ的な塗り分け。
右側:旧ジオン軍MS的な塗り分け。
ゼク・アインが地上戦に使える機体かどうかはさておき、こういうカラーリングも似合うと思います。右側の、旧ジオン的なカラーリングでいくことにしました。長大なゼク・マシンガンは、ちょっとでも目立たないように機体と同色で塗る予定です。
製作に戻ります。「HGUCゼクアイン」は、キット開発用にカトキ氏によって新たに描かれた設定画を参考に設計されているため、「ガンダムセンチネル」当時の設定画やフルスクラッチビルド作例とは雰囲気が異なります。個人的には新設定版の方が好みですので、キットの造形を活かす方向で、ちょっとずつ手を加えることにしました。旧設定を再現しようとすると、大改造になりますので…。

手首は「HGUCニューガンダム」から流用しました。キットのものよりひと回り小さく、造形はシャープです。手首関節のボールジョイントが前腕側のポリキャップに対して小さいので、ボール部分に瞬間接着剤をコーティングして径が合うようにします。

キットの銃握り手よりもマシンガンを構えさせやすくなったような気がしますが、たぶん気のせいでしょう。問題はマシンガンの給弾ベルトなのですが、今は考えないでおきます(笑)。

額の白いパーツの中に2つ並んだセンサーは、径の大きなものに交換すれば格好良くなるとは思いましたが、作業は意外と難しいものになりそうです。
面倒くさいので、白いワク部分よりも前に突き出したセンサーがワクとツライチになるように削るだけにしておきました。写真では分かりにくいですが、加工後は目の錯覚でセンサーの径が大きくなったように見えます。

左側:モデルグラフィックス別冊「ガンダムセンチネル」に収録されている挿絵の一部です。モノアイはザクをはじめとするジオン系MSの方式(頭部内部のレールに沿ってカメラが移動する)とは違い、モノアイ自体が固定式のリックディアス方式のようです。モノアイに十字線が描かれていますねぇ。
右側:モノアイはいつも通りウェーブ製「Hアイズ ミニ(ピンク)」を使用しますが、レール式モノアイとは違って可動させたり透明なモノアイシールドで覆ったりする必要がありません。レンズの径は2.2mmにしました。ひさしの部分がレンズと干渉するので、レンズの上の方を0.3㎜ほどカットしてあります。

くるぶしの丸い部分は平らになっていますが、いわゆる「マルイチ」になっているのが正解のようなので、「HGUCドム・トローペン(サンドブラウン)」で余るパーツを流用する予定です。

腰サイドスカートアーマーは取り付け位置がかなり内側に来ているため、脚をちょっと広げただけでスカートもつられて大きく広がってしまいます。ポリキャップを長いもの(PC-123系ポリキャップ使用のHGUCキットでひざ関節によく使われているもの)に交換し、サイドスカートの位置を外側に移動させました(写真右側)。このポリキャップを取り付けるには、腰フレーム側の軸受け穴を広げる必要があります。
肩関節の取り付け軸は、前方や上方向へのスイング機構を持たない固定式です。やや物足りないですが、関節を追加するのは面倒くさいのでやめておきました。
この肩関節軸にはちょっと問題があります。

軸の基部付近に小さい突起があります(黄色い矢印で示した部分)。この突起物は腕側の肩関節ポリキャップに深く入り込みすぎないように設けられたストッパーらしいのですが…↓

ポリキャップは材質が軟らかいので、このストッパーを乗り越えて深く入ってしまいます。ポリキャップには傷が付いてしまいました。10年前にこのキットを初めて作ったときにも同じ失敗をやったはずなのですが、すっかり忘れていました(汗)。
ポリキャップが深くはまるのを防止するためのリングを作ります。

