ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

「MG ∀ガンダム」サンプル品レポート(その2)

2007年07月28日 | サンプルレポートシリーズ
 MGターンAサンプル品レポートの続きです。前回はいきなり頭部完成状態の写真を載せてしまいましたが、頭部内部についてはエプロンさんの所の7月26日の記事をご覧いただければさいわいです(鼻とか目の下にシールを貼るのに気を取られていて、途中写真を撮るのを忘れていました:汗)。
 ちなみに、頭部のチョンマゲとかトサカはヘルメットを組み立てた後に取り付けられます。ヒゲは頭部の底から差し込むようになっています。デザイン上、顔面部分の後ハメは難しいので、全塗装する方はマスキングが必要になりそうです。


 このキットはターンAの機体の設定上、他のMGキットのような内部フレーム再現&装甲の着脱機構はありません。腕や脚のフレームは純粋な可動用の骨組みになっています。しかし、凝る所は凝りまくっています。兵装コンテナである胸部はまるで格納庫内部のような細かいディテールがビッシリ入っていますよ♪
 胸部いちばん下の主砲(?)はハッチが開閉式です。

 
 肩関節付け根は前後にスイング可能、腰部分の可動は軸関節の組み合わせで前後左右にスイング可能です。また胸部と腹部の間でも前後スイングします。
 胸の十字部分は青もしくは白パーツのコンパチですが、完成後も交換できそうです。

  
 背中のミサイル装填用ハッチは開閉式です。ハッチを開けた時に見える内部メカも再現されています。

 これまでターンAガンダムの立体物としてはベストの出来であった「ニューマテリアルモデル」との比較。MGはディテールの密度がスゴいです。

 
 胸部ハッチは開閉式かつ閉じた時のすき間が目立たないというスゴい出来です。旧キットはすき間が目立ちましたからねぇ…。
 コンテナ内部のミサイルは3発が一体で成型されています。

 
 写真左:胸部を上から見たところ。首の付け根に入っているディテールは、実はコンテナ表面のディテールなんです。胸部の内寸ギリギリまでコンテナが占めているんですねぇ。
 写真右:肩アーマーは設定の可動を再現すべく、かなり特殊な構造になっています。前面&上面のアーマーは背中側のフレームに固定されるのですが、これまでのガンプラにはなかった方法で取り付けられ、可動します。車やバイクに詳しい方なら、ディスクブレーキのディスクとキャリパーを思い浮かべていただければ分かりやすいかと…。



 上半身、前から&後ろから。肩アーマーの下のラインが胸のエッジのラインとキレイにつながります。


 多くの人が気になっているであろうヒジ関節の可動ですが、ここまで曲がります。引き出し式関節ではなく、円の中心からズレた位置に軸がある二重関節で、ミード氏の設定のイメージに極めて近い(というか、これが正解なのかも?)可動を実現しています。詳しくは次回にて…。