おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

やられた…33。私はいかにして心配するのをやめ、キャベツを愛するようになったか…。

2013-11-18 22:34:33 | 我思う、故に書くなりよ。
…先日、病院の脂身教室でお話しする機会のあった方から、ご丁寧なメールを頂きまして…。

まぁ、ブログにも細かく、長々と書いているのでそちらを…って話はしたんだけれどね…。

具体的には『食事をどうされたのか知りたい…』って事なんですが…昨日も書きましたけれど、ここがやはり1番のポイントになるんで…ご家族の方としては、藁にもすがる想い…って事なんでしょうね…。

基本的には入院中に管理栄養士による「栄養相談」ってものが行われますので、そこで相談して…って事が重要ですね。患者さんに合った栄養指導と、家族へのアドバイスが行われるのでね。また、定期的に開かれる「塩分教室」「脂身教室」ってのに参加して、知識を得る事も大変役に立ってきます。

私のときは…大した事は言われなかったんですな…アレルギーも無いし、好き嫌いも無いし、外食一辺倒…って事でもありませんでしたから、当たり前の話だけで済んじゃった感じ…。

私の場合は…家族の理解に期待するってのも無理なので、自分でナントカする他に無かったですから、まぁ、どうされたかと言えば…独自のメニューを考え出して…って事でしょうか…。あまり、一般にはオススメ出来ないモノだと思いますので…オススメはしませんが…

…キャベツの千切りに酢をぶっ掛けたモノだけをお腹いっぱい食べていました…。
…おかずが…じゃないですよ。1日3食がキャベツだけです…1日で半玉とちょっとほどになりますが…。

いかに大病院の管理栄養士とは言え、こんな指導はしないもんです…。「バランスの良い食事で…」って事を言われましたんで…。

血液がドロドロでこうにもなってますんで…ドロドロを解消するにはどうしたら? と、考えたら…「バランスの良い食事」なんてのはダメだと思ったんですね…。既に、体の方はバランスが崩れて、しっかりと肥満にもなっているし、血液はドロドロで、心臓の血管に詰まったワケです。

ここで「バランスの良い食事」など…食べてしまったら、ある程度は解消にはなるかもしれませんが、余剰なモノが減るとも考えられなかったのです。ですから…「バランスの悪い食事」を摂って、余剰なモノは減らして…って事にしたのです。確実に間違いなく肥満ですから、体重なんか幾ら落ちても構わないし、その元である脂肪ってのもドロドロの元ですからねぇ…。

ドロドロ…に加えて、糖尿病の気…って話もありましたので、そうした元になる様なものを省いていくと…野菜しか残らなかったワケで、台所に転がっていたキャベツとしたワケです…。まぁ、その他の野菜も適宜混ぜていますが…主体はキャベツ。これ以外の他の食品を食べても、血液はドロドロのままだろうと思ったので、全てやめたワケです…。極端に栄養が偏りますが…足らないであろうモノは、既に体に余剰なモノとして余っている…と思ってましたので気にしませんでしたね。

後で参加した「塩分教室」「脂身教室」で、ドロドロを解消する効果が期待される食品(魚、魚の缶詰、オリーブオイルとか…コレステロール対策済みマヨネーズとか…)ってのを知り、ここに足してアレンジする事にしましたが…基本はキャベツの千切りです。

まぁ、そうこうしているとホントに体重が減ってきまして…血液検査の結果も良くなって来ましたから、それほど悪い事もしていないだろうに考えてました。キャベツだけじゃ足らないだろう栄養ってのも、様々な缶詰を成分表を見ながら足していけば摂る事も出来るし、カロリーの計算も、塩分・糖分・脂質の計算も楽ですからね…。

結果的には大当たり! って事で、肥満だった体もスッキリして標準体重になっちゃったし、血液もスッカリ良くなっちゃったし…。あまり面倒な事も考えずに済みましたから…何か苦労したかと言えば…キャベツとお酢だけだった数週間ってくらいですかねぇ…。味付けすら「酢」だけ…ですからね…。

今でも、基本はキャベツの千切りです。これが出発点でもあるし、ゆくゆくは「酢キャベツ」として定番化させておきたいモノにもなってます。血液の脂質のバランスが絶好調なので、キャベツだけ…って食生活では足らなくなるモノも多くなっているので、他の食品も摂る事にしていますが、迷ったら「キャベツ」。

もうちょっと体重は落としておいて、マージンを稼いでおきたいので…そうにもなったら、この状態を維持しつつ…って食生活に変えないとダメでしょうね…。あらかた良くなってもいるので、バランスが崩れる事が無いように気をつけさえすれば、そこそこのモノは食べられる事にもなっているハズですので…。

とまぁ…普通に考えたら、相当無茶な食生活の改善をやったもんでね…だけれども、あれこれ考えると、ホントに食べて良いモノってのが無くなるんですよ。少なくとも、心筋梗塞になる前に当たり前に食べていたモノのほとんどがダメでしょうからね…。これらは問答無用にやめる他に無かったわけですし…。

たまたま転がっていたのがキャベツだっただけで、他の野菜でも良かったかもしれませんが、悪くなった血液を良くする…って事を優先して考えたら、野菜しか口に出来るものが無かったですからね…。して、考えると…それまで食べていなかったモノ、食べても少量だったモノってのを選んで食べていたら好結果に繋がったと言う感じもしますね…特に野菜とか魚とか…。

こうした病気にもなったって事で、「食の楽しみ」なんてのをあっさり諦めた…って事も大きいと思います。
病院で出された食事の最初の1口目は味噌汁でしたが…ほぼ「湯」でした…。あれを口にした時に、それまでの…今までの…ってのに、諦めが付けられたと思います。せいぜい、インスタントの味噌汁程度には味と具があるだろうと脳味噌では考えていたのですが…舌が感じたのは「湯」…。具はタマネギの薄い皮が3枚…。

「こうじゃないと…オレは治らないばかりか、また死ぬんだな…」

…そう思ったら、諦めちゃいましたね…。そこからは、血液が良くなる様な食事、料理、味付けにしか興味が無くなってしまいましたんで…外食する必要があった場合、迷ったら無理して食べませんしね…。良くない物を無理して食べる事も必要ないですからねぇ…。

また、食生活だけで血液が良くなったとも考えてはいません。薬の服用も守っているし、運動の継続も守っていますので、これら全てがうまく働いての事だと思っています。体重の減少は、本来の目的では無いので、オマケ程度にしか考えてません。

そうしたワケで…ハートのビートが少々ラップする程度にしか不具合も無く、現在の所は極めて順調って事になっています。全く…参考にはならないかもしれませんが…結果が良くなったのも事実ですので、野菜と魚を積極的に適量摂る…って解釈は正解の1つかもしれませんよ…。


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