おじたん。的ぶろぐ生活。

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Zippoハンディウォーマー その7。

2004-11-29 21:30:02 | お主もハクキンよのぉ…。
半日ほどハクキンカイロSを使って見たので感想を書いておく。

高温をになる事で耐寒スポーツ用として作られた物だが、その名に恥じぬ「高温」ぶりを見せ付けて夜明けと共に冷えて行った。燃料は規定の3分の1だけ入れたので、時間的に考えると概ね規定通りの持続時間である。これがZippo版のハンディウォーマーだと平気で半日は持ってしまうワケなので、モデルの差が現れている。その暖かさはむしろ「あちい!」。Zippo版が「ぬくい…」と言う感じならば、Sは「あちい!」と表現した方が良い感じ。

同じ炉心(火口)、燃料を使っているのに、反応の持続時間の違いが出るのは、カバーに開けられた穴の大きさ、数による空気の流入の違いとされる。これにより温度も違ってくるそうだから、この辺を工夫すると使い勝手が変わって来るのもおもしろい。

この空気の流入の関係なのか、Zippo版でもしっかりとした起毛処理された毛布の中に突っ込んでおくと「あちい!」と感じる温度になる事がある。普段、首からぶら下げて使っている時は「ぬくぬく」しているが、布団の中では「あつあつ」なんて事になってたりする。

そんなこんなで低温火傷には充分気をつけないとイケナイ。同時に気になったのは「におい」である。Zippo版ではほとんど気にならなかった臭いがする。絶えずしているかと言うと、そうではなく、例えば布団の中に入れておいて、その布団をあげた時に、ライターのオイルの臭いがする。それはその時だけで消えてしまうが、Zippo版では無かった事だ。これも炉心が使い込まれて行くうちに、炉心の状態が変わってくるので今後の様子を伺う事としよう。

本体と関係ない所だが、別珍の袋。あずき色の渋いヤツなんであるが、これがあっと言う間に毛ボコリだらけでえらい事になった。ポケットに入れても布団に入れても散々な有様なので、為す術も無く、そのままにしている。実はこれが正解みたいで、そのままにするとホコリが結集して大きくなり、自然と落ちるなり、指でつままれるなりして消える。生地がこなれて来ればこれも無くなる物らしい。別珍自体の細かな起毛が取れて、炉心の付近にたまっている事もある。カバーの小さな穴から入り込んだ物だが、あまりほこりまみれでも火事がヤバイので、その都度吹き払ってはいるが。

毎度、撮影する時に困っているのが「手垢」と「指紋」。銀器の撮影と同じで、被写体はキレイに磨かねばならない。これがティッシュで簡単に落ちれば苦労は無いけれど、なかなか落ちない。カイロの本体もカバーも、きれいなメッキ処理されているので大変なのだが、バックスキンの手袋でこするとあっという間に汚れが取れる。

あー。火口を良く見ると、端の方がめくれ上がる様に浮いてるなぁ。これが臭いの原因かも知れない。左右2ヶ所の爪で、穴の開いた金属板に押さえ付けてあるんだけど、爪から離れた両端が少し上に浮いている様に見える。あまりいじりたくない部分でもあるので、分解してどうのこうのする気は無いけれど、上からつついてみようかな。

2種類のカイロを実際に使って見て、改めて出来の良さを感じるわけ。ある意味、実用から裏づけされて完成された形なんだと思う。特にZippo版(本家では3R)の大きさ、厚さ、適度な温度の持続時間を考えると、ベストな感じがしてならない。

さて、そんじゃあ「ぬくぬく」を楽しみながら、寝ちゃおうかな。

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