折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

北海道・・・

2019年07月21日 | ちょっと休憩

9年前に大阪を出発して四国と九州を周って、
本州の日本海側を北上し、
79日目にして本州最北端の大間崎まで走りました。



日本一周の旅の80日目は、
北海道に足を踏み入れたいところです。

しかし、北海道には大きな課題があります。

北海道の出発地は、北海道新幹線の木古内駅からと思っているのですが、
僕の日本一周のルールに乗っ取って反時計回りに走ろうとすると、
日本海側には鉄道がなく、一番最初の駅は、余市町の余市駅になります。

北海道最南端の白神岬、最西端の尾花岬を経由して、
木古内駅から余市駅までの距離をGoogleMapで調べてみると、
417kmもあります。


僕がBROMPTONで一日に走ることのできる走行距離は100km前後なので、
木古内駅から余市駅まで、4日もかかります。

でも、100kmを4日間も走り続けることは不可能です。

情けないことに、前回の下北半島一周のときも、
1日目はたった23km、2日目は100km。

そして、3日目の104kmは、かなりしんどかったです。

走り終えた次の日は、階段を降りるのも辛かったですから。

余市駅の後もルートの組み立てが難しそうです。

さあ、どうしようか・・・


日本一周79日目 青森県大間崎~下北駅

2019年07月18日 | 日本一周



そういえば、昨日の夕方、スーパーで朝食を買ってホテルに戻ろうとしたら、
若い女の子が「親不孝通りはどっちですか?」と聞いてきました。
「地元ちゃうから分らへんねんけど」と答えたら、
「大阪からですか?」と言われました。
どうして分かったのでしょうか?

昨日は9時ごろには寝てしまったので、4時に目が覚めました。

ホテルの窓から外を見てみると、

どんよりと曇っています。

5時にホテルを出発して、「大間わいどマップ」に載っていた、
海上安全地蔵にお参りをしました。


続いて弁天神社にも


日本一周の旅を続けられることに感謝しました。

再び大間崎に立ったのですが、

灯台の向こうに北海道が見えるはずですが、
今日も霧で見ることができませんでした。

北海道をどうやって走ろうか、悩むところです。

国道279号線を東に向かって走ったのですが、向かい風が強い。

まるで坂を上っているようです。

おまけに雨が降ってきて、ポンチョを着たものだから、
余計に向かい風がきついです。

国道279号線をしばらく走ったところで、少し高いところに駅のような建物が見えました。

戦前に建設が始まったものの途中で中断し、幻となった大間鉄道の跡でした。

試しに上ってみると、足湯があったので浸かってみました。

疲れた足が癒されます。

雨が止んだので、ここからポンチョを脱いで走っていくと、肌寒いです。

路肩の気温計は15度を指していました。

7月も半ばというのに、春先の気温のようです。

暑くなくてよいのですが、農作物に影響がないか心配です。

国道279号線から県道266号線に入ると、むつ科学技術館がありました。

小学生のころに、原子力船むつが放射線漏れの事故を起こしたという記事を見た記憶があります。

入館してみると、魚釣りのゲームがありました。

試しにやってみると、ボウズでした。

今年、8回目のボウズです。

気を取り直して県道266号線から県道6号線へと
向かい風とアップダウンと闘いながら走っていきます。

お昼近くになってお腹が空いたのですが、お食事処がありません。

県道沿いに観光案内所があったので聞いてみたら、
少し先の集落に食堂があるそうです。

行ってみたら、のれんが上がっていません。

少し手前に食料品店があったので戻ってパンと缶コーヒーで小腹を満たして食堂まで走ってくると、
のれんが上がっていました。


本格的に食事をとりたかったので、食堂に入ってスタミナ定食を注文しました。

すごいボリュームです。

お腹が満たされたので、県道6号線を走っていくと、寒立馬と白い灯台が迎えてくれました。

尻屋崎です。

寒立馬の親子が、仲良くくつろいでいました。


尻屋崎灯台は128段の螺旋階段を上ります。


向かい風やアップダウンと闘った足にはきついです。
しかも、上まで登っても曇って景色が見えませんでした。

でも、下北駅に向かう戻り道は追い風で順調に走ることができました。

県道6号線を走ってむつ市に入り、本州最北端の駅、下北駅に到着しました。


夕食はホテルのレストランで、海自カレーを頂きました。

スパイスが効いた美味しいカレーです。

79日目

走行距離

104.6km

(GPS計測)

 

総走行距離

7,588.0km

出発時間

5:00

大間崎

到着時間

15:25

下北駅

走行時間

10時間25分

 

平均速度

10.0km/h

 


日本一周78日目 青森県川内~大間崎

2019年07月17日 | 日本一周



大阪を出発して78日目。
朝、5時に起きて、6時に宿を出発。
本州最北端の大間崎への旅が始まります。

天気は曇り空。
路肩の気温計が18度を示しています。


展望が悪いのですが、熱中症の心配がないので、安心して走れます。

道の駅「わきのさわ」にニホンサルの北限、脇野沢村野猿公苑がありました。

でも、開園時間は9時から、
北限の猿を見たかったなあと思いながら国道338号線に戻ると、
倉庫の屋根に猿が座っていました。

写真を撮ろうとカメラを取り出すと、
猿は慌てて、川を渡って逃げていきました。


脅かして悪かったかな。

道の駅「わきのさわ」を過ぎると、坂道が始まりました。

斜度8%や10%の道標を見ながら延々と坂を上って行くと、
「海峡ライン展望台」が現れました。

霧で真っ白で、全く展望が望めません。

展望台から下り坂かなと思ったのですが、
まだまだ登坂は続きます。

と、道端の電柱に猿が掴まっていました。

北限のそのまた北にいるお猿さんです。

お猿さんと別れて少し坂を上ると、
「流汗台ゆとりの駐車場」の入り口に緑のベストを着たおばさんが二人座っていました。

「こんな小さな自転車で登ってきたの」と驚いていたので、なんだろうかと思っていたら、
次々とロードレーサーが駐車場に入ってきました。


何かイベントでもやっているのでしょうか?

休憩しているサイクリストに聞いたら、
下北ぐるりんライドというイベントで、
むつ市から出発して、下北半島を一周回るそうです。

走行距離は200km、BROMPTONの2日分の距離を1日で走るそうです。

「流汗台ゆとりの駐車場」を出たら、すぐに下り坂になりました。

やっと峠を越したかと思ったら、また上り坂。
ロードレーサーが「お疲れ様」と声をかけながら、続々と僕を抜かしていきます。


坂を上り切ったところが「仏ヶ浦展望台」です。
眼下に仏さんが立っているような岩が並んでいます。


「仏ヶ浦展望台」を過ぎて下りになったと思ったら、また上り坂が現れます。

お昼近くになってお腹が空いたのですが、お食事処がありません。
まるで何かの番組のようです。

何度目かの登坂で、へばって路肩で休んでいると、
対向からやってきた外国人に、英語で話しかけられました。

僕は英語が全然だめなのですが、BROMPTONの生まれ故郷のイギリスから来られたようです。
シングルスピードのBROMPTONを持っていると、スマホの写真を見せてくれました。

稚内から鹿児島まで、日本縦断をするそうです。
まだまだ距離がありますが、気を付けて走ってくださいね。

願掛け岩のところで、チャリダーとマークの入ったジャケットを着たカメラマンがいました。

下北ぐるりんライドの撮影をしているようです。

佐井村海峡ミュージアムのところで、やっと食事をできる店を見つけました。

ハッピーランチというパンとコーヒーのセットと、おにぎりを注文しました。

おにぎりは注文すると、その場で握ってくれます。

可愛い女の子が、ふんわりと握ってくれたおにぎりは絶品でした。

食事を終えて出発したら、信号待ちのところで、サイクリストの女の人が塩飴をくれました。

飴を舐めながら走っていくと、本州最北端の町、大間町の看板が見えてきました。

僕を抜かして一足早く大間町に入ったロードは、塩飴をくれたお姉さんたちです。

ようやく大間崎について、まずはマグロのモニュメントの前で記念撮影。


そして、本州最北端の碑の前でBROMPTONと記念撮影。
塩飴をくれたお姉さんが、シャッターを切ってくれました。

78日目

走行距離

100.5km

(GPS計測)

 

総走行距離

7,483.4km

出発時間

6:00

川内

到着時間

16:10

大間崎

走行時間

10時間10分

 

平均速度

9.9km/h

 


日本一周77日目 2019年7月13日 青森県大湊駅~川内

2019年07月16日 | 日本一周



始発の東海道新幹線で大阪から東京に、
東京から東北新幹線で八戸に、
八戸から青い森鉄道に乗って、
前回の到着地、てっぺんの駅、大湊に着いたら、午後二時でした。

家を出発して約9時間半。遠いです。

駅前の広場では、大勢の人がいて、
佞武多が出発しようとしていたところでした。


大湊からしばらく走ると、
護衛艦が停泊していました。

自衛艦、いかついですね。

海上自衛隊基地から坂を少し上ったところに、


北洋館という建物がありました。
中には、日本海軍の資料が展示されています。


北洋館から少し坂を上ったところにある安渡館で
大湊海軍カレーを食べました。

下北半島の形をしたライスと、
ホタテのフライが付いていて、
懐かしい味のするカレーライスでした。

海上自衛隊基地から少し走ったところには、
航空自衛隊の基地もありました。


入り口にヘリコプターが展示されていました。

国道338号線の路傍には、アジサイが綺麗に咲いていました。


そういえば、まだ梅雨が明けていなかったのですね。

今日は川内まで走って、
明日は本州最北端の大間崎を目指します。

77日目

走行距離

23.2km

(GPS計測)

 

総走行距離

7,382.9km

出発時間

14:20

大湊駅

到着時間

16:50

川内

走行時間

2時間30分

 

平均速度

9.3km/h

 


釣り-今日だったら良かったのに

2019年07月06日 | チヌ(黒鯛)

先週は数年ぶりに娘と釣りに行ったのですが、
筏が揺れて娘が酔ってしまって早上がり、
チヌも釣れず、不完全燃焼でした。

金曜日、昼休みに天気予報を見てみると、
土曜日の天気は傘マークが消えて、曇りの予報、
風も穏やかでした。

娘を誘ったのですが、
もう二度と行かない。
というので、独りで予約をすることに。

夜のうちに渡船屋の駐車場に着いて、
車の中で仮眠をしました。

5時15分にアラームが鳴って目を覚ますと、
外は雨でした・・・

渡船屋で受付をすますと、
船頭が昼から強風やで、といいます。

僕がスマホで見ている天気予報は昼から4mの風。

船頭のスマホの天気予報は10mの強風でした。

今日も早上がりになるのかと観念しながら、渡船に乗り込みました。

今日は5組の釣り客が船に乗っています。

順番に希望の筏に乗っていって、最後に僕の番が来ました。

空いている筏のうち、沖向きにかけてある筏にしようとしたら、
船頭が島向きの筏の方がチヌがよく釣れていると教えてくれました。

船頭の言葉を信じて、島向きの筏に乗ることにしました。


雨の中(天気予報の嘘つき)、仕掛けの準備をして、釣りを始めました。

天気は悪いけど、魚の活性は高いようです。

チャリコ(小さな真鯛)やアイゴが竿を曲げてくれます。

オキアミ、コーン、サナギと餌をローテーションしながらダンゴを打ち返していくと、
サナギで穂先を抑え込むアタリが出ました。


ちょっと小さめですが、本命のチヌが釣れました。

時計を見ると7時半です。

船頭には5匹釣ったら早上がりすると宣言しているので、
あと4時間半で4匹釣らないといけません。

釣ったチヌの写真を撮って、
スカリをセットしてチヌを入れて、
チヌの写真を家族に送って、
サナギを針に刺してダンゴでくるみ、
着底したところで釣り糸を2ヒロ引っ張り出して
煙草に火をつけて一服入れいていると、

穂先が引き込まれました。

本日最長寸の47センチのチヌ。

その後は入れ食いのようにチヌが釣れて、
9時半でノルマの5匹を達成しました。

チヌ他にもヘダイやアジも釣れて大漁です。



昼を回って早上がりの迎えの船が来ましたが、
空は晴れてきて風も穏やかです(天気予報の嘘つき)。

娘との釣りが、今日だったら良かったのに。