毎日猛暑が続きますね。
この暑さでの日本一周の旅は、命にかかりそうです。
涼しくなった時のために久しぶりにBROMPTONをLOROさんに点検に持っていったら、ハンドルの動きが渋いそうです。
さすがに14,000km以上も走ると不具合が生じるようですね。
で、ヘッドパーツを交換してもらいました。ノーマルのヘッドパーツはシルバーで錆が浮いていたので、今回はブラックを選びました。
フォークと同色にしたら、しまって見えます。
BROMPTONに乗ってみると、ハンドルの動きが滑らかになりました。
気付かないうちに大分がたが来ていたようです。
今日は釣友のSさん、K君と筏釣りです。
4回連続ボウズの還暦祝いの竿ですが、今日こそチヌを釣り上げてくれるでしょうか。
ダンゴを打ち始めると、ボラやアイゴが水面近くまで集まってきて、激しくダンゴにアタックしてきます。
しかし、底の方はまともな魚がいないのか、オキアミを齧られるぐらいで大したアタリが出ません。
チヌは中層かもと宙切りで落とし込むと、アイゴがかかってきて往生します。
底でも時折、底まで降りてきたボラがダンゴを吸って針掛かりし、大暴れします。
お昼過ぎ、またもやダンゴを引っ張っていく奴が針掛かりしました。
ボラかと思ったのですが、重たいだけで引きはありません。
もしやと思ったら大きなタコでした。
還暦祝いの竿で持ち帰る初獲物はチヌと決めていたのですが、美味しいタコが釣れたのなら持って帰らなくてはいけません。
還暦祝い竿FineMasterの初獲物は、1.7kgのタコでした。
タコがいなくなったら底にも魚が寄って来るかなと思ったけど、状況は変わません。
相変わらず中層のダンゴアタリはきつく、ダンゴが割られてしまったので落とし込んでいくと、穂先を引っ張るアタリが出ました。
またアイゴが掛ったかと引き上げてくると、銀色の魚体が見えました。
40cmの良型のチヌです。
魚嫌いの娘が還暦祝い竿にかけたボウズの呪いを、やっと解呪することができました。
ちなみにSさんとK君はボウズでした。
前回の日本一周の旅で富士山を一周して、45個目の都道府県の山梨県を走りました。
BROMPTONと走っていない県は栃木県と埼玉県の二つです。
最後の端っこの本州最南端を走る前に47都道府県を制覇したいと調べてみたら、埼玉県、栃木県、群馬県、茨城県に跨る渡良瀬遊水池という日本一大きな遊水池がありました。
近くには日本では珍しい平地で訪れることのできる三県境もあります。
渡良瀬遊水池には、新幹線で東京まで行って、東京から上野東京ラインで古河駅に行くことになります。
せっかく東京に行くのなら、今年、東京に転勤になった長男に会おうと、奥さんと一緒に新幹線に乗り込みました。
新幹線から前回の旅で一周した富士山が見えました。
山頂の雪はすっかり消えています。
東京駅で奥さんと別れて、上野東京ラインに乗って古河駅に到着。
ブロンプトンを展開して、まずは三県境に向かいます。
古河駅から三県境まで4kmほどです。
ほどなく三県境に到着しました。
BROMPTON。47都道府県制覇です。
記念写真を撮って次に向かおうとしたら、おじさんが説明するから聞きなさいと声をかけてきました。
ここはもともと渡良瀬川が流れていて、川の中央が県境だったそうです。
川の流れが変わったけど、県境がそのままなので、平地に県境ができたそうです。
おじさんは埼玉県の人で、埼玉県には三県境が7つあるそうですが、他の県境は川の中だったり山の中だったり、行けるところではないそうです。
おじさんは7つの県境を説明してくれましたが、関西人は北関東の地理に疎いので、よくわからなかったです。
すみません。
渡良瀬遊水池を周る前に腹ごしらえをしようと道の駅かぞわたらせに行くと、たくさんのロードバイクが止まっていました。
渡良瀬遊水池はサイクリングのメッカの様です。
道の駅では、ざるそばとかき揚げ丼のセットを食べました。
腰があって美味しかったです。
腹ごしらえが済んで、渡良瀬遊水池一周のスタートです。
渡良瀬遊水池はハートの様な形をしていて、三つに分かれています。
どう走ろうかと悩んだ末、まずは中央の防波堤を対岸まで走りました。
対岸に到着
そこから右上の池に沿って走りました。
次に縦の防波堤に入りました。
さっき走った堤防の道が見えてきました。
右上の池を一周しました。
いったん出発地点まで戻ります。
次は左上の池を周ります。
この道は栃木県と群馬県の県境が入り組んでいるようです。
対岸に渡る道まで走ってきて、上半分の池を走破しました。
続いて下半分の池を周ろうとしたら、行き止まりでした。
いったん戻って左に下る道があったので、そちらを走ってみました。
また行き止まりでした。
仕方がないので、橋を渡って渡良瀬遊水池の横を流れる川沿いの道に入りました。
川の堤防の向こう側が渡良瀬遊水池です。
またもや行き止まりの看板が出てきました。
自動車が通行止めなのか、歩行者も自転車も通行できないのか?
