新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

真面目な良い人。

2017年10月11日 | あのひとの命式


上図は私の知人の命式です。
彼の命式は日干:甲で、天干の並びは正官を中心とした正財と印綬の並びの命式です(財官印三宝の命)。
五行(木火土金水の丸い円)を見ると…(●=1、△=0.5)
木(比肩)●
火(食傷)●
土(財星)●●△
金(官星)●●●
水(印星)●

比肩は我を表し、命式全体を統括する星ですが、その比肩が1個しかありません。
また、比肩の反対側にある財星と官星とに、全部で星(●)が5.5個あります。
1個の比肩で5.5個の財星と官星とを相手にしなければなりません。
財星は優しさを表し、官星は責任感を表しますので、1個の自分で2.5個を抱きかかえ、3個を背負うような形になります。
また、変通星を見ると、ほとんどが、正財・正官・印綬という「正」の吉星です。
正財・正官・印綬は、とても常識的で世間体を気にし、人様に悪く見られるのを嫌います。
天干に偏財や偏官・偏印が一つでも出ていれば、もう少しガス抜きもできるのでしょうが…。
すべて「正」という、真面目な堅い星の並び。さらに比肩が1個しかないので、自己主張が出来ず、周囲に気を使い、振り回されて疲れてしまう傾向もあります。
周囲からは良い人に見られても、本人は意外と大変かも知れませんね…。
この様な命式の方は、「何の為に生きるのか?」等の、宇宙の原則(印星)を確りと学ぶと良いかも知れませんね…。
陰陽五行の本質を学び、生き方の根本が腑に落ちると、印星が比肩を生じて、自分軸が確りするかも知れませんね…。
クリックしてね
オンライン講座



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする