折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

娘の自転車のハブ、グリスアップ

2020年09月27日 | ちょっと休憩

この前、娘の自転車の後輪のタイヤを交換したときに、ハブの回転が悪いのが気になりました。

なので、ハブのグリスアップに挑戦しました。

まずは、後輪を取り外します。



サーボブレーキを取り外し、玉押しのボルトを外してみると、

グリスが綺麗に流れ出てしまっています。

磁力のあるドライバーでベアリングの玉を取り出し、パーツクリーナーで綺麗にしました。

左側もシャフト抜き取って、玉を取り出して綺麗にしました。

ちなみにベアリングの玉は、左右9個づつ入っていました。

シマノのPREMIUM GREASEをたっぷり塗り込んで、玉を入れました。


玉抑えのボルトを入れて、きつ過ぎず、緩すぎず、スムーズに回るように締めこんで、
グリスアップの完了です。

これで気持ちよくペダリングできるようになったでしょう。

娘の自転車には、BROMPTONよりも手を掛けているような気がします・・・


釣り-大鯛

2020年09月27日 | チヌ(黒鯛)

K君と休みが取れたので、和歌山の筏に釣行しました。

天気予報が雨だったのですが、船頭が船を出すと言っているので行ってみたら、すごい雨です。



しばらく様子を見ていたのですが、昼から雨脚も弱くなるということなので、1時間遅れで出船しました。

筏に乗って、土砂降りの中で釣りの準備をしました。

風が強くて、パラソルを差すこともできません。

いつも通りダンゴを3個打ってから仕掛けを作って釣りの開始。

いつもならそこで煙草を点けるのですが、今日は煙草が濡れるので至福の一服をすることもできません。

地上は雨ですが、海の中の魚の活性は高いようです。

オキアミもサナギもすぐにかすみ取られてしまいます。

数投目で、風が弱まってきたのでパラソルを差そうと釣り座を離れると、竿が海中に引き込まれました。

竿を手に取ると、強烈な引きです。

何だ何だと締め込みをいなし、魚を浮かせて来ると、赤茶色の魚体が見えました。
それもでかい。

何とかタモに収めると、65センチの真鯛でした。


雨で手が濡れてスマホの操作ができなかったので、港に帰ってからの写真です。

筏に乗って1時間も経たないうちに、満足のいく獲物です。

K君にもう帰ろうかというと、何も釣っていないK君は、何を言ってるのですかと怒っていました(笑)

