おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

COMBAT!

2005-05-19 00:10:00 | 我思う、故に書くなりよ。
友人が住む所のマンションでは何気にケーブルTVが映るらしく「コンバット!」が見られるらしい。
おじたん。もご幼少の頃、早く学校から帰って、遊び、夕方家に帰り、夕飯までの間の時間に見るのが楽しみだった番組でもある。たしか、フジテレビでやっていたような…。

でまぁ、見ちゃったら翌日は「サンダース軍曹」なワケで、リトル・ジョンを引き連れて遊ぶんだが、カービーとかケージェーはいないんである…。それほど賢い後輩もいなかったし、コンバットを見ているヤツもいなかったからねぇ。

懐かしTV番組でもあまり取り上げなくなってしまったが、あれは名作でしょーに。未だにサンダース軍曹の声がテレビから聞こえ、懐かしさに振り返ると藤岡隊長が映っていたりするのがイヤだ…。

サンダース軍曹が亡くなった時は、亡くなる原因となった映画がどうのこうのよりも…

「2度とコンバット!は亡いんだなぁ…」

と言う事の方がショックデカかった。ビック・モローと言う俳優の死ではなく、サンダース軍曹の死なのである。ちょいと詳しく書くと「トワイライト・ゾーン」という映画の撮影中にほぼ真上からヘリコプターが落ちた。モロー氏は子役を二人を両脇に抱えながらその下を歩いていたワケで、悲惨な死を遂げてしまったんである。この場面はたまーに、衝撃映像なんかでやってたりする…。このニュースで「サンダース」は「ソーンダース」だったって事も知った。CNNのSHOW BIZかなんかで見たんだよねぇ…。

ヘンリー少尉の訃報も悲しかった。松田優作の主演している「人間の証明」に牧師さん役でリック・ジェイソンが出て来た時はとてもうれしかった。今でこそ2カ国語なんてので、吹き替え無しの肉声が聞けたりはするが、当時はそんな物は無くてねぇ、この映画で初めて少尉の肉声が聞けたのである。トヨタだか日産だかの車のCMなんかも出ていた気がするのだが、定かではない。この人は結構な親日家で、確か平安神宮で結婚式挙げてるんじゃなかったかと思う。何が原因だか知らぬが、拳銃で自殺してしまった。ヘンリー少尉らしからぬ最後だったんである。

病に倒れたリトル・ジョンも逝き「コンバット!」で、いなくてはならない3人が故人となってしまったワケで、本当に永遠の名作になってしまったのである。後の面々はどうしているんだろうか…。訃報は届いていないので、健在だと信じているが、それにしてももう良いお歳であるには違いない。

数年前、新たにTVシリーズが作られる様な話が出ていたと思うのだけれど、その後、どうなったのかは判らない。あのメンツだから…って思いは強いが、作られないよりは良いと思うんだけど、他にも第二次世界大戦の戦争話は映画やドラマになってるから…って事なのかな。

今でこそ名優って人が若き日に出ていた事でも有名だった。テリー・サバラスとかデニス・ホッパーなんかね。「地獄の黙示録」で「サーフィン大好き中佐」だったロバート・デュバルや、「トップガン」で教官だった人も出ていたような気がする…。

どうも、DVDが幾つか出ているらしいが、どのシーズンのもので、どんなのかサッパリ判らないんだけれど、VHSは幾つか出ているのは昔レンタル屋で見掛けたので知っている。幼少の頃に見たのはモノクロで、最終回の2回だかはカラーだった気がする。突然、カラーだったので幼少の身ながらかなり驚いた。大人になって「ウルトラセブン」がカラーだった事に気がついたのと同じくらいに…。

「プライベート・ライアン」じゃないけれど、大戦で亡くなった方の墓地をハワイに見た事がある。黒い御影石だと思うが、長~い塀の墓碑にびっしりと彫り込まれた膨大な数の「名前」。その下には、無数の花束が新鮮さを保ったまま風に揺れている。彼らの活躍はカッコイイものが多かったけれど、カッコイイばかりでは無かった現実が今もそうして残されている。

そうした悲哀も含めて見応えのあるドラマだったワケで、あー、見まくりてぇ!!

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