行けるところまで行ってみます。
ゲートが現れました。
車も自転車も歩行者も立ち入り禁止です。
仕方がないので来た道を出発地点まで戻って、下半分の池を周りました。
先ほどの行き止まりのところから見えた建物が現れました。
完璧ではないですが、日本一大きな遊水池、渡良瀬遊水池一周完走です。
走行距離は20kmほどでした。
148日目
走行距離 32.9km(GPS計測)
総走行距離 14,037.8km
出発時間 10:56 (古河駅)
到着時間 14:19 (古河駅)
走行時間 3時間23分
平均速度 9.7km/h
古河駅から上野東京ラインで東京に戻り、長男と奥さんの3人で夕食を食べました。
長男は元気そうで一安心です。
土曜日が梅雨の中休みだったので、和歌山の筏に釣行しました。
子供たちから貰った還暦祝いの竿で今度こそチヌを釣ってやるぞと心に誓って。
風もなく波も穏やかで、日差しも雲に隠れて絶好の釣り日和です。
魚の活性も高く、フグやカワハギ、チャリコやヘダイがひっきりなしに竿を曲げてくれます。
でも、チヌは竿を曲げてくれませんでした。
本日は、僕と右隣の筏の釣り人以外はチヌを釣り上げていました。
釣りを終えて港に戻って、右隣の釣り人と今日は僕らの筏の下だけ潮が悪かったですねと傷を舐め合いながら帰路に着きました。
4回連続のボウズは、7年振りです。
ネットショップでランドクルーザー70のミニカーを見つけたので、思わずクリックしてしまいました。
箱から出すとこんな感じです。
ランドクルーザー70は、僕が20代後半に乗っていた車です。
僕のランドクルーザー70は紺色のツードアなので購入したミニカーとは異なるのですが、雰囲気は伝わってきて懐かしいです。
奥さんと結婚する前によくドライブに行きました。
結婚して奥さんがAT限定の免許を取ったので、泣く泣くMTのランドクルーザーを手放すことに。
最後のドライブの写真です。
ミニカーを飾る百均で買ったケースにアクリル板でちょっと細工をしました。
2段でミニカーを飾ることができます。
1台目のスカイラインケンメリ
4台目のランドクルーザー70
10台目のエルグランド
11台目のセレナC27
今乗っているセレナC28が揃いました。
子供たちから貰った還暦祝いの筏竿、がまかつ FineMasterは竿を下ろしてから二度のボウズをくらっています。
三度目の正直ということで、和歌山の筏に上がりました。
今日は釣り客が多くて、先々週にSさんと釣行したときに隣の筏でチヌを3匹上げていた上げていたMさんと相乗りです。
今度こそ本命のチヌを釣れるでしょうか。
結果、相乗りのMさんはチヌを2匹釣ったのに、僕はボラとチャリコとフグだけ・・・
三度目の正直ならぬ、二度あることは三度あるでした・・・
娘は生魚の匂いが苦手なのでボウズを喜んでいます。
娘がかけた呪い竿の呪縛はいつ解呪できるのか・・・
今日は釣友のK君の都合が悪くなったので、Sさんと2人で筏釣りです。
筏に渡る渡船に乗っていると、船頭がイルカが泳いでいると教えてくれました。
慌ててスマホを取り出したけれど、写っていないようです。
筏に着いて釣りの開始、今日こそ子供たちからもらった還暦祝いの竿、がまかつのFineMasterでチヌを釣りたいものです。
海の中の状況は、魚の活性が高いようで、ダンゴが割れるとすぐに餌取りに刺し餌を取られてしまいます。
すぐにボラが寄ってきてダンゴを突きます。
状況は良いのですが、中々チヌが喰ってきません。
そんな中、隣の筏でチヌが上がり、釣友のSさんも40センチ台の良型のチヌを上げました。
でも、僕の竿には来ません。
