おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

続 走ってみた。

2006-05-17 21:17:47 | おじたん的自転車生活。
散歩ついでに不整地と言うか未舗装と言うか農道と言うか林道…、そんなトコロをブリロで走ってみた。

まず、砕石を撒いてあるほどほど新鮮な砂利道の場合。

感触としてはKENDA K898と変わらない。じょりじょり…しながら走る。ま、こう言う道をぶっ飛ばすのもなんだしねぇ、やはりじょりじょりしながら走るだけだろうと。砕石が新しいとタイヤ傷むんだけど、まぁいいや…。ごく普通に走破。

ところどころ水溜りがあって、そこはタイヤが隠れるくらいにドロドロ…な道の場合。

ここもぶっ飛ばすってコトも無く、そろそろ…と。ぶっ飛ばしてもいいんだけれど、普通は乗ってる人もどろどろになるし、競技でもないのに無下にどろどろになる人もいないもんだ。感触はKENDA K898と変わらない。ブロックに挟まったどろどろ…も同じ感じで直ぐにタイヤから離れる。ディスク・ブレーキなので、ふいにガツンと効かせてしまうとズリュッ…っと滑る感じはするが、これも同じ。途中で挫折したら、足首までどろどろになりそうなもんだから、緊張する。そこそこジャバジャバ走った方がいいんだけれど、後で洗うコト考えたらそろそろ…。ジャバジャバーの後に抵抗でスピードが落ちた辺りからのズリュズリュ…から立て直しなんかが楽しいんだろうねぇ。まぁ、普通に走破。

枯れた雑草と、新芽の雑草がいっぱいで、ふかふかしている元畑みたいなところの場合。

苦も無くゆるゆると走る。もっとタイヤが食い込んで走るのが大変かと思っていたのだが、そうでもない。河川沿いのサイクリングロードの対岸がこんな感じで長く続いていたりするもんで、雑草が伸びきると走れなくなるだろうけれど、定期的に草刈しているみたいで、ふかふか。太いタイヤの真価の問われるところだったりする。ふにょんふにょんしながら走破。

木の根っこがぼこぼこ顔を出し、基本的にはぬるく固まった赤土で、薄っすらコケが生えてたりする農道なのか林道なのかって道の場合。

直進する分には問題ないが、そう長く直進も出来ず、蛇行したり、急にハンドルを切るとズリュリュッ…と、滑りそうなトコロであるが、遠慮なく滑った。KENDA K898の時よりも、滑る感じ。タイヤの肩の部分に大きめのブロックがあるK898の方が有利なのかも。こうした道の場合、荷重の掛け方とか抜き方なんてテクニックが無いと、楽しく走り抜くのは難しいワケで、ぽか~ん…と走ってると一気に滑り転げたりする。そんな感じで滑ったママチャリのタイヤ痕があった。逆に、MTBならでは…って道でもあるので、面白いんだけれどね。姿勢の変動が大きく楽な自転車ならなおさら…なんだろう。50cm程度の比較的急な段差と言うか、コブ…なんかをゆるりと乗り越える時に後輪がズリュッ! っと。K898の時はあまり感じなかったけれどなぁ。タイヤの空気圧で接地面積を…なんてのもテクニックのうちなんだろうけど、舗装路向きに圧は高めだからかな。

赤土の山で、滅多に乾燥しておらず、常にヌメヌメしている造成地の場合。

徒歩でもイヤだよな…。オマケに雨降った後だし…。でも一応インプレッションだから走っておかねばと思い、登りも下りもチャレンジする。高さは平屋の1軒屋って感じで、自転車で走るなんてコトを想定せずにテキトーに盛るだけ盛った感じで放置されたお陰で、しっかりと小山になっている。自転車で走った後が無数にあったりするから、チャレンジャーは他にもいるらしい。

