アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ホバリング&素早さ

2016年04月18日 | Weblog
 熊本地震。ヘリコプターが、孤立した被災者救助に、報道に、資材運搬に津訳しています。また、ドローンも災害状況調査に使われています。

 で、今春の新入社員は「ドローン型」なのだそうで…。つまり、指示待ちで気配りができない「ドロ~ン」とした新入社員が多いということか?…はいはい、ドローンは、「蜂」のことで、「ホバリングができて、素早い」ってことですかね。
「新入社員はドローン型」というのは、日本生産性本部の見立て、恒例になっているもの。
 ・・・就職活動の日程変更という強風にあおられながらも、内定の目標へ向かう姿がドローンのようだったんだと。ドローンは小型無人機としての小回りとスピードが身上。災害現場での情報収集から宅配までさまざまな活用が期待される。新入社員には、スキルアップで活躍の場を広げ、広い視野を持ってほしいとの願いも込めた・・・。
 首相官邸の屋上にドローンが落ちましたよね。日本の首相官邸の危機管理ってどうなっているんでしょうねえ。ドローンに、苦も無く侵入されてしまう。チンパンジーですらドローンを叩き落としますから(チンパンジーの危機管理、侮れません)。 官邸の警護…屋上に落ちたドローンに爆弾が搭載されていたとしたら…。ミサイルなら上手くいけば撃ち落とせるかも知れないが、ドローンには手も足も出ない。政府は悔し紛れか、かつてない迅速さでドローン規制に乗りだしましたね。(なお、自慢ではありませんが、私がドローンを規制しろと言ってから、1か月後のことです。私の意見を聞き入れて実行していれば、首相官邸にドローンは落ちなかった…ハズ。「日本死んだ」のブログが国会で取り上げられるのですから、「ドローンを規制しろ」だって取り上げられても良かったと思うが。もう規制ができたからいいけどね)

 ヘリコプター、ドローンと来たら、オスプレイにも触れなければなりません。いずれも、垂直離着陸ができて、ホバリングができる。
 米国では、「未亡人製造機」とあだ名されるほど事故が多いらしいのですが、まだ日本では大きな事故を起こしてはおりませんがね。
 オスプレイは、沖縄、横田基地に配備。自衛隊もオスプレイを導入し、佐賀空港に配備するという。こちらについては、ドローン規制のようなものは話題にも出なかった。「安全だと考えている(菅義偉官房長官の談話)」ってことで。
 自衛隊がもっと早くにオスプレイを導入しておけば、この度の熊本地震で使えたのですがね。
ワシ、タカ、ハヤブサ、ミサゴ…空を飛んでいるときは…私には区別がつきません。同じ猛禽類でも、フクロウ、コンドルは区別できますけどね。もっとも、フクロウが飛ぶ姿は未だ見たことがありませんがね。ハゲワシはどうなんだって?自分のことを言われているようで…コメントしたくないですねぇ。
 英語では、タカはHawk、ワシはEagle、ハヤブサはFalcon。で、ミサゴは、「Ossifrage」と「Osprey」の二つの言い方がある。「オスプレイ」は、ミサゴのこと。

 なぜあの新型輸送機が、ミサゴなのか?手元の図鑑によりますと、「ミサゴは空中に停止し魚を狙って水面に急降下する狩りの名手」なんだと。なるほど、ミサゴだね。