上図は2016年3月27日に行われた大相撲春場所千秋楽で戦った横綱白鵬（31歳）と横綱日馬富士（31歳）の命式です。
■白鵬 翔(1985.3.11生れ。ウランバートル市出身、身長192cm 体重155kg、好物は焼肉と納豆）
・父親のジグジドゥ・ムンフバトはブフ（モンゴル相撲）で、5年連続6度の優勝をした元アヴァルガ（大相撲の横綱に相当）で、メキシコ五輪のレスリング重量級銀メダリスト（モンゴル初の五輪メダリスト）となったモンゴル国の国民的英雄である。母ウルジーウタス・タミルは元外科医でありチンギス・ハーンの流れを汲む家柄とのこと。
・2008年4月1日に東京ドームで行われたプロ野球巨人-中日戦の始球式に登板、球速112km/hのストライクをマークしている
・NHKスペシャル「横綱白鵬 〜“最強”への挑戦〜」（2010年11月28日放送）内にて、最新の科学を駆使して白鵬の強さの秘密に迫る試みが行われた。それによれば、白鵬には陸上選手のウサイン・ボルトに匹敵する瞬発力や、反動を起こさずに筋肉を動かせる特技など、力士にとって理想的な身体能力が備わっているという。
■日馬富士 公平（1984.4.14生れ。ウランバートル市出身、身長185cm 体重135kg、幕内で2番目に軽量の力士）
・尊敬している力士は、同じく軽量だった元大関・初代貴乃花で、稽古熱心な彼はビデオで初代貴乃花の相撲を研究している。
・強気で物怖じしない性格。好きな言葉は「全身全霊」で、「真っ向勝負」を身上ととしている。
・モンゴル相撲の国家ザーン（関脇相当）だった父親の元、3人兄弟の末っ子として育つ。
・モンゴルの心臓病の子供への医療支援NPO「ハートセービングプロジェクト(HSP)」の会員として、医療の遅れているモンゴルの地方での検診活動の費用を懸賞金ですべて賄ったり、日本の小児循環器病棟への慰問活動を行ったりしている。
■白鵬、「変化相撲」にヤジ！日馬富士「自爆」批判も…
横綱白鵬が結びで横綱日馬富士に勝ち１４勝１敗とし、史上最多を更新する４場所ぶり３６度目の優勝を果たした。
しかし、日馬富士の突進を白鵬がよけるような形で日馬富士が土俵外に飛び出してしまうあっけない結末に、館内のファンからは大ブーイングが飛んだ。
優勝インタビューでは、白鵬が涙ながらに取り口を謝罪するシーンもあった。
目頭を押さえ、人目をはばからず涙を拭った白鵬。
インタビュー後半はほとんど質問に答えられず、「すいません」「１５日間、ありがとうございました。
以上です」と声を振り絞った。
※ 日干：土（戊・己）で、共に日支は長生で、天干の並びは比肩と偏官とが並ぶ似た様な命式だった…。
互いに負けず嫌いな男っぽい性格なのだと思う…。
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