折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

釣りー「ダンゴ掻き混ぜ機(ダンゴミキサー)」

2015年07月26日 | チヌ(黒鯛)

これ、何だと思いますか?
 
正解は筏のチヌ釣りに使うダンゴの材料を掻き混ぜる器械です。

チヌ釣りに使うダンゴは、米ヌカに砂、サナギ粉、麦、コーンなどを混ぜて作るのですが、今まではバッカンに材料を入れて、手で混ぜていました。

しかし、なかなかきれいに混ざらないし、バッカンいっぱいのダンゴを作ろうと思うと、何回にも分けて混ぜないといけないので、重労働で腰も痛くなります。

何か良い方法はないだろうかと考えていたら、インターネットで20Lのポリ容器を見つけました。
この中にダンゴの材料を入れて、くるくる回せばきれいに混ざるのではないかということで、ポリ容器に長ボルトを貫通し、材木で台を作ってくるくる回せるようにしました。

作ってはみたものの、考えていた通りにダンゴの材料が混ぜられるか不安だったのですが、ポリ容器の3分の1ぐらい材料を入れて、2~30回ぐるぐる回すと、思った以上にきれいに混ざりました。

これでダンゴ作りが格段に楽になります。
 
ダンゴ掻き混ぜ機で作ったダンゴを持って、和歌山の筏に釣りに行きました。
今回は釣友と二人です。

台風12号の影響か、前回ほどではないのですが、風と波がきついです。
前回はオキアミもコーンもあっという間に取られてしまったので、サナギも持ってきたのですが、今回はオキアミは瞬殺ですが、コーンとサナギは魚の反応が無く、そのまま戻ってきます。

午前中は釣友がアイゴ、僕はボラを掛けるぐらいで、チヌの顔を見ることはできませんでした。
 
昼過ぎ、潮が前に向かって流れだしました。
左右の流れだと竿を横に動かせば潮の流れについていけるし、後ろ向きの流れだとダンゴを前方に投げて、竿下に仕掛けを持ってくることができますが、前向きの流れは釣りづらくてしょうがありません。

ふと、出発前に読んでいた筏釣りの本に書いてあった「大はわせ」を思い出しました。
ダンゴが海底に着いたときに、竿二・三本分の糸を引き出して海底にハリスをはわせる釣法です。
こうすることによって、エサが目立たなくなり、餌取りをかわしてチヌにエサを食わすことができるということです。

仕掛けがなじんでしばらくすると、穂先に重みを感じました。
何だろうかと聞きアワセ気味に竿を立てると、何か手応えが?
首を振りながら底の方に締めこむような引きはチヌですが・・・
何だ何だと思いながら糸を巻きあげると、良型のチヌが上がってきました。
あとで船頭に測ってもらったら、48cmもありました。
 
そのあとも「大はわせ」を試しましたが、柳の下の二匹目のドジョウならぬ「大はわせ」の下に二匹目のチヌはいませんでした。
 
ともあれ、釣友は残念ながらボウズでしたが、僕は3回連続でチヌをゲットしています。
今度はあの筏釣りの本に書いてあった、広角釣法を試してみようかな。

これも二匹目のドジョウを狙うことになるのかな?


釣りー「台風一過の筏釣り」

2015年07月20日 | チヌ(黒鯛)

台風11号が来ていなければ、日本一周の旅に出て、BROMPTONと鳥取県から兵庫県に向けて走っているはずだったのですが・・・

ぽっかり空いた休日を埋めようと渡船屋に電話してみると、船を出すということなので、筏釣りに出かけました。
 
釣り客は僕を含めて3組でした。
週末に台風が来ると、商売が上がったりだと船頭がぼやいていました。

筏に渡ると、天気予報に反して風が強く波が荒れていました。
おまけに雨が降り出すし。
穂先が波と風に煽られて、ダンゴが割れたのも餌を取られたのも解らない最悪の状況です。

家でゆっくりしておけば良かったかと後悔しながら竿を出していると、練り餌で手応えのある獲物を掛けました。
頭を振るごつごつとした引きや締め込みはチヌに似ているのですが、少し具合が違います。
しばらくのやり取りのあと、上がってきたのは40センチオーバの真鯛でした。

大喜びでタモにすくっはみたのですが、全身傷だらけです。
目の前にある釣り堀からの脱走兵でしょうか。
余りにも傷だらけで、食べる気がしないのでリリースしました。
 
9時ごろに雨が止んだので、筏の上で横になって少しお昼寝。

1時間ほどで目を覚まして一服していると、隣の筏の釣り人がチヌを釣り上げました。
餌は何かと尋ねると、オキアミだそうです。

僕も気合を入れて釣りを再開、しかし相変わらず風と波が強くて穂先が暴れ、アタリが取りずらい状況です。
時折針に掛かるのはフグとボラばかり、オモリの大きさを変えたりダンゴの固さを変えたり、あれこれしながら釣りを再開して3時間近くしたころ、ダンゴを割って餌をひったくるアタリがありました。

またボラがオキアミを吸い込んだかと思ったのですが、引きが弱い。
もしやと思って慎重にあげて来ると、小型ながらも待望のチヌでした。
タモに納めたチヌを掲げると、隣の筏の釣り人がおめでとうと声をかけてくれました。
 
もう一匹チヌを釣りたいと波風と格闘しているのですが、相変わらず釣れるのはフグとボラ。
特にフグは糸を噛み切るので、針の消耗が激しいです。

3時ごろに、コーンで波風に煽られる穂先に微かなアタリをとらえ、魚を掛けたのですが、下品な引きです。
またボラかと思いながらも針を取られるのが嫌なので、慎重にやり取りして上げてくると、シマアジでした。
 
せっかくの連休に日本一周の旅に出られず、釣りに行ったら雨、風、波と三拍子揃った最悪の日で、自分の運の悪さを嘆いていましたが、終わってみれば本命のチヌと美味しいシマアジを釣り上げた、満足のいく日に終わりました。

状況が最悪でも結果がでれば、人間、幸せを感じるもんなんですね。


2015年7月18日 鳥取県 鳥取駅~

2015年07月18日 | 日本一周

タイトルの旅を予定していたのですが、台風11号の影響で、予約していたスーパはくとが運休になってしまって、出発することができませんでした。

せっかくBROMPTONのタイヤに空気を入れて、荷物も準備していたのに残念です。
日本一周の旅を始めて5年目ですが、旅がキャンセルになってしまったのは初めてです。

自然が相手なので、文句を言ってもしょうがないし、ゆっくり休めという神のお告げでしょうか。
でも、休日を家でゆっくりできない性格なんですよね。
 
次の機会を楽しみに、旅の計画を温めたいと思います。