折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

日本一周25日目 2011年9月18日 山口県 山陽小野田~福岡県 小倉

2011年09月21日 | 日本一周

 


朝、ホテルの窓から外を見ると、雨が降っていました。

テレビの天気予報では台風15号の影響で、山口県は120㎜の強い雨が降るそうです。

荷物をナイロン袋でくるみ、カッパを着て走り始めたのですが、30分も走らないうちに雨がやみました。


国道2号線の標識の下に、519.2の数字が並んでいました。

国道2号線の起点は大阪駅なので、519kmも離れています。

遠くに来たものだと実感されました。

 



明治時代の陸軍大将、乃木希典を祭っている乃木神社にお参りすると、子供たちが本堂の真ん前で剣道の練習をしていました。

練習の邪魔になるといけないので、遠くから手を合わせ、ふたたび西に向かいました。

 



関門海峡には、歩いて九州に渡れる「関門人道トンネル」というのがあります。


エレベータで地下に下っていくと、全長780mのトンネルがあります。

真ん中あたりに県境があって、九州に上陸?することができます。

 


九州側に出ると、すぐ近くに九州最北端の神社、和布刈神社がありました。

九州に上陸したものの、もう少し本州を西に走りたいので、人道トンネルを引き返しました。

 


人道トンネルの向かい側には、「みもすそ川公園」というのがあって、海に向かって砲台がたくさん並んでいます。

こんな狭い海峡で、大砲に狙われたらたまったもんじゃないでしょうね。

 


下関は明治維新の志士たちと関係の深いところです。

幕末維新村というところに入ると、お店の人が志士の説明を詳しくしてくれた上、着物を着せくれて坂本竜馬とのツーショットを撮ってくれました。

 

下関市役所のすぐそばには、金子みすゞの顕彰碑がありました。

つい最近まで金子みすゞという人を知らなかったのですが、311日の東日本大震災でCMの自粛があったときに、ACが流していた「こだまでしょうか」という詩で知ることになりました。

金子みすゞもこのような形で名前が知れ渡るとは、おもってもいなかったでしょうね。

下関駅近くに、ひときわ高い「海峡ゆめタワー」という建物がありました。



展望台に上ってみると、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した、巌流島が見えました。

来年で、決闘400周年になるそうです。

関門海峡フェリーに乗って再び九州に上陸し、ひと風呂浴びようと小倉駅近くの華の湯にむかいました。

華の湯まであと1kmほどというところで、夕立のような雨が降り出しました。

あと5分降り出しが遅かったら、カッパを濡らさずにすんだのに。

風呂を上がってもまだ雨が降っていたので、銭湯のすぐ近くを走る北九州モノレールに乗って、小倉駅から自宅に向かいました。

 

25日目

 

走行距離

69.5km

(GPS計測)

 

総走行距離

2,350.7km

通行料

40円

(関門人道トンネル往復)

交通費

300円

(関門海峡フェリー)

交通費

12,440円

(片野駅~自宅)

合計

15,840円

 

※経費には食事代やお土産代は含んで


日本一周24日目 2011年9月17日 山口県 徳山~山口県 山陽小野田

2011年09月19日 | 日本一周

始発の電車を乗り継いで、JR徳山駅に到着しました。

台風15号の影響の雨が心配ですが、今のところはもっています。

 

 徳山駅の新幹線口から出たのですが、あとで家に帰ってGPSのデータを整理していたら、前回は在来線の入り口でGPSOFFにしていたので、GPSの軌跡がつながっていません。

うかつでした。


県道172号線を西に向かって走り始めましたが、少しペダルが重く感じられ、立ち漕ぎをすると少し振られるように感じます。
 

タイヤにパンク防止ライナーを仕込んだので、一輪あたり45gとはいえ、前後で90gの重量を余計に回転させているのだから、しかたがないのでしょうか。

不安定さは、パンク防止ライナーの影響で、タイヤが硬く感じられるので、接地抵抗が少なくなったためかもしれません。

まあ、パンク防止に効果があるのなら、我慢ゝゝ。
 
国道2号線を走っていたら、やたら小さな車輪の自転車がこちらに向かってきました。
よく見たらBromptonでした。それも青色が2台。しかも、若い男性が二人。

挨拶を交わしてすれ違いながらも、おそろいのBromptonに乗るあの二人は、どういう関係なのだろうかと訝されます。

防府市で工場が並ぶ中に三田尻塩田記念産業公園というのがありました。
公園内で草刈りをしていたおじさんによると、昔はこの辺りは塩田がたくさんあったそうです。
公園の真ん中の塩田の作業を模している人形が、やけにリアルでした。


