折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

高野山詣で

2019年12月29日 | ちょっと休憩

お義父さんが病気で亡くなり、看病や葬式でばたばたしていた嫁さんを労うために、久しぶりに旅行に行きました。

行先は高野山です。

お義父さんの葬式は真言宗のお坊さんにあげてもらったのですが、
お義母さんは20数年前に亡くなり、子供は娘ばかりなので、
我が家でお義父さんやお義母さんの菩提を弔うことにしました。

我が家は浄土真宗なので、真言宗の総本山にお礼をこめて詣でます。

7時過ぎに家を出発して、高野山の大門南駐車場に到着したのは9時過ぎです。

駐車場がいっぱいだったら困るので早めに出発したのですが、
駐車場には車が一台も停まっておらず、ガラガラでした。


車から降りて、まずは高野山の入り口の大門に向かいました。

道路脇の温度計が0.3度を表示しています。

水たまりも凍っていました。


さすが年末の高野山。
寒いです。

大門をくぐって、高野山の結界に入りました。


しばらく歩くと壇上伽藍です。


色鮮やかな大塔が青い空に映えています。

壇上伽藍の次は、霊宝館を見学しようと思ったのですが、今日から年末年始の休みで、休館でした。

で、次は真言宗総本山の金剛峯寺にお参りしました。


お義父さんのご冥福をお祈りします。

金剛峯寺の中を見学して、金剛山のランチで1位になっていた「花菱」さんで精進料理を戴きました。

どれも美味しかったのですが、右上のごま豆腐が、出汁のよく効いたあんかけに絡まって、特に美味しかったです。

お土産にみろく石饅頭と母親用に陀羅尼助を買って、金剛三昧院に向かいました。

三昧院の北条政子が建立した多宝塔は、陽があたった屋根から湯気があがっていました。


次の奥の院に向かう途中の高野山大師堂で塗香を袋に詰めた「きよめ袋」を買いました。

可愛い猫の顔の袋で、後で車に吊るしたら、車内が清い香りに包まれました。

そして、休憩がてら高野山の名物のやきもちを戴きました。

甘くて柔らかいお餅が、ほうじ茶に合います。

一の橋を渡ると、奥の院の参道です。

参道には明智光秀や石田三成など有名な人のお墓があります。

参道を歩き、最終目的、奥の院の弘法大師御廟にお参りしました。

お参りを済ませて一の橋に戻り、大門南駐車場行のバスで車に戻り、高野山詣でを終えました。


6時間ほどの高野山詣でです。

心が洗われたような1日でした。


BROMPTONスタンド

2019年12月22日 | Brompton

奥さんのお父さんがなくなりました。

癌でした。

数日前まで元気に話もしていたのですが、急激に様態が悪くなりました。

施設から連絡がきて急いで駆け付け、死に目に会えたのがせめてもの幸いです。

無事に葬式を済ませましたが、四十九日の喪が明ける1月末まで、しばらく釣りは我慢です。


久しぶりにゆっくりできる日曜日。

久しぶりに部屋の掃除をして、何かすることはないかと、
家に余っている廃材で、こんなものを作りました。


これは何かというと、
日本一周の相棒のBROMPTONですが、
旅に出ないときは、部屋の中に鎮座しています。


コンパクトなので邪魔にならないのはいいのですが、
赤い丸の部分が、いつもタイヤにあたって変形しないか不安になりました。

で、先ほどの作ったものをBROMPTONのフレームの穴に差し込むと、

フレームとタイヤの間に、少しだけ隙間が空きます。

これで次の旅まで、BROMPTONにゆっくり休憩してもらえます。


釣り-新記録

2019年12月08日 | 石鯛

今年もそろそろ終わりかな。
ということで、令和元年最後の石鯛釣りに行きました。

去年はボウズ。
今年は石垣鯛を2枚上げたけど、石鯛は0枚。
不調の底物釣りです。

最近は急に冷え込み、真冬並みの寒さということなので、
魚の活性も低いだろうと、用意したエサはウニを25個のみです。

磯に上がって1投目。


写真を撮って、至福の一服を味わっていると、穂先にアタリが出始めました。

予想に反して魚の活性が高いようです。
煙草を咥えながら構えていると、竿が舞い込みました。

すかさずアワセを入れると、頼りない手応えです。

リールを巻いていくと、上がってきたのは30センチほどのイラです。


とりあえず潮だまりにイラを放り込んで、次の餌を付けて2投目。

イラの針を外してリリースしようとしていると、何やら不穏な気配がしました。

「極翔石鯛」に目をやると、なんと舞い込んでいます。

慌ててイラを放り出して竿を立てると、イラとは格段に違う引きです。

底に向かう獲物を満身の力を込めて引き留め、ポンピングをしながらリールを巻いていきます。

足元で根に突っ込まれそうになった時は、足がふらつきました。

ようやく水面に姿を見せたのは、シマシマの魚体です。

一昨年の12月に釣って以来、2年ぶりの石鯛です。

慎重を期して、玉網を使って取り込みました。


石鯛用に用意した80センチ枠玉網、初の出番です。

今まで、弁当の受け取りと風で飛んだゴミの回収ぐらいしか使っていなかったのですが・・・

2投目で石鯛をゲット。
最短記録です。

釣りを開始早々に本命を釣って、一気に気が楽になりました。

その後も二回竿が舞い込み、すっぽ抜けと針外れをくらいましたが腐ることはありません。

弁当船がきてからは風が強くなりましたが平気です。

餌取が多くてウニがすぐに取られてしまって、12時にはエサがなくなってしまいました。

でも朝一の獲物おかげで、充実した気持ちで船を迎えられました。


港に戻って計測してもらうと、なんと50.2センチ。


新記録です。

僕は石鯛を釣ってすぐに絞めてクーラーボックスに入れていたのですが、
船頭曰く、死後硬直で身が縮んでいるから、生かしていたら52センチはあったのと違うかとういうことです。

ということで、僕の石鯛最長寸は52センチです(笑)


釣り-船頭ありがとう

2019年12月01日 | チヌ(黒鯛)

まだ11月というのに、めっきり寒くなってきました。

寒さにもめげず、筏釣りに行くと、
本日の釣り客は4組でした。

渡船が筏に着くと2番目に名前を呼ばれました。

最初に呼ばれた常連のFさんは、一番沖向きの筏に乗りました。

寒いから深場の沖向きがいいかなと思いましたが、
船頭が今日は風が強いから、島向きがいいよとアドバイスをくれました。

ということで、僕は一番島向きの筏に。

次の釣り人は僕の隣に、その次の二人組の釣り人たちはFさんの隣の筏に乗りました。

いつも通り寄せ餌のダンゴを3個落とし、釣りの開始です。


しかし、魚の活性がめちゃくちゃ低い。
オキアミが齧られもせずに戻ってきます。

二時間ほど経って、ハワセ気味にしていたところ、
居食いの雰囲気があったのでアワセてみると、何やら掛かりました。

しかし、さほど大きくないのに水面近くでハリス切れ、
細長い魚体が見え、ハリスがスパッと切れていたので、歯の鋭いエソでしょうか。

またしばらくして、アタリが出たので合わせてみると、
合わせた瞬間にハリスが切れました。

歯の鋭いフグでしょう。

船頭が見回りにきた11時過ぎ、久しぶりにアタリが出たので、併せてみると、
何やら大物の引きです。

どんどん糸を出され、これ以上糸を出されるとやばいと思って
スプールを抑える指に力を入れるとハリス切れ。

横に走っていたので、ボラでしょう。

心配そうに見ていた船頭にバツ印を出しすと、船頭は手を挙げて港に戻りました。

こてまであったアタリは3回だけ。

3回ともろくでもない魚ばかりです。

今日は厳しい釣りだと思いながらも、丁寧にダンゴにオキアミやサナギをアンコにして打ち返していくと、
12時過ぎに4回目のアタリが出ました。

穂先に集中して本アタリが出るのを待っていると、
手元まで響く本アタリが出ました。

アワセを入れると竿が綺麗に弧を描き、ごつごつと首を振る手ごたえが伝わります。

これはチヌかもと期待しながら魚とやり取りすると


上がってきたのは46センチの綺麗なチヌでした。

ここの筏では、4か月振りのチヌです。

しかし、この1匹だけで、またもやアタリが遠のきました。

底に見切りをつけて、時折宙切りで中層を狙ってみると、
底から2ヒロのところでアタリが出ました。

上がってきたのは37センチのシマアジです。


シマアジを釣るのは2年半振りです。

チヌでなかったのは残念ですが、美味しいお土産です。

その後はまたもやアタリがなくなって、
釣果はチヌとシマアジだけでした。


隣の筏の釣り人は30センチ台のチヌを釣り上げていましたが、
沖向きの筏に乗った釣り人は、釣果が出なかったそうです。

本日の竿頭は僕。

船頭のアドバイスに従わずに沖向きの筏に乗っていたら、ボウズになるところでした。