おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

いすゞのトラック♪

2008-09-25 13:10:35 | 我思う、故に書くなりよ。
近所に工場があるので、子供の頃から「いすゞ」ってのは読めたクチ。

もっとも、あの頃は乗用車も作っていたし、社会科見学なんてコトで工場にも遠足で行ったし、友達の家の2階からはテストコースが丸見え…だったりもしたので、なぜに今ひとつメジャーになれないのか不思議だったりもしたのであるが、生産地みたいなもんだからよく見る…だけで、ちょいと離れると、あまり走ってなかったりもするし、トヨタとかニッサン、ホンダってワケにはなかなかだったらしいコトをもう少し大きくなると知るのだが、ベレットとか117クーペ、ジェミニなんて傑作も作っていたのである…。

SUVもやめちゃったかな? 今の主流はトラックってコトで、頑張っているんだが、トラックだとイマイチねぇ…。

そんなイマイチ感が漂う中、CMから静かに流れる歌を聴いちゃったら、思いっきりな郷愁にかられちゃうんである…。

それでもトラックとは縁が薄いんだが、「街の遊撃手シリーズ」のCMは車が生き物に変わったコトでずいぶんと楽しめたし、運転席と言うよりは「コクピット」なピアッツアは免許取ったら乗りたいとも思っていたし、そんなこんなの「いすゞ」がぶわぁぁ…っと、蘇ってくるんである…。

イルムシャーでハンドリングバイロータスなワケよ…。ワケわかんないだろうと思うが…。

で、そんな曲が何かの替え歌かと思いきや、実はオリジナルだったワケで、昨今の企業WEBサイトは凄い。タダでダウンロード出来るんである…。

良く聴くと、イイ歌なんだなぁ…。トラック作ってる企業だから生まれた名曲じゃないかと思う。最近聴き始めた「フランク・シナトラ」や「ナナ・ムスクーリ」と一緒に心にじーんと来ちゃうんであるな…。単なるイメージソングには変わりないんだが、どこぞの誰かの歌の転用…じゃなく、オリジナルってのがいいじゃないのさ…。

「は~しれ、はし~れ~…いすゞのとらっくぅ~♪」

だからといって、トラックとはこの先も縁は薄いだろうと思うが、薄いとは言え、日本の、世界の流通の大部分を担っているワケでね、その作り手としての「心」なんだなぁ。ファクトリーなワケだよ…マインドの…書いていてワケ判らないが。

惜しむならば、乗用車を生産していた頃、こうした「心」を伝える術があったらと思うと、やはり寂しい限りではあるんだよなぁ…。

事故で大破し、全損となった117クーペから真鍮のライオンのエンブレムを血だらけの手でむしり取ってきた上司がいた。大怪我にも関わらず、そこまでして欲しかった理由は語らなかったが、形見のつもりだったんだろう…。有鉛なので、ガソリンスタンドも行く先々でリサーチしておかないと困る有様だったが、人の心をそこまで惹きつける車だったんだなぁ…。

そうした、名車を作れるメーカーなのに…と、思うと、やはり時代は不公平で、つまらない競争を強いるばかりなんじゃないかと思う。

個人的には眺めるばかりで、運転した事は無い。免許取った頃にはまだたくさん走っていたが、家の車は他社のだったから。そうこうしているうちに、見掛けなくなってしまったんだが、仕事先の北米でピアッツアに乗る機会があった。

持ち主はボーイングの工場に勤める人で、その人も「コクピット」と言っていたハンドル周りのデザインは、戦闘機だったんだよなぁ…。あっちじゃ「インパル」だか「インパルス」と呼んでいたが、日本じゃ「ピアッツア」だと言ったら、「ピザじゃねえよ…」とか言われた。とっくの昔に作ってない事を教えたら、ひどくガッカリしていたのを覚えている。

トラックで頑張って、いつの日か、人の心にしっかりと残る乗用車を作って欲しいと思う。あの、ひなびた街道沿いの門から、そうした車が旅立って行くのを、子供は見て、心に刻む。そして、家の近所で自動車が生まれている事を誇らしく思うだろうし、そこに未来の車を夢見るんだと思う。出て来るのが、トラックだけなのは、やっぱり寂しいよね…。


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2 Comments

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ナナムスクーリ (サチ)
2008-10-03 09:12:59
はじめまして♪
検索でおじゃましましたサチと申します♪
こだわりのセットでナナさんの声を楽しんでいただいておられるご様子、嬉しかったです
日本ではマイナーなナナさんどうぞよろしくお願いいたします
返信する
ありがとうございます。 (おじたん。)
2008-10-03 11:46:51
こんにちわ。
ナナさんと歳の変わらない母が、アンジェラ・アキと間違えてCD買って来たみたいなんですが、思いの外に良かったそうで、オススメされました。
近々、書いてみようかと思います。
またよろしくです。
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