新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

身旺と身弱。

2021年06月04日 | 四柱・その他
身旺・身弱とは、命式の中心である自分自身を表す「日干」の強弱のことをいいます。
身旺身弱の判断方法は流派によって違いがあるが、基本的には日干が強ければ「身旺」、弱ければ「身弱」と言えるでしょう…

身旺の命式の方は、自分を中心として人生を生きる傾向があり、身弱の命式の方は、あまり強く自分を主張できない傾向があります。
身旺の人は、自分の人生の梯子を登り、身弱の人は、人の人生の梯子を登る傾向もあります。
特に、身旺で天干の並びが良いと…例えば財官印が並ぶ等の場合は、人の上位に立てる運も持っています。
また、身弱で天干の並びが悪い場合(凶星が並ぶ)等は、正しい生き方をしないと、痛い目に合う事もあります。

身旺の方は、実業界、身弱の方は内面的・精神的な世界で才能を発揮している人も多い様です。

(身旺・身弱の判断方法の一つ)
1. 五行における比肩・印星の多寡。
2. 日干を中心とした12運の強弱。
3. 月令得ているかどうか。
4. 比肩星を中心とした五行のバランス。

小さい頃は両親の愛が全てだと思います。
親が喜べば、子どもは安心を得られるので、親の喜びに応えようとするのが子供です。
・比肩が強い子は、自己主張して愛を求めます。
・食神や財星等の優しい星が多い子は、親の機嫌に合わせて自己主張できずに、自信を持てずにいる子も多い様です。
・傷官が強い敏感なお子さんは、アレルギーや身体の不調で親の気を引く場合もあります。
・その他、様々ですね…
植物も母なる大地からの栄養(愛)と、天(父)からの光の恵み(愛)の両方で育ちます。
天地(父母)が一つになって、神様から預かった子供を育てる気持ちが大切なのかも知れません。
人は心と身体で出来ています。
心が喜ぶと身体も喜び、様々な問題行動も治まってくると思います。
身旺身弱や変通星によって、その表現方法に違いが出て来るのだと思います。

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