おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

モンスターだらけの日々。

2008-07-21 06:00:18 | 我思う、故に書くなりよ。
…後ろに「ペアレント」とか、「ペイシェント」とか付くんだけど…。

まぁ、そんなのが増えた。世代的に言えば、おじたんと同世代か、その下の人間が多いんじゃないかと思うんだが、モラルってモンが無くなった世代だから、これらが死に絶えるか、その後の世代にモラルが根付くまでは、モンスターは消えないだろう。

そうした世代を甘やかしてしまったコトがそもそもだと思う。

「お客様は神様です…」

まぁ、接客商売に就くと、いの一番に教え込まれるが、モラルってモンが社会的に広く認知され、誰しもが…って時代の話。モラルの無くなりつつあるコトを実感していた頃にそうした商売に就いた時、そんな連中を神様扱いし続けて良いのかどうか疑問だった。同じ頃「クレーマー」なんて言葉が流行り出す…。

理に適った…と言うのも変だが、クレームの質が変わった。

良く聞くと…

「てめぇのワガママはクレームとは言わねぇんだよ…」

ってのが増えた。ふつうに生活していて、よくそんなワガママ考えついたな…って感心しちゃう神様が増えた。そんなのも当然の様に「神様」扱いしなきゃならないワケで、よくよく考えたらモノスゲェ理不尽なのだけれど、そうしないと会社から怒られる。そのコト自体がまた理不尽なワケで、そうした考えは「接客業」ではやっていけないとも言われた。

確かに、モラルってモンがしっかりとあった時代ならその通りだろうと思う。だけれど、今はどうなのよ? モラルの欠落したトリッキーな奴らを神様にしちゃうならば、モラルの濃い客は全能の神とでも扱わねば恐れおおいのだが、並列に扱わねばならぬと来た日にゃ、世の中おしまいだぜ…。と、思ったモンだ…。

でまぁ、そうした世代が増えて、子供まで作ってるので、あちこちが大変なコトになってたりするのだが、「お客様は神様です」って考えはどこでも普遍らしい…。

時代に併せてこの辺を変えて行かないと、とんでもない神様=モンスターを産み続けるコトになる…。

「神様にもイロイロいるからね…」

お客様は神様と言いつつも、そうした考えもしっかりあったりする。あまりに理不尽な神様には退場して頂くと言う、毅然とした態度を取るコトも当然あったりするんだが、商売する側としては「最終手段」であって、容易には発動もされないのだが、発動しまくりでもいいんじゃないかと思う日が結構続いていた。

ま、教育の失敗なんだな、つまるところ。

心よりも学力優先したツケが世代を超えて蔓延しちゃったもんだからねぇ…。確かに頭はいいんだろうけど、モラルに関しちゃ「馬鹿」以前ってのが多いし、学歴とモラルは必ずしも比例しない例が増えた。そんなのが結婚して親になったりしてるワケだからなぁ…。

モラル…って物がしっかりと備わっている世代がそろそろ枯渇し始めるコトを考えたら、この先は「モンスターだらけ…」になるワケで、退治するのは容易なコトじゃねぇなぁ…。

少しづつ駆逐していくムーブメントでも起きればいいんだが、生まれながらにしてモンスター…ってのが徐々に増えているので、これも期待薄だしねぇ…。

滅んでみないと、ダメかねぇ?


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