おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

ラジオの時間 その2。

2011-07-02 21:35:35 | おじたん。的便宜耳机評論。
今度は\1980ラジオです…。…イケナイ沼にはまった様です…。

AudioCommのRAD-S512N。…ワールドレシーバーって書いちゃってあるし…。

ま、AM・FM2バンドのラジオに短波分を10バンドほど乗せて、合計12バンド…なラジオです。
大きさは\980ラジオとあまり変わらない感じ…。無理すればポケットにねじ込んでどーにかしようとする人もいるだろうってサイズでありながら、世界を受信しちゃうんです。

…とは言え…かつては日本に向けた日本語の短波放送が、諸外国から行われており、ラジオを通じて世界を知る…なんて事もスゲーなぁ…って時代もあったわけですが、今じゃネットの方がスゲー…な時代なだけに、短波ってのもどーなのかと…。

…単純に、短波もロッドアンテナで受信するだろうから、FMのそれよりは長く、感度も良いだろう…って事で選んだので、短波うんぬん…電波ゆんゆん…が目的でも無かったのです。これで、ロッドアンテナがダメ…って事になると、このメーカーはこのラジオで11バンドを失う…ってことにもなるので、さすがにそれは無いだろうと…。

結果、普通に…ラジオとして使えるレベルにありました。まぁ、\980ラジオのロッドアンテナが酷すぎたワケで、普通にこの辺ならこれくらいの局は拾ってくれるだろう…って希望的観測に叶った性能は有しているみたいです。
見た目からスゲー…って感じはしますが、特別に高感度な…ってワケではないみたいです。

短波に関しては、比較するラジオを持っていないので、どうなんだか判りませんが…波はどのバンドでもちゃんと拾ってくれています。ただ、言語明瞭ながら意味不明…って波ばかりなので、アジアンな言語に長けている人には面白いかと…。その方面に疎い人は…『ラジオNIKKEI』とか、いつもジャンパー着てる将軍様を全力で絶賛する放送…くらいしか聴いても判りませんし…。

その昔、もっとスゲーラジオでBCLやっていた頃と比較すると…よく波を拾うなぁ…と、思いました。アジアンじゃ短波と言うバンドがホットなのかも…と思ったくらいに、声や曲が聞こえてきてますんで。実際はどうだか判りませんが…どこかしら声や曲が聞こえてくるのが性能の善し悪しと関係するんだか否か…昔はもっと閑散としていた記憶があるんで…。

そういう意味じゃ、ワールドレシーバーの名は伊達じゃ無いんだと思いますな…。

そもそも、中華製ラジオのOEM製品だと言われてますが、質感や性能、価格を考えたら、諸手を挙げて歓迎したいって製品だとも思いますな。日本はこうした名品が生まれてくる土壌を失ってしまいましたからね…。

\980ラジオのために即席で作った電線室内アンテナ…も、有効に活用できています。やはり感度の向上は劇的に…って感じですので、これはこれで完結していても、繋げていた方が幸せになれますな。

単3電池に加えて、ACアダプターも使える仕様になっているし、電源と音量は別スイッチになってるし、チューニングが合ったときにインジケーターが赤く光ったり、背面にスタンドが仕込まれていて、寝かせて使う時に良いらしい…な事も出来るんで、価格から言えば「豪華装備」かも。

イヤホンは片耳が付いてきましたが…\980ラジオに付いてきた両耳のを挿してもモノラルで両耳から聞こえます。手持ちの上質なイヤホン・ヘッドホンに替えた方がよろしい感じですな…。デジタル的な部分は無い…みたいなので、電池の保ちもよろしいのではと思われます…。

…日本からラジオが消えた…なんてのもありましたが、消えるほど売れちゃった中には、こうした安価ながらも使えるヤツが含まれていたんでありますな…。どうか、大事に使い倒して頂きたいもんです…。

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