ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

1/144「FG ガンダムエクシア」サンプルレポート(前編)

2007年07月18日 | サンプルレポートシリーズ
 今日は夕方にホビーショップ ミドリの店長とエプロンさんが、バンダイさんの新製品発表会(?)に行ってました。帰ってきた店長&エプロンさんからいろいろと話を聞きましたが、ためになる話とか新番組「ガンダム00」の話とか、聞いていてワクワクしました(店長はバンダイさんが進めている「マイスター制度」の講習会にも参加していました。)。
 バンダイさんの営業の方と話したエプロンさんからは「00」の商品展開の話が聞けましたが、「ガンダムSEED」「DESTINY」のノウハウ&反省点を充分に練り込んだのだろうと思われる内容で、実に興味深かったです(中には、アッと驚くような話も…)。詳しい話が書けないのが残念です…。

 さて、店長さん&エプロンさんから「FG ガンダムエクシア」のサンプル品キットを受け取ったので、レポートさせていただきます。店長さん、エプロンさん、ありがとうございます。
 今回は時間の都合でランナー状態での紹介です。まずは全パーツをご覧ください。

 A1ランナー。


 A2ランナー。


 Bランナー。


 ポリランナー、PC-「00」(!)。


 ホイルシール。


 製品仕様とは違う、カラーコピーなのが生々しい説明書。

 まずランナーを見て驚くのがシャープなモールドです。低価格の入門用キットとはいえ、「ガンダムSEED」の初期コレクションシリーズとは全く別物といった印象です。パーツ数こそ少ないものの、ショボい印象はありません。
 税抜き500円という価格は平成ガンダムシリーズ(G・W・X・∀あたり)の1/144キットシリーズと同額です。平成ガンダムシリーズは全ての関節が可動しましたが、∀シリーズ以外はパーツのクオリティーがやや低い印象がありました。一方、「00」のFGシリーズは手首や上腕のロール可動が省略されているものの「パーツのクオリティーで勝負!」という感じです。原油価格などの影響による価格の上昇をパーツ数を減らすことで抑えつつ技術力で品質を高めており、見栄えは格段に向上しています。


 可動部の一部省略がありますが、動く部分に関しては「SEED」「DESTINY」のコレクションシリーズから大きく進歩しています。
 まず、コレクションシリーズでは省略されていたひじ・ひざ関節がポリ可動になったこと。やっぱりひじ・ひざが動くのはありがたいです。
 次に股関節がHGストライクノワールのように左右に回転できるようになったこと。
 さらに、「DESTINY」で導入された肩の付け根ダブルボールジョイント可動がデザインのおかげもあって動きの面白みが増したこと。

 胸や背中の丸いパーツに目が行きがちですが、可動に関しては胸の左右のブロックが分割されて可動するのがポイントです。エヴァンゲリオンとかガンダムアストレイも同じような動きをしますが、エクシアは胸の可動部が大きめで「肩の付け根」というより「胸の一部」が可動するという感じです。エルガイムMk-Ⅱに近い構成かもしれません。

 その他、現時点で判明しているこのキットのみどころ…

 頭部アンテナは非常にシャープで、安全基準を満たすための出っ張り(フラッグ)を削り落とすだけでも充分なのではと思います。


 特徴的な肩のアンテナ(?)はちゃんと別パーツで色分けされています。水色の線で示した部分(凹モールドになっています)を削り落とすと設定の形状にすることができます♪


 頭部は歴代ガンダムの中でもかなり複雑な構成のデザインです。それを再現するために、少ないパーツ数の中から5パーツも使っていますよ!(パーツ22は剣です。念のため…)。


 太ももの分割ラインは設定カラーで水色の帯状部分の片側に寄せられています。水色部分にシールを貼れば良い感じに仕上がりそうですねぇ。

 今回はここまでです。次回は組み立てた状態でこのキットの魅力に迫ってみたいと思います。お楽しみに!