その後はボラが寄ってきて、ダンゴをいつも以上にしっかり握らないと底まで持たない状況です。

僕はチャリコやヘダイをポツリポツリと掛け、K君もチャリコやアジをポツリポツリと掛けますが、
本命のチヌは姿を見せません。

お昼近くになって、ようやく雨が弱くなってきましたが、状況は変わらず。

大好きな筏の上の昼寝もできないまま、納竿時間まであと1時間となりました。

そこで、ようやくチヌらしいアタリが出ました。

辛抱強く本アタリが出るまで待っていると、やっと穂先を抑え込むアタリが出ました。

捉えたのは、32センチのチヌです。

やっと本命を手にしたのですが、後が続かず納竿となりました。

本日の釣果は、大鯛と小チヌとヘダイ、アジです。


K君は残念ながら、今回もチヌは釣れませんでした。

大雨の中の過酷な釣りでしたが、僕は大きな鯛と本命のチヌが釣れて満足でした。
K君は不満足そうでしたが・・・


仙台旅行

2020年09月26日 | ちょっと休憩

秋のゴールデンウィークです。
旅行に行こうかと子供たちを誘ったら、夫婦水入らずで行っておいでと言うので、奥さんと二人旅です。

行先は悩んだ末、今まで行ったことのない宮城県仙台です。

伊丹空港から仙台空港まで飛行機に乗って、レンタカーを借りてまずは松島へ。

日本三景の一つです。

松島について、旅館に車を停めさせてもらって、名物のアナゴ丼を食べました。


今日はもう車を運転することがないので、ビールを飲みながらアナゴ丼を戴きました。
身がホクホクで美味しかったです。

遊覧船からは、松島のいろいろな島を見ることができました。


遊覧船の観光の次は、瑞巌寺や五大堂を見て回って、みちのく伊達政宗歴史館に入りました。


精巧な蝋人形で伊達政宗の生涯を展示していて見応えがありました。

松島温泉に浸かって翌朝、目を覚ますと窓から朝焼けに染まった松島の島々が見えました。


とてもきれいな風景です。

二日目は、蔵王の御釜を見に行きます。

途中にみやぎ蔵王こけし館に立ち寄りました。


様々な表情をしたこけしが、僕たちを迎えてくれました。

県道12号線を上っていくと、だんだん霧が濃くなってきました。
蔵王エコーラインに入るころには、視界が100mも無いです。

御釜が見えるところ付きましたが、


看板の向こうは真っ白で、何も見えません。
気温は6度で、とても寒いです。

レストハウスに入って、昼食を食べました。


御釜にちなんで、御釜に入ったカツ丼です。

ボリュームたっぷり、衣はサクサクでお肉はジューシー、美味しかったです。

山を下って、次は日本三瀑の一つ、秋保の大滝に向かいました。

駐車場に車を停めて、散策路を歩いていくと、水量豊かな大滝を見ることができました。


凄いしぶきで、マイナイオンたっぷりです。

秋保温泉の磊々峡は、川が山を削って、神秘的な谷を作っています。
その中に、ハート形をした岩の窪みがありました。


見事な自然の造形です。

秋保温泉で宿泊して、3日目は仙台天文台や動物園を回る予定でしたが、
奥さんが昨日、御釜を見に行くとき看板を見つけた、蔵王キツネ村に行きたいというので、
予定を変更して蔵王キツネ村に向かいました。

蔵王キツネ村はキツネが放し飼いになっていて、くつろぐキツネを間近に見ることができました。
餌やりもすることができます。



空を見ていた奥さんが、今日は曇っていないから、御釜を見に行こうと言いだしました。

では、試しに行ってみようということで、またもや県道12号線を上っていきました。

蔵王エコーラインに入っても視界が良かったので、期待ができます。
駐車場に車を停めて展望台まで歩いていくと、

御釜が綺麗に見えました。

御釜を見ることができて、奥さんも満足です。

仙台市に向かって大崎八幡宮に参拝すると、七五三のお参りをしている家族がいました。


子供たちが幼かったた頃を思い出します。

瑞鳳殿の見学もしました。


装飾が綺麗で、一昨年に行った日光東照宮を思い出します。

夕食は、仙台名物の牛タンを食べました。


肉厚で柔らかくてビールが進みます。

最終日は、青葉城址に行って、仙台のシンボルともいうべき伊達政宗騎馬像を見ました。


独眼竜政宗、かっこいいですね。

次は仙台うみの杜水族館に行く予定だったのですが、入り口に行列ができていたのであきらめて、
地底の森ミュージアムに行きました。


縄文時代の生活がわかる博物館です。

震災遺構の荒浜小学校にも行ってみました。


2階のベランダのところに津波浸水高の看板がありました。

あんなところまで津波が来たのですね。

最後はかわまちてらす閖上でずんだソフトクリームを食べました。


甘くて美味しかったです。

4日間の旅が終わって伊丹空港に着くと、長男が車で迎えに来てくれました。

ありがとう長男。








BROMPTON-キックスタンド修理

2020年09月15日 | Brompton

前回の日本一周の旅で、BROMPTONのキックスタンドの具合がまた悪くなりました。

足が開いてしまって、BROMPTONが倒れてしまいます。


キックスタンドを外してストッパーのボルトを抜いてみると


ストッパーが当たるところが削れていて、おまけにパーツが摩耗してしまったのか、足がガタガタします。

9,000kmの旅を伴にしたキックスタンドです。
このまま捨てるのは偲びないので、修理してみることにしました。

ストッパーになるボルトにプラスチックのスペーサを噛まして、ボルトをきつめに締めてみました。
摩耗が軽減されるように、擦れる部分にはグリスを塗りました。


そうすると、がたつきが無くなり、足の開きもましになりました。


これで日本一周の旅のゴールまで、持ってくれるかな?