使用するのはコトブキヤ製「丸ノズル(S)」の5㎜外径でフチの厚いものです。
中心に穴を開け、その穴を棒ヤスリなどで4㎜径にまで広げます。

肩関節軸のストッパーを削り落とし、リングをはめ込めば作業完了です。これでポリキャップが深くはまり込むのを防止できます。このリングは関節軸への取り付け位置の調節にも使えますので、ぜひお試しください♪(筆者はMGウイングガンダムver.Kaの肩関節や旧1/100ガンダムアストレイの股関節の位置を外にずらすのに使用しました)。
*いろいろ思うところがあって、当ブログとは別のブログを作ってみました。「秘密工場」とはまた違ったブログにしていく予定です。良かったら見に来てくださいね♪
普段の筆者なら「HGUCジェスタ」や「HG ガンダムAGE-1(ノーマル)」の製作記事を始めているはずですが、最近のジム系モビルスーツHGUC化ラッシュの反動で、モノアイが付いたジオン系のモビルスーツが作りたくなってしまいました(汗)。もう少し待てば「HGUCゼー・ズール」や「HGUCドラッツェ」などのモノアイMSのキットが発売されるのですが、それまで待てません。
と、そこに「OVA『ガンダムUC(ユニコーン)』の第4巻にはジオン残党軍の機体として、小説版で登場したMS以外にもマラサイやズゴックが登場する」との情報が…!!
「ガンダムUC」には中古車販売店の展示場のように、旧型のMSが次々と登場するのが魅力です。模型雑誌やOVA公式サイトで発表されているカラー設定画を見ると、渋いカラーリングのマラサイやズゴックが…!!
突然、HGUCマラサイを作りたくなってしまいました。しかし売り切れのためか、マラサイを入手することはできませんでした(劇場版「Zガンダム」公開時のエクストラフィニッシュバージョンは、上から塗装するのがもったいなくて手が出せませんでした)。 そこで筆者は思いました
「マラサイをジオン残党軍が使っているのなら、ゼク・アインがいてもいいじゃないか!?」
ゼク・アインは「ペズン計画」の時にジオンで設計されていたという設定のMSです。もしジオン残党軍がドサクサにまぎれて入手していたら、好んで使っていたはずです。
「HGUCゼクアイン」は1年に1度は個人的に作りたくなるキットなのですが、なかなか作る機会がありません。そこで、この「ガンダムUC」の旧型MS祭りに便乗して、ゼクを作ることにしました。ひょっとしたら、マラサイは「プレミアムバンダイ」の通販限定で色替えキットが発売されるかもしれませんし…(笑)。
前置きが長くなりました。さて、「HGUCゼクアイン」ですが、2001年10月ごろに発売された、まさにひと昔前のキットです。微妙に1990年代後半のキットの雰囲気も残っています。とりあえず仮組みをしてみたのですが…。

この状態まで持ってくるのに、けっこう時間が掛かりました。まずスナップフィットのはめ込みが固いです。もともとそういうキットだったのか、金型が消耗してきた結果なのか分かりませんが、パーツとパーツをはめ合わせようとしてもなかなか合わせ目が閉じません。一度はめ込むと取り外しにくくなるので、後で分解する必要のある仮組みにはキツいものがあります。はめ込みピンの先を斜めに削ったり、ピンの表面の凸部を削ったりして、分解しやすくしながらの仮組みとなりました。
あと、足首や股関節の可動範囲が広くなるよう、装甲とフレームが干渉する部分を削っています。
ちょっと気が早いような気もしますが、カラーリングについても考えました。

「ガンダムUC」版マラサイと色調を合わせたかったので、設定カラーに近いと思われる2色を用意しました。タミヤアクリル塗料の「オリーブグリーン」と「カーキ」です。カーキにはもう少しグリーンを入れた方が良いかも…。
モデルグラフィックス別冊「ガンダムセンチネル」(←懐かしい…)に収録されている、当時の設定画を元に、配色を考えます。

左側:マラサイ的な塗り分け。
右側:旧ジオン軍MS的な塗り分け。
ゼク・アインが地上戦に使える機体かどうかはさておき、こういうカラーリングも似合うと思います。右側の、旧ジオン的なカラーリングでいくことにしました。長大なゼク・マシンガンは、ちょっとでも目立たないように機体と同色で塗る予定です。
製作に戻ります。「HGUCゼクアイン」は、キット開発用にカトキ氏によって新たに描かれた設定画を参考に設計されているため、「ガンダムセンチネル」当時の設定画やフルスクラッチビルド作例とは雰囲気が異なります。個人的には新設定版の方が好みですので、キットの造形を活かす方向で、ちょっとずつ手を加えることにしました。旧設定を再現しようとすると、大改造になりますので…。

手首は「HGUCニューガンダム」から流用しました。キットのものよりひと回り小さく、造形はシャープです。手首関節のボールジョイントが前腕側のポリキャップに対して小さいので、ボール部分に瞬間接着剤をコーティングして径が合うようにします。

キットの銃握り手よりもマシンガンを構えさせやすくなったような気がしますが、たぶん気のせいでしょう。問題はマシンガンの給弾ベルトなのですが、今は考えないでおきます(笑)。