ゆるい登りはゆるゆる登っても、スピード上げて登っても、あまり問題ない。姿勢が崩れればそれなりに滑るのはK898と同じ。急な登りはギブ。K898の時はそこそこ登れたと思うので、ブロックの食い込み具合かなぁ。ブリロは食い込んだまま滑っている感じ。この辺もテクニック無しは無謀だからねぇ。一概にタイヤのせいにするのも変だけれど。

下りは楽しいねぇ♪ 轍が出来ていて、これに前輪を取られるとスリル満点だしねぇ。急ブレーキ掛ければ遠慮なく滑るしねぇ。そもそも、オーバーサイズなMTB買っちゃったもんだから、こういうシチュエーションでは下手すると「おきんきんクラッシャー」が冗談でなくマジで起きてしまう危険があるんである。

惰性で下る分に差は無かったのだが、ゆっくりと下る…途中で止まってみる…なんてのを試してみると、K898と明らかな差が出る。K898の時は、滑りながらも何となく静止出来そうな感じがあったのだが、ブリロの場合だと止まりそうな感じが無く滑るので、どうしてもそのまま一気に下ってしまう。やはり、食い込み…の違いなのかな。ほとんど同じ様なブロック・パターンなのに、面白いねぇ…。まぁ、だからと言ってズルズルでどーしようも無いワケでは無いので、イボイボゴツゴツ…の偉大さが実感出来たりする。

工事現場なんかに敷き詰められている鉄板(すんげぇ重いだろう…)がしっかりと濡れちゃっている場合。

そんなのが常日頃からあったりするのがおかしい…。田舎ならではの風景かもしれぬ。が、たまに路肩に敷いてあったりもするし、かつて700Cで通学していた頃は要注意だった。濡れている場合よりも、薄っすらと砂が被っていたりする方が警戒度は高い場所。幾度となくスッ転んでズボンに穴をあけたことか…。そうと判っていてチャレンジする意義の方が、あの頃は強かった。単純に、バカだなぁ…。

濡れてた方が、全然まし。K898と変わりない。無理すれば滑るが、何となくしっかりとグリップしている感じもする。まぁ、この鉄板も錆びちゃってるんだろうからねぇ。意外に普通に走れたので、つまらなかった。

起伏がなかなか激しく、濡れ落ち葉びっしりな林道と呼ぶのか獣道なのかの場合。

面白いねぇ。反対側は下手すると3mくらいそのまま落ちるもんだから、スリル満点だし。ゆっくりと走ればそこそこなんだけれど、起伏が激しいので勢い付けないと走れなかったりもする。まぁ、こうなるとKENDAもブリロも変わらないので、滑りを楽しみながら走破する…ってのに夢中になっちゃう。もう、スズメバチ飛んでるし…。近くにボーイスカウトの野営場があるんだが、そっちに入り込むともう少し楽なんだけど、私有地なので、走り回るのマズイわけで、しっかり獣道を…。こうしたトコロだと、造成地と兼ねてスペシャルなタイヤを履いても面白いだろうなぁ。まぁ、オン・オフ兼用タイヤじゃ無理がありありな場所。

と、一応、無理矢理走ってみた感じじゃあ「そこそこ走れる…」と言う感じ。K898と大差無いワケだから、至って同じ感じ。ズルズル…って感じなトコロでは、若干K898に分があるかなぁ…。あるかなぁ…って、元々「街乗りタイヤ」だからね。無理しちゃイカンな話なのだ。タイヤだけでなく、車体もヤバイコトになったりするし。

だけれども…駆動輪の後輪だけK898にするって手もありだな…とか、大きな差も無いのにあれこれ思案してみるってのも楽しい。考えるだけ無駄…って人もいるが、せっかく買った愛車なんだから、楽しみの幅は広げた方がいいと思う。ストリートや公園でピョンピョンしてたりするプレイバイクなんてのもテクを覚えたら楽しそうだし、今までは「変な奴らだなぁ…」と思って見ていたんだけれど、ピョンピョンしている人の気持ちが何となく判ってきた。ありゃ、あれで楽しいぞ。

しかし、なんだなぁ…歳とると「ヒザ」にくるねぇ…。



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