日本一周96日目 北海道 根室~釧路

2020年09月13日 | 日本一周



ホテルの窓から外を見ると、すごい濃霧です。


3日間で300kmを走ったあとの4日目は辛いです。

でも、国道44号線の横を列車が走っているので、走れなくなった時は輪行で釧路に向かえます。

保険があると気が楽になります。

国道44号線を走り出すと、視界は100mも無いでしょうか。


霧で体が濡れて気持ち悪いです。

しばらく走ると、霧が晴れてきました。


釧路まで、あと100kmです・・・

ふと横を見ると、草原の向こうにまたエゾシカがいました。


角があるので、オスのエゾシカでしょうか。

昨日走った国道243号線の合流点まで走ってきました。



草原に大きな鳥が見えました。


長い首に黒い尾羽。
もしかして丹頂鶴?

北海道はいろんな動物を見ることができました。
牛、馬、キタキツネ、エゾシカ、丹頂鶴。
あとはヒグマを見たいような見たくないような・・・

国道44号線はアップダウンが多くて、おまけに交通量も多いです。

おまけに路肩が荒れていることも多くて、走行に気を使います。

国道沿いに小さな駅舎がありました。


一服しようとしたら蚊が群がってきたので、慌てて退散しました。

BROMPTONで走り出したのに、しばらくは蚊がまとわりついていました。
北海道の蚊はしぶといです。

道の駅厚岸グルメパークは高台にあります。
厚岸湖が綺麗に見えました。


ここで昼食。
お薦めのイワシのトロ丼を食べました。

真ん中の白い容器に入ったタレを左上のイワシにかけて、ご飯と一緒にいただきます。
イワシのうまみが効いて、美味しいです。

カキフライも二つ付いていました。
ビールが欲しくなります。

腹ごしらえも済んで、また走り出しました。

釧路の手前の峠はきつかったです。


何とか峠を越えて、釧路に到着。

釧路川の河川敷で一息入れました。


この上流には、幻のイトウが棲む釧路湿原があります。

昔、家族旅行で釧路に来た時に、釣りキチ三平みたいにイトウを釣ってやろうと、
家族が寝ている朝早くにホテルを抜け出して、釧路湿原で釣りをしたことがあります。

イトウが掛かったと思ったら、ウグイでした。

20年も前の話です。

釧路駅に到着。


今日はここで宿を取って、明日大阪に帰ります。

家族にお土産は何がいい? とLINEを送ったら、
娘からイクラとレアチーズケーキ
奥さんからは丹頂鶴の卵というお菓子。

息子たちは何も言ってこないのに、女性陣は・・・

96日目

走行距離

125.5km

(GPS計測)

 

総走行距離

9,212.5km

出発時間

6:00

根室

到着時間

15:10

釧路

走行時間

9時間10分

 

平均速度

13.7km/h

 