昼ご飯を食べて少し昼寝をして、気分を入れ替えて釣りを続けましたが、状況は変わりません。
でも、Sさんは調子が良いようで、2匹目のチヌを釣り上げました。
Sさんの釣果はチヌ二匹。
僕はチャリコと小さなカワハギとフグとボラを釣っただけです。
またまたボウズでした。
還暦祝いの竿で本命のチヌを釣るのは、いつになることやら。
底物釣りに行こうと思ったのですが、石鯛の餌のウニが売っていなかったので上物狙いで和歌山の磯に上がりました。
波は高いのですが、風は穏やかで絶好の釣り日和です。
撒き餌を撒くと小魚が群がってきて刺し餌が持ちません。
餌取りを分断しようと足元と遠目に撒き餌を打ちますが上手くいきません。
ようやく竿を曲げてくれたのは、得体のしれない魚です。
模様はタカノハダイに似ていますが、何者でしょう?
手前は諦めて遠投してみると、良型の魚がかかったのですがハリス切れ。
三度目にようやく手中にしたのはイスズミでした。
ようやく本命のグレがかかったのですが、手のひらにも満たない木っ端です。
二回続けてボウズ
次こそは・・
前回の富士山一周の旅で、内装変速機の1速がギア抜けを起こしているみたいなのでオーバーホールに挑戦しました。
僕のBROMPTONにはスターメー・アーチャーの5段変速の内装変速機ハブを組み込んでいます。
オーバーホールにはカラ割をしないといけないのですが、マイナスドライバーとハンマーでシェルのネジを叩いてみたのですが緩んでくれません。
諦めて玉押しを外して外せるところまで外しました。
外した部品はこれだけです。
ハブの中と外した部品をパーツクリーナで綺麗に洗浄して、一晩乾かしました。
ふと気になったので、チェーンをチェーンチェッカーでチェックしてみると、なんとチェーンが伸び切っています。
去年の7月にチェーンを交換して、1,400kmぐらいしか走っていないのですが、日本自動車道最高地点と日本一の酷道暗峠と富士山ヒルクライムで負担がかかったのでしょうか。
ギア抜けみたいな症状はチェーンが伸びたのが問題だったのかも。
でも内装変速機をばらしてしまったので、組み上げるしかありません。
一晩乾かした内装変速機を組み上げます。
変速機の内部はオイルを、ベアリングはグリスを塗布するということですが、適当なオイルが無かったので、シマノのリール用のオイルを吹き付けることにしました。
自転車業界では天下のシマノのオイルなので大丈夫でしょう。
グリスもシマノのグリスを使います。
外した部品をハブに押し込めるときは、爪が邪魔になって中々うまく入りませんでした。
爪楊枝で詰めを押しながら何度かガチャガチャとしていると、うまく嵌めることができました。
前回の富士山一周の旅では、キックスタンドも壊れたので、後輪を装着するついでに新しいキックスタンドも装着します。
新しく購入したのはミノウラのキックスタンドです。
ハブのボルトに共締めして、キャリアと泥除けのボルトを付属のボルトに交換して取り付けるだけの作業です。
内装変速機のオーバーホール完了です。
続いてチェーン交換です。
同じコマ数でチェーンをカットして、古いものと比べてみると、なんとコマ半分ほど伸びています。
チェーンを交換してチェーンチェッカーで確認してみると、ばっちりです。
チェーンも定期的にチェックしないとダメですね。
ついでにフロントホイールのハブのグリスアップもしました。
フロントホイールは2019年に交換してから5年間、触っていません。
調子良く回っているのに、触って不具合を出すのが怖かったからです。
フロントホイールの玉押しを外してみると、グリスが無くなっています。
シールされているから大丈夫だと思っていたのですが、甘かった。
