おじたん。的ぶろぐ生活。

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日本が壊れちゃった…。その5。

2011-03-15 05:22:07 | 我思う、故に書くなりよ。
福島第一2号機、燃料棒すべて露出…冷却水消失(読売新聞) - goo ニュース

昼間よりちょっと持ち直していたのかと思ったんだが、かなり厳しい状態になってしまったな…。
陸自も撤収を考慮し始めたと言う報道も出てるし…。

冷やす事、圧力を下げる事、これらを騙し々やらないと、安全の均衡が保てないワケで、この辺をなんとか出来そうなのが1号と3号。その努力を続けている…。それとは別に、2号炉が厳しくなり、同じ作業を続けていたわけだけれど、どちらも出来なくなってしまった…。

水に漬けて冷やさなければならない燃料は、むき出しのまま数時間が経ってしまっている…。

圧が下がり、少しは水が入っているらしいが、浸かっている状態を指し示してはおらず、むしろ、浸かっていない事を示しているそうだ…。

もう長い時間むき出しのままで、燃料が溶け出しているとも考えられているし、水に浸からず、水蒸気に晒されれば溶けるのに拍車も掛かるし、水素もバンバン出るわけで…また、吹っ飛ぶのも時間の問題な感じ…。

このまま状態が好転せず、水素爆発とは違った爆発なんかした場合、2度と近づけなくなる事から、1号、3号もヤバイ状態になってしまう。特に3号は燃料が燃料だけに、ヤバイものまき散らされたらマジで最悪になってしまう。

…どうしたことか…。

こうした事象にまで進まないための仕組みで原発は作られ、こんな事にならない様に管理されてきたからこそ、安全とも言われていたのだが…もはや安全なんてモノじゃ無くなった。

よく言われる「チェルノブイリ」とはちょいと違うワケだけれど、「スリーマイル」には近い。

チェルノブイリはバリアと考えて良いモノがほぼ皆無な形の原子炉だったが、日本のコレは、幾重にもバリアがあり、主たるモノとして強固な容器が二重になっている。スリーマイルは日本のコレと似た様なもんだが、冷やす仕組みがちょいと違う。放射性物質を含んだ蒸気のダダ漏れが続いて、パニック的に避難したりとなったが、環境や健康被害は少なかったのである。そうであっても燃料が溶け落ちて、最悪の事態とも言われたんであるが…。

事象が好転せず、再度圧力の逃げ場が無くなったりすると…より一層に厳しい状況に進むワケで、そうならないためにも好転させなきゃならないのだが…良くなる気配が見えて来ないのが現状。

…チェルノブイリ…ハリスバーグ…セラフィールド…ヒロシマ…の後に、…フクシマ…と続かなきゃ良いがと思っている…。


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