日本一周95日目 北海道 尾岱沼~根室

2020年09月12日 | 日本一周



宿の窓から外を見ると、霧が出ているようです。


温泉に浸かって疲れを取ったつもりですが、足が痛いです。
筋肉痛がする足を引きずりながら、国道244号線を走り出すと、結構、霧が深いです。


少し走ると、国道脇に四島返還のモニュメントがありました。


雨も少し降ってきて、レインウェアを着るほどではないのですが、バッグが濡れると嫌なので、レインカバーを掛けることにしました。


しばらく走ると、雨が止み、霧が晴れてきました。

牧場では、道産子が美味しそうに牧草を食んでいます。


走り始めて一時間半ほどで国道244号線は終わり、国道243号線に入りました。


こんなちょっとした坂が、昨日、知床峠を越えた足に堪えます。

走行距離が40kmを越えたところから、GPSと睨めっこしながら走りました。

走行距離をカウントしながらストップ。
日本一周の旅を始めて、9,000km地点です。

走り始めて10年6か月、95日目、雄大な北海道の風景の中で、9,000kmを迎えることができました。

我ながらよく走ったものです。

厚岸からは国道44号線に入ります。


さすが二桁国道です。
車の量が増えて、特にトラックやダンプなど大型車両がひっきりなしに走るので怖いです。

ふと道路脇の看板を見ると、

3週間前に熊が目撃されたそうです。

夕方は危なそうですね。
早めに走り終えて宿に入らないと。

道の駅スワン44ねむろで昼食を食べようと思っていたのですが、残念ながら定休日でした。
仕方がないので風連湖の写真を撮って、


少し先のコンビニで昼食を取りました。

今日の目的地、北海道最東端の納沙布岬まで、30kmの看板が出てきました。


まだ30km、中々辛いです。

根室市街に入ると、気温が27℃を越えています。


どおりで暑いはずです。
北海道の9月は、もっと涼しいと思ったのに。

ここから納沙布岬までは、まだ23kmもあります。

宿は根室市内で取っているので、まだ40km以上走らないといけないです。

根室を過ぎて、道道35号線を走りました。
この道もアップダウンがきついです。

電動アシストのついたビーチクルーザがすいすいと坂を上っていきました。

僕のBROMPTONにも電動アシストが欲しいものです。

ようやく納沙布岬にたどり着きました。


納沙布岬の碑の前で記念写真です。


14個目の端っこです。

岬の売店で到達証明書を購入しました。

これで北海道の4極をすべて走破しました。

残りは本州の最東端と最南端の二つです。

納沙布岬には、四島をイメージした、大きなモニュメントもあります。


根室に戻ろうと思ったら、道道35号線は根室半島をぐるっと回っているようです。

GPSのナビに従って走ってきたのは、南側の道です。

走った道を戻るのも癪に障るので、反時計回りになりますが、北側の道を戻ることにしました。

北方原生花園では、馬が放し飼いになっていました。



三人組の女の子が、遊歩道で馬を呼んでいました。

すると、女の子たちに呼ばれて、馬が近づいてきていました。
人懐っこい馬のようです。


一服しながら風景を楽しんでいると、女の子たちの悲鳴が聞こえました。

なんだと思ったら、黒い大きな馬に追い立てられて、柵の外まで女の子たちが逃げてきました。


気の荒い馬もいるようです(笑)

北方原生花園を後にして、根室に向かって走っていると、草原の向こうに動物の群れが見えました。
馬にしてはスマートです。

エゾシカでした。

ついにエゾシカをカメラに収めることができました。

でも、僕の動きにエゾシカたちは警戒して、森の中に逃げていきました。

驚かせてごめんね。

道道35号線は、北側の道もアップダウンが続きます。


坂を上っていると、新たな発見がありました。
Pハンドルの下ハンドルを持つと、Mハンドルなら1速落とさないといけない坂も、一気に上ることができました。

Pハンドルは偉大です。

根室まではもう少し、陽が落ちる前に着きたいものです。

やっとのことで、日本最東端の駅、根室駅に到着しました。
筋肉痛の足に鞭打って走ったおかげで、陽が落ちる前に宿に入ることができました。


95日目

走行距離

129.2km

(GPS計測)

 

総走行距離

9087.0km

出発時間

7:30

尾岱沼

到着時間

16:55

根室

走行時間

9時間25分

 

平均速度

13.7km/h

 

あと800m走っていたら、二日連続130km超えでした。

もう少しうろうろしていたら良かったかな(笑)


日本一周94日目 北海道 斜里~尾岱沼

2020年09月11日 | 日本一周



ホテルの窓から外を見ると、良い天気です。


今日は日本一周の旅を始めるときから想定していた、最大の難関の知床峠越えです。

知床峠は次男が生まれる前に家族旅行で車で越えたことがあります。
その時の印象から、日本一周の最大の難所になるだろうと思っていました。

天気が良いのはいいけど、暑くならないか心配です。
何しろ、今年の北海道の9月は、記録的な暑さだそうです。

ホテルを出発してすぐに、国道334号線を走りました。


海岸では、大勢の釣り人が竿を振っていました。

何が釣れるのかな?