玉受けとボールベアリングをパーツクリーナーで綺麗にしました。
グリスをたっぷりと塗布して、フロントホイールのグリスアップ完了。
定期整備は重要ですね。
昨日の夜も登り坂ホテルの露天風呂のお湯の中でストレッチをして脚をほぐしたのですが、さすがに二日続けて1,000m以上も坂を登ると筋肉痛が痛いです。
ホテルの窓から外を見ると、今日は富士山が綺麗に見えています。
フジイチ後半のスタートです。
国道139号線を山中湖に向かって走ります。
富士スバルラインは今日も全線通行可能のようです。
富士山が綺麗に見えるので、昨日の富士山ヒルクライムが今日の天気だったら良かったのに。
でも、雨の中の富士山ヒルクライムも良い思い出です。
天使がフジイチ完走を目指す僕とBROMPTONを応援してくれます。
国道139号線から国道138号線に入って山中湖を目指します。
緩やかな道で走りやすいです。
北口本宮富士浅間神社が現れたので、富士山五合目まで登れたお礼とフジイチの無事完走を祈願して参拝しました。
自衛隊の演習場がありました。
しばらく走ると雷の様な音が聞こえてきました。
やっぱり昨日の雷の様な音は、大砲の音だったみたいです。
山中湖に到着しました。
自転車が3台並んでいますが、本物ではなくモニュメントでした。
山中湖から望む富士山です。
静岡側から見るよりも冠雪が多いように見えます。
山中湖からの国道138号線は急な登りになりました。
坂を登り切ると篭坂峠で、下り坂になります。
坂を下ろうとする僕とBROMPTONを天使が応援してくれます。
下り坂は楽で良いのですが、寒いです。
凍えながら静岡県に戻ってきました。
道の駅すばしりを越えてすぐに東口本宮富士浅間神社が現れました。
本殿の後ろに富士山が見えます。
富士山五合目まで登れたお礼とフジイチの無事完走を祈願して参拝しました。
国道138号線が自動車専用道になったので、県道418号線を走って御殿場を目指します。
御殿場で国道469号線に入りました。
フジイチ完走までもう少しです。
国道469号線は自衛隊の演習場を突っ切る道です。
時折、爆音が響いてきます。
フジイチ完走までもう少しなのですが、激坂が僕とBROMPTONをいじめます。
大きなトラックも走るので怖いです。
連日標高1,000m以上も坂を登っている体にこの坂は堪えます。
何度も休憩を取りながら富士サファリパークまで登ると、ようやく下り坂が現れました。
遠くに雪を被っている山は南アルプスでしょうか。
国道469号線の坂を下っていくと、県道72号線との交差点に到着しました。
フジイチ完走です。
県道72号線を下って、新富士駅まで戻ってきました。
無事にフジイチを完走し、大阪に帰る僕とBROMPTONを富士山が見送ってくれました。
富士山五合目で飲み干したコーヒーのペットボトルは、新富士駅では一段とへこんでいました。
147日目
走行距離 71.6km(GPS計測)
総走行距離 14,004.9km
出発時間 11:53 (河口湖町)
到着時間 11:53 (新富士駅)
走行時間 6時間20分
平均速度 11.3km/h
総走行距離が14,000kmを越えました。
今回の旅で総走行距離が14,000kmを越えると思っていなかったので、記念すべき14,000km地点の写真を撮れなかったのが残念です。
GPSのデータです。
この3日間で、なんと累積標高が5,355mです。
黄色が1日目、赤色が2日目、青色が3日目です。
僕は時計回りに富士山を一周しましたが、富士山の写真を撮るとき電線が邪魔になったので、反時計回りに周った方が良かったかと思います。
二日目の午前中以外は天気に恵まれたので、富士山に感謝です。