人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

有機農法は哲学だ!

2009年03月18日 | 日常
 お声をかけていただいたので「あいち有機農業フォーラム2009」に出席をし、有機農業推進議連事務局長の立場で来賓として出席されていたツルネン・マルテイ参議院議員とかたい握手。

 有機農業技術会議理事長の西村先生の基調講演を聴いて、「有機農業は単なる農業技術ではなく、哲学だなあ。」と思いました。

 「雷は雨冠に田んぼと書く。雷で空中の窒素が固定化し雪となって降るので日本海側の田んぼはよい米がとれる。稲妻と言うが稲の字が付いているとおり、昔の人はそのことをよく知っていたのだ。」
 「体に抵抗力があれば病気にならないのと同じで、土が健康なら作物も病気にかからない。」
 「作物は自分が育っていく生きるという意思を持っている。農業技術は作物が育ちたいように育てるための補助手段でしかない。」

 講演の内容は分かり易く、たいへん興味深いものでした。有機というのは、突きつめていくと、一つの生き方や哲学に通じるものがあると感じました。講演の最後に先生が示された言葉がまさにそれを物語っています。

 「天地有機」天地とき有り
 「無為自然」為すこと無く自ずから然り
 「農法自然」農は自然に法る
 


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