走り出して1時間半ほどで、オシンコシンの滝に到着しました。


長女と長男が小さいころに訪れた滝です。
懐かしいです。

途中で、カメが首をもたげたような岩がありました。

亀岩と名付けましょうか(笑)

そうこうしているうちに、知床峠の坂道に差し掛かりました。
「あっクマだ!車降りたら事故のもと」と言われても、自転車の場合はどうしたらよいのでしょうか。
8:09 知床峠のアタック開始です。


坂の上り始めで、男の人たちが大声で話をしていました。


聞き耳を立てると、知床峠を超えたところに、熊のウンコがあったそうです。

「自転車ですけど大丈夫ですかね」と男性に尋ねると、
「自転車もいっぱい走っているから大丈夫、気を付けて」と言われました。

気を付けてと言われても・・・


道路脇には熊に注意の看板が並んでいます。

坂を上り始めると、きついです。

ギアを1速に落として、Pハンドルの下ハンドルを持って、やっと登れる斜度です。
試しに上ハンドルを持ってみるとペダルを踏めないほどきついです。
Pハンドルに交換して正解です。

GPSを見ると、時速5~6kmといったところです。

8:41 坂を上り始めて30分。


知床峠まで10kmの看板がありました。

30年前なら足を着かずに登り切ろうと思ったかもしれませんが、今は分別のある大人です。
下手をすれば10分ごとに足を着いて一息いれながら、坂を上っていきました。

9:02 坂を上り始めて約1時間。


標高290mまで登りました。
峠は標高700mちょっと。
3分の1ぐらい上ったところでしょうか。

日差しはきついですが、気温は大阪に比べたら随分ましです。
熱中症は大丈夫のようです。

9:16 一気に210mも登って標高500m。

3分の2をすぎたかな?

10:14 坂を上り始めて約2時間。


ツアーの旅行者でしょうか。
そういえば、自転車を積んだ車が坂を上っていきました。
知床峠のダウンヒルを楽しんでいるようです。
ガイドの男性に尋ねると、峠まであと数百mだそうです。

この場所からは、登ってきた道と、遠くにオホーツク海が見えました。


オホーツク海も、これで見納めでしょうか。

先のカーブを曲がると、道脇にトラックが停まって、男性二人が不穏な動きをしていました。

男性に何かあったのか尋ねると、ついさっき、熊が左の茂みから飛び出してきたので、追い払っているそうです。

手には熊よけのスプレー?を持っていました。

もう少し早く坂を上っていたら、熊とニアミスするところでした。

野生の熊を見ることができなかったのは残念ですが、良かったというべきでしょうか。

男性に気を付けてと言われて再出発すると、ロードに乗った女性に追いつかれました。
「こんな小さな自転車で登ってきたのですか」と驚かれましたが、BROMPTONを舐めてもらっては困ります。


とはいうものの、ロードの女性には、あっという間に離されました。

10:24 坂を上り始めて、2時間15分で峠に着きました。

遠くに見える山に傘雲がかかって綺麗です。

遠くには、国後島が見えました。


BROMPTON、初めて外国を見る、です。

知床峠の行程は、GPSのデータでみるとこんな感じです。


きつかったのはきつかったのですが、先が読めたので、思ったよりも楽に越せました。
今までの日本一周の旅を振り返ると、8年前に九州の志布志から佐多岬に向かった道が、
先の見えない激坂が続く一番過酷な道でした。

知床峠を超えると、少し登りがあったものの、後は羅臼まで下り坂です。


熊のウンコは片付けられたのか、見当たりませんでした。

一気に坂を下って、道の駅知床・らうすで昼食を取りました。

なににしようか悩んだ末、選んだのはお薦めと書いてあったサメガレイの煮付けです。


僕はカレイの煮付けはあまり好きではないのですが、
サメガレイの煮付けは身がホクホクで、
エンガワの辺りはコラーゲンたっぷり?
まったりとした味わいで美味しかったです。

休憩を取って、羅臼からは国道335号線を走ります。


標高738mの知床峠を超えた足には、国道335号線のちょっとした坂もきついです。

標津町で国道244号線に入り、


トドワラのある野付半島の脇を通り過ぎ、


ヘロヘロになって今日の宿のある別海町に到着しました。

標高738mの峠越えを含む130km超えの走行は、しんどかったです。

94日目

走行距離

132.0km

(GPS計測)