額の白いパーツの中に2つ並んだセンサーは、径の大きなものに交換すれば格好良くなるとは思いましたが、作業は意外と難しいものになりそうです。
面倒くさいので、白いワク部分よりも前に突き出したセンサーがワクとツライチになるように削るだけにしておきました。写真では分かりにくいですが、加工後は目の錯覚でセンサーの径が大きくなったように見えます。


左側:モデルグラフィックス別冊「ガンダムセンチネル」に収録されている挿絵の一部です。モノアイはザクをはじめとするジオン系MSの方式(頭部内部のレールに沿ってカメラが移動する)とは違い、モノアイ自体が固定式のリックディアス方式のようです。モノアイに十字線が描かれていますねぇ。
右側:モノアイはいつも通りウェーブ製「Hアイズ ミニ(ピンク)」を使用しますが、レール式モノアイとは違って可動させたり透明なモノアイシールドで覆ったりする必要がありません。レンズの径は2.2mmにしました。ひさしの部分がレンズと干渉するので、レンズの上の方を0.3㎜ほどカットしてあります。

くるぶしの丸い部分は平らになっていますが、いわゆる「マルイチ」になっているのが正解のようなので、「HGUCドム・トローペン(サンドブラウン)」で余るパーツを流用する予定です。

腰サイドスカートアーマーは取り付け位置がかなり内側に来ているため、脚をちょっと広げただけでスカートもつられて大きく広がってしまいます。ポリキャップを長いもの(PC-123系ポリキャップ使用のHGUCキットでひざ関節によく使われているもの)に交換し、サイドスカートの位置を外側に移動させました(写真右側)。このポリキャップを取り付けるには、腰フレーム側の軸受け穴を広げる必要があります。
肩関節の取り付け軸は、前方や上方向へのスイング機構を持たない固定式です。やや物足りないですが、関節を追加するのは面倒くさいのでやめておきました。
この肩関節軸にはちょっと問題があります。

軸の基部付近に小さい突起があります(黄色い矢印で示した部分)。この突起物は腕側の肩関節ポリキャップに深く入り込みすぎないように設けられたストッパーらしいのですが…↓

ポリキャップは材質が軟らかいので、このストッパーを乗り越えて深く入ってしまいます。ポリキャップには傷が付いてしまいました。10年前にこのキットを初めて作ったときにも同じ失敗をやったはずなのですが、すっかり忘れていました(汗)。
ポリキャップが深くはまるのを防止するためのリングを作ります。

使用するのはコトブキヤ製「丸ノズル(S)」の5㎜外径でフチの厚いものです。
中心に穴を開け、その穴を棒ヤスリなどで4㎜径にまで広げます。

肩関節軸のストッパーを削り落とし、リングをはめ込めば作業完了です。これでポリキャップが深くはまり込むのを防止できます。このリングは関節軸への取り付け位置の調節にも使えますので、ぜひお試しください♪(筆者はMGウイングガンダムver.Kaの肩関節や旧1/100ガンダムアストレイの股関節の位置を外にずらすのに使用しました)。
*いろいろ思うところがあって、当ブログとは別のブログを作ってみました。「秘密工場」とはまた違ったブログにしていく予定です。良かったら見に来てくださいね♪
ガンダムUCにマラサイでるんですね
好きな機体なので楽しみです♪
MGでも出てもらいたいものです。
私は仮組の時はピンバイス5種セットを使い
ダボを広げて緩くしております。
セブンイレブンカラーのベアアッガイ組み立て中
センチネルもよく知らずに何故か買ったキットでした
無骨さと給弾ベルト?に惹かれたのかしら?
塗りについては旧ジオン軍MS的な塗り分けのが好みですね
新ブログ開設おめでとうございます!!
実際、第2巻でも緑色のガザCとか居たから、ザクカラーに塗ってあっても平気ですよね!
…
この流れに乗って、「ゼク・ツヴァイ」袖付きver.を製作してもいいですか?
かめっチさんも"モノアイ"造りたい症候群ですか(笑)私もそぉなんですが,なかなか"コレ"ってヤツがないんですよねぇ…。MGギラ・ズールとか出ないんですかね。
あ,"道場"の方にもお邪魔しましたよ!両方は大変そうですが,更新を心待ちにしてます!!
そして!トライスターにZplusのバリエーションを!
ナイジェルスペシャル!!って叫んでもいいんじゃにかと・・・ジャスタキャノンでるまでHGUCは我慢?ゼクアインのレヴューより、願望が優先してすいません。