おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ユッケでロシアン・ルーレット…。その3。

2011-06-11 06:23:34 | 我思う、故に書くなりよ。
…ドイツのはキュウリじゃなかったらしい…。

もやし…と報じられているが、スプラウト…ってモンだろう。正確に日本の「もやし」と同じモノだとは思えないが…あっちは菌が新種じゃないかとも言われ、薬剤耐性なんても言われているので…手強いワケで、収束すらしていない。死者も国をまたいで増えている。

日本じゃ「ユッケ」で死者がでてしまい…とうとう、かの焼肉店は会社精算…となるらしい…。ま、飲食店で死者が出ちゃったらそれもまた然り…って事かな。

数日前に、お店の前を通ったのだが、やはり閉まっており、人影も無い…。こうした問題が起きていなかったら…飯でも食いに…って、立ち寄ったかもしれないんだけどねぇ…。

さすがに、焼き肉は焼けば大丈夫と判っていても、避けてしまう様になった。

と、言うのも、ほとんどのそうした食材を扱う飲食店は衛生面で不合格…なんて報じられてもいるわけで…だが、それが今までは「普通」だったワケで…。やはり考えちゃうよなぁ…。

「食いたくなければ食わなければいい…」
「気にするほどの事かい? 神経質だなぁ…」

そうした声も確かにあるし、そうした声を出したくもなるんだが…リスクを考えると、ちょいとランチに…って事にはなりづらい。ディナーだって同じだ…。自身1人ならまだしも、少人数と言う単位になると敬遠が確定してしまう。それでも…と話を続ければ「チャレンジャーだな…」とも言われるしな…。

これは「焼き肉」のピンチだ。

どうしたらここまでロシアンな料理になってしまったんだろうか? 

単に「お腹壊した…」「壊れた…」ってレベルで無い不気味さも、未だに消えていない…。肉を箸の先でつまんだ程度を口にして死者が出るレベルに凶悪な菌が…ってのも事実だしねぇ…。

そもそも…そうした恐れのある食材だとも深く考えてもいなかったよねぇ…。焼けば…その焼かれた肉自体は安全ではあるものの、焼く前にその肉をつまんだ箸の先には「人生」と言うリスクが…なんて、考えて無かったよなぁ。亡くなってしまったり、重篤な症状に見舞われている人々も、全く考えていなかったんだろうと思う。

だが、すでにユッケ以外の焼き肉でも事故は起きている。

焼き肉の本場、韓国ではそうした事故は起きていないとも言われている。

ユッケは当然として食されており、多くのファンがいるワケだが、日本のユッケのそれとは違うみたいだ。
生肉ではあるものの、数日間はニンニクやら唐辛子に漬け込んであるそうで、この仕込みで菌が絶滅しているのではないかとも言われている…。生活の知恵が菌から人を守っているのだとも…。

さて、この焼き肉のピンチ! をどうしたもんか…。ロシアンとか1or8なんて言われずに済む様な努力を早急に進めなければならないのだが…どんな食材にだって少なからずのリスクはあるし、今まで大丈夫だった…と言う実績も確かにある。たまたま…って事だろうとは思うが、そこに隠れるリスクの主がいったん顔を出せば…今回の様な事になってしまう。

調理段階で確実に殺菌しちまう方法がもっと手軽に行われれば…と思うのだが…熱湯だのアルコールだの、案外とレトロな方法しか無いんだよね…。その辺でテクノロジーがイノベーションに…って業界に変わらないと、後を絶たない…のではなだろうか。

食肉の風味や質を壊さずに確実に殺菌できるレンジ型殺菌機…なんてものはないのかしら?

人の記憶と経験から編み出される方法には限りがある故、そうしたマシーンに頼るべきだと思うのだけれど…。
そうでもしないと…「挑戦者募集…」なんて事になりかねない…。出来れば…「敬遠」と言う自衛策は採りたくないが、単に消費する身分では他に方法も無いんでね…。

その辺、ちゃんと考える人って、日本にいるんだろうか? ちょっと心配ではあるな…これまでの日本じゃ…。


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