 

総走行距離

8,957.8km

出発時間

5:50

斜里

到着時間

16:10

尾岱沼

走行時間

10時間20分

 

平均速度

12.8km/h

 

 


日本一周93日目 2020年9月5日 北海道 網走~斜里

2020年09月10日 | 日本一周


心配していた台風10号がそれて、北海道に飛び立つことができました。

伊丹空港から羽田空港で乗り継ぎ、女満別空港へ。
女満別空港からバスに乗って、前回の到着地、網走バスターミナルにたどり着きました。


国道244号線を走ります。



海岸線沿いの走りよい道です。

国道脇に昭和の香りが漂う駅舎がありました。


中に入ってみると、壁や天井に名刺が貼られています。

何かのおまじないでしょうか?
僕も名刺を持ってきたらよかったです。

北浜駅を後にして、しばらく走っていると、列車が抜かしていきました。


一両編成の可愛い列車です。

右手の牧場では、馬が草を食べていました。


道産子かな?

BROMPTONが北海道で馬と出会うのは初めてです。

道の駅小清水で、美味しそうなお店を見つけました。


カスタードクリームのクレープを注文しました。

甘くて美味しかったです。

今度は可愛い仔牛と出会えました。


仔牛って、足が長いのですね。

斜里に近づいて、国道244号線から道道769号線に入りました。

斜里川の橋を渡っていると、汽笛が聞こえたのでカメラを構えていると、


今度は2両編成の列車でした。
ちょっとシャッタータイミングが早かったか・・・

斜里駅に着くと、豪華な列車が停まっていました。


YOKOHAMA IZUKYU-SHIMODAと書いてあるけど、ここから伊豆まで走るの?

THE ROYAL EXPRESSを見送った後は、宿に入って明日の走りに備えました。

93日目

走行距離

39.7km

(GPS計測)

 

総走行距離

8,825.8km

出発時間

14:30

網走バスターミナル

到着時間

17:20

斜里

走行時間

2時間50分

 

平均速度

14km/h

 



 

 


ステムボルト交換

2020年09月03日 | Brompton

先日交換したBROMPTONのPハンドルですが、気になることが。


少し、ステムボルトの長さが足りないような気がします。

このボルトは走行中に緩むと、ハンドルが倒れて命にかかわります。

もう少し長いボルトに交換しようとホームセンターに出向いたのですが、同じサイズのボルトが見当たりません。

調べてみると、BROMPTONのステムボルトは、7mm×20mmというサイズです。

JIS規格では7mmのボルトはなくて、ホームセンターなどでは売っていないそうです。

インターネトで物色し、やっと見つけたのは7mm×25mmの64チタンボルトです。

純正のステムボルトなら200円以下で売っているのですが、チタンボルトは3倍の500円近くします。
しかも、送料を加えると、1,000円を超えます。

ちなみにボルトはクロモリ製が一番強度があって、その次が64チタンだそうです。
チタンボルトを買う場合は、強度のいるところは、64チタンでないと危ないそうです。

それから、BROMPTONメンテナンスブックを見ると、ステムボルトの締め付けトルクは18Nでした。

Mハンドルに交換したときは適当に締めたのですが、その時にシフターのネジ穴をなめてしまったこともあって、正確なトルクで締め付けたいものです。

何しろ、締め付けが足りなくて緩んでも、締め付けすぎてボルトが折れても、命にかかわりますから。

ということで、トルクレンチも購入しました。


少々高くつきましたが、命には代えられません。

上が新しく買った64チタンボルトで、下が純正のボルトです。


両方ともネジのピッチは1mmです。

ちなみに純正のボルトは8g。


64チタンボルトは5gです。


トルクレンチを18Nに合わせて

既定のトルクで締め付けてみると、


ボルトがちょっと突き出ました。

想定通りです。

ステンレス製の7mmナットを買って、突き出たボルトに被せました。


これで突き出たボルトが気にならないし、緩み止めにもなるので一石二鳥です。

ちなみにナットの重さは2gです。


ということは、ステムボルトの交換で、僕のBROMPTON、1g減量です。