新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

動く星。

2017年10月18日 | 今日の出来事
先日、東京へ行く高速道路での車中での話です。

(友人)僕は、200km~300kmの距離を運転するのはたいしたことはないよ! その様な距離は近所に行くようなもので、自分から見たら庭の様なものだよ。でも、600kmぐらいだと少し遠いかな!

(私)次の日に600kmを走る(運転)のは決意が必要だね。旅行でいくなら良いが、ビジネスとなると気が重いよ。特に渋滞している首都高を走る場合は130kmでも気分が重いよ。

(友人)僕はそうでもないよ! バイクが好きなので、首都高をバイクで走るのも何ともないよ。

(私)そうだね、君はバイクが好きだね! 昔ならばバイクは馬みたいなものだね。馬で戦場を駆けている先祖が居るのではないの?

(友人)僕の場合は、道を求めた修行僧かもしれないね。今もバイクで神社仏閣巡りや遺跡めぐり等 放浪するのが好きだから…。(その友人の命式は月上:偏印、年上正官の並びだった)。


当方では対面や電話での鑑定も行っていますが、鑑定の基本は対面で、出来ればお逢いして話すのが一番ですよ! と お客様にお伝えすると、それでは行きますと、関西方面から新幹線に乗って、群馬の田舎まで直ぐに来られる方も居ます。

それらの人の命式を見ると、月上に偏官が出ていたり、五行に官星が固まっている方が多いものです。
偏官は野生馬の様な星でもあり、じっとしているよりも走り廻っている方が性に合うのでしょう。
武人の星である偏官を持つと、戦場を馬に乗って先頭に立って駆け巡る姿が目に浮かびます。
フットワークが軽く、目的に向かって走る世界は一番です。
動き回る仕事や、転勤族を見ると命式に偏官が輝いている場合が多いものです。

五行に官星が無く、月上の中心星が正財等の命式の場合は、家の中に居るのが好きですね…。
家事をしながら、夫や子供の帰りを待つのが一番という方も多い様です。

また、月上の中心星に旺相する比肩(劫財)が出ていて、五行に比肩が固まる場合は、国を離れて海外で活躍する人も多い様です。海外に出ていなくても、心は遠い異国の地を求めている場合も多いかも知れません。比肩には分離という意味もあるので、故郷には執着しないのかも知れませんね…。

命式によって随分と変わってきます。

将棋にも突き進む駒が有りますね。
香車、桂馬、飛車・角。
偏官と印綬とが並んだ「官印両全」で、自星も確りしている命式は「龍」に近いかも知れませんね…。
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コメント (7)
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