おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

さぁ戦争だ。

2004-12-15 06:36:07 | 我思う、故に書くなりよ。
と、北朝鮮は意気込んでいるらしい。相変わらず楽しい国だ。

まぁ、何を言っても「捏造」だの「国家的謀略」だって言うんだから、「対話と圧力」の対話が無駄なワケで、別に今に始まった事ではなく、日本だって知らなかったワケでは無いだろうと思う。

知らなかったワケでは無いが、北朝鮮からボロボロと漏れてくる情報には拉致被害者の生存情報が多く含まれているので、これを無視するワケにも行かないからあーだこーだやってるんだな。まぁ、理詰めで攻めて切り崩そうと頑張ってたワケだが、あっちとしては「出せない物は出せない」事に変わりないと言う事。

で、圧力としての経済制裁を行うと、武力で対抗してくると公式に発表しているワケで、日本としては「困る」のだが、自滅覚悟でやるなら本当にやるんだろうと思う。

ところが、現実的には「出来ない」線が濃厚でまったりなのだ。それは「石油」が無いと言う事。

戦争するのに戦車や戦闘機動かすための油が無い。攻撃は出来ても継続出来ないので、大した事にならないで、ぐちゃぐちゃになって終わるだろうと、どこのアナリストも考えている。北朝鮮が中国やロシアに参戦を呼び掛けたとしても、今の趨勢では加担するだけで「世界のテロ国家」に仲間入りするだけで、何らメリットも無い。アメリカが黙っているわけは無く、中国の核ミサイルの標的にされているわけだから撃たれる前に撃つ。そこまでのリスクを背負って付き合うメリットは北朝鮮には何も無いの。
ただ、攻撃は出来るので、これは単独でやるかもしれない。一番現実的なのは日本にうじゃうじゃいる工作員を使ってのテロだろうと思う。当たるのかどうか判らないミサイル撃つより効果が高いからね。これはちょっと恐れないといけない。なんせ、うじゃうじゃいるのは判っているが、普段は一般市民として生活しているワケで、その全てを公安が把握しているとは思えないからなぁ。

手口だって、バックに北朝鮮が付いていると明らかに判る様な方法じゃないかも知れない。軍事テロだけが方法ではないのだよ。どこぞのスーパーに放火しまくってもいいわけだし、初詣で自爆テロでも、通り魔三昧だって構わない。もうちょと派手ならハイジャックでもいいし、空港や駅を一定期間使用出来ない様にしてしまうのもアリ。さも、どこにでも有りそうな「事件」を装う事がミソであって、どこにでもある恐怖を作り出し、不安と恐怖の連鎖に巻き込む。それこそが「工作」の本質なのだ。

実際、大韓航空機が「日本人」旅行者によって運び込まれた爆弾で墜落している。犯人が一緒に爆死していたら、恐らく「日本人」の犯罪として歴史に残ったのだろうが、犯人は逮捕され、北朝鮮の工作員が「日本人」に成りすまし、犯罪を行った事が明らかになっている。いわゆる「キム・ヒョンヒ」の起こした犯罪がそれで、小説でも劇画でもドラマでも無い、現実に起きた事なのだ。

そんな事を実際にやっている国である事を忘れちゃいけない。拉致問題でどこかの家族が困ってるって他人事の事件だけではなく、どこの誰にも降り掛かる様な「テロ」を実際にやってる国なんだと、考えておかなければいけない国なのだ。

ちょいと前に、北朝鮮のジャンパー野郎の壮大な敬称が外れた形で国営放送が流れた事があり、何らかの異変では無いかと騒がれた事は記憶に新しいと思う。あれが実は、潜在的な対日工作員への指令だとは考えてもおかしくは無いと思う。昔みたいに、数字の棒読み放送を流すだけではあからさまに判ってしまい、それとなく伝える工夫にしては大胆だが、考えられなくは無いと思うなぁ。

そんなワケで「戦車」や「戦闘機」「ミサイル」だけが「戦争」ではない事を知らなければいけない。そういった戦争を受けて立つには、日本は無防備に近い事も考えなければいけないねぇ。

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