国道は車の通りが多いので、県道を走っていたのですが、お昼時になってもレストランやコンビニがありません。
ハンガーノックを起こしそうなので、買っていたシリアルチョコレートのお菓子を食べようとしたら、見事に溶けていました。

カロリーメイトにすればよかったかな。


常盤公園の中に、石炭記念館があるそうなので、寄ってみました。

記念館の中には坑道が再現されていて、展望台からは山口空港に着陸する飛行機を見ることができました。

  

 

試しに山口空港に行ってみると、ちょど離陸する飛行機がいてました。




本山岬公園は、景色が良いというので行ってみたのですが、人気がなく神社やお墓があって気持ちの悪いところです。
展望台のところにいくと、ベンチの裏でアベックが寝転がって抱き合っていました。


早々に退散して、「きららガラス未来館」に向かいました。

 もうすぐ嫁さんの誕生日なので、何か買おうと立ち寄ったのですが、ガラス工房の職人が作っている作品は、どれも何万円もするものばかりです。

その中に、手ごろな値段の一輪差しがありました。ペン立てもなるそうです。
こぶし大のガラスの塊で、けっこう重さがあります。
真ん中に色がついていて、見る角度によって模様が変化します。
赤や緑、紫などの色がありました。

嫁さんは青が好きなので、青色の中から一番、模様がきれいなものを選んで買いました。
喜んでくれるでしょうか?

24日目

 

走行距離

110.1km

(GPS計測)

 

総走行距離

2,281.2km

交通費

10,670円

(自宅~JR徳山駅)

宿泊費

5,000円

 

合計

15,670円

 

 

※経費には食事代やお土産代は含んでいません。


ちょっと休憩‐7 「パンク防止」

2011年09月10日 | Brompton


最近パンクが続くので、なんとかならないかと考えました。

真っ先に思いつくのがパンク防止剤ですが、パンク防止剤は大きな穴やタイヤ側面のパンクに効果がなく、パンク修理がしづらくなります。

また、岩国郵便局でのパンクのように輸送中にパンクすると、防止剤があふれ出して迷惑をかける危険があるので、他にいい方法がないかインターネットを検索しました。

 

楽天で「パンク防止」で検索すると、「Zefal Z LINER パンク防止ライナー」というのがヒットしました。

チューブとタイヤの間に挟み込むテープのようなものです。

ロード用の幅19㎜、クロス用の幅27㎜、MTB用の幅34㎜の3種類がありました。

評判が気になるので口コミを探したのですが、見つけることができませんでした。
 

値段が1,350円だったので、一か八かクロス用の幅27㎜のものを購入してみました。

 

 

届いたZefal Z LINERは柔らかいプラスチックのような材質で、試しにまち針を刺してみると、意外なほどあっさりと突き刺さりました。

もう少し抵抗があるだろうと期待していただけに、本当に効果があるのか不安になりましたが、せっかく買ったので装着してみることにしました。
 

装着方法は、パッケージの裏に記載されています。

 

まずは、取り外しが簡単な前輪から作業を始めました。

車輪を取り外し、ライナーをタイヤの外周に回して、2㎝の隙間を残してカット。切り口は丸みをつけます。

 

 リムからタイヤを外して、ついでに新しいチューブに交換して、ライナーをチューブとタイヤの間に挟み込みました。

チューブに少し空気を入れて、リムにビードを押し込んで完了。

簡単なもんです。
 

次は後輪。

Bromptonの後輪は、外そうと思うだけで気が重くなります。


前輪と同じ要領でライナーをセットして、変速機ワイヤーの調整も兼ねて、走ってみました。
 

ライナー1本あたりの重量は60グラムですが、Bromptonのタイヤは小径なので、45グラムぐらいの重量増です。 

走った感じは、心なしかタイヤが硬く感じられました。

 

せっかくチューブ交換したタイヤに針を刺す勇気はないので、効果のほどは次にパンクするまでわからないのが難点です。