ダイソーへ行き、¥300のアレの予備を身請けしてきたが、カラーが白しかなく、白を…。
見付けた時は黒しか無かったが、白もあったのだね。
ヘッドホンの音が出るハウジング内の不要な空間をデッドにすべく、アレコレ探したけど、適材らしいモノが無く、コスメ用のコットンボールを詰めるコトにした。
んでまぁ、いそいそと分解し…分解は簡単で、パッドを外せばプラスねじが3ヶ所見えるので、それを外せばパッカリとお開きになる。
すんげぇ雑なハンダ付けでドライバーが結線されており、これは後々修復するか、ケーブルごと交換しても良さそう。
…密閉型のような感じの造りだが、半密閉型のような開放型のような謎の意匠があったりなので、この辺も今後の改良ためにしっかりと覚えておかないと…。
別のドライバーの移植もイイかも…と、考えたが、とりあえずは隙間にコットンを詰めて、音がどうなるかを確認しないとね。
もっと小さなイヤホンでも同じコトをやって、音質の変化を楽しんだりするけど、それと比べると作業が楽だし、詰める素材も隙間が大きいだけに色々と試したり出来る。メラミンスポンジとかフェルトとか、吸音のためだったり、不要な振動とか共鳴を抑えたりするためにアレコレ詰めるのも言わば「常套手段」なのさ。
コットンの詰め具合を加減しつつ、音が聴ける状態に戻して…ってコトを数回繰り返し…
「まぁまぁかな…」
圧倒的に物足りないけど、当初よりは聴ける音が出てる。低音が…らしくなった…とは言っても、量的には不満だし、構造的にもこれ以上はムリだろうね。
ともあれ、¥300らしからぬ音が出てるので、改良でめでたし。場合によっちゃ改悪もあるし、破壊もあるし…。
予備的に身請けした白の方は開けただけで断線してしまったので、後々修理&改良しとかないと…。これもハンダ付けがひでぇのなんの…ハンダ付けと言うより、焼き潰した感じで、製品としてはダメだろうね。
ま、そんなこんなでも¥300だし、今回見付けたこのモデルは改良しなくてもそこそこの音が聴ける稀有な存在。パッと見、『ド』が付くチープ感を裏切る傑作だと思いますよ。