折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

釣り-「息子と磯釣り」

2015年10月11日 | 石鯛

「釣りに行かへんか」と長男を誘ったら、
珍しく「行ってもいいで」と応えてくれました。
「黒鯛かグレか石鯛か、どれがいい?」と聞いたら、
「石鯛」
よりによって、一番難しい釣の希望です。
 
仕掛けや餌を準備して、和歌山の磯に上がりました。

息子と釣りをするのは、1年半ぶりです。

息子は石鯛釣りが初めてなので、両軸リールの使い方をレクチャーして、エサのウニを付けて第一投。
「竿が海に突き刺さるぐらいまで待ってアワセるねんで」と教えていたら、一投目でいきなり竿が舞い込みました。
息子が慌ててアワセを入れましたが、残念ながらすっぽ抜け。

その後も頻繁に餌が取られますが、なかなか竿が舞い込むようなあたりは出ません。
用意したエサはウニが35個、スーパーの特売で買って冷凍していたサザエが15個。
このペースで餌を取られると、僕の使う分がありません。

しかし、ぜひとも息子に石鯛を釣らせてやりたいので、自分の竿は放っておいて、息子の竿に専念しました。
2時間ほど釣りをして、息子は疲れたのか、磯の上で横になって眠ってしまいました。

僕は嫁さんがイカを釣ってきてほしいというので、餌木でアオリイカを狙い。
餌木で小さなアオリイカをゲット、これで嫁さんのお土産ができました。
そして、石鯛竿で30センチほどのイガミを釣り上げたところで、息子が目を覚ましました。
 
「イカが釣れたで」と息子に言うと、「僕もやってみる」ということで、餌木を投げていると、横で息子の石鯛竿が大きく舞い込みました。

息子は餌木に気を取られて気づいていません。
竿が曲がっているぞと声をかけると、息子はエギングロッドを放りだして石鯛竿をつかみました。
魚が乗ったみたいで、大きく竿が曲がります。
結構な引きで、息子は必死の形相でリールを巻いています。

しばらく息子と魚の格闘が続き、やがて息子が勝って、魚が浮いてきました。
石鯛ではないですが、50センチはあるコロダイです。
タモ網ですくってやると、初めての大物に息子は嬉しそうでした。
 
その後は、一度だけ竿が舞い込んだものの、針掛かりせず納竿時間となりました。
道具を片付け、船を待っていると雨が振り出し、パンツまでびしょぬれになってしまったので、港の近くにある道の駅の温泉につかって体を温めて、家路に着きました。
 
温泉に入ってさっぱりしたのは良いのですが、帰りの運転は辛いです。
息子は横でぐっすりと眠っています。

息子は高3なので、そろそろ自動車免許を取ってもらって、運転してもらったら助かるのですが。
息子の運転で釣りに行く、新たな楽しみができました。


「釣り 御荘湾2日目」

2015年10月10日 | チヌ(黒鯛)

明けて御荘湾2日目。
昨日の筏は残念な結果でしたが、今日は磯釣りに挑戦です。

港で寄せを混ぜて、6時半の船で磯に向かいました。
天気も良く、風も弱まっていい感じです。

上げてもらった磯は「サギョウバ」という磯です。
少し前に57センチのチヌが釣れたということで、期待が高まります。
 
磯は目の前にシモリがあって、やや遠浅です。
遠投気味に攻めようと、大きめのウキを付けて釣りを開始。

餌のオキアミはすぐにかすみ取られてしまいますが、時折ウキが走って手平サイズのグレが釣れます。
時々20センチオーバのグレが掛かり、グレ狙いなら嬉しいところですが、今日はチヌ狙いです。
 
お昼過ぎに撒き餌を投げると水面が騒がしくなってきました。
ボラが集まってきたようです。
チヌも近いかと思っていると、練り餌で何か大きな魚が掛かりました。

やった!と思ってやり取りをしたのですが、足元の根にハリスが当たって痛恨のばらし。
その後は木端グレが釣れるものの、チヌの顔は見ることができませんでした。
 
久しぶりの二日間釣り三昧でしたが、残念な結果に。
でも、爆弾低気圧が来ていたのに、憧れの御荘湾で予定通り二日間、竿を出せたので良かったと自分に言い聞かせ、家路に着きました。

でも、やっぱり御荘湾のチヌを釣りたい。
再挑戦を心に誓う僕でした。


「釣り 御荘湾1日目」

2015年10月05日 | チヌ(黒鯛)

休日出勤の代休のつもりが、休日出勤が無くなったので、休みを取って釣りに行きました。
夢のロクマルが入る自作のスカリが出来上がったので、憧れの夢のロクマルのチヌが棲む御荘湾に行きました。

1か月前から一日目はカセ、二日目は磯の予約を取っていたのに、爆弾低気圧がやってきて、釣行の前日に渡船屋から「明日は無理かもしれない」と電話がありました。
ホテルの予約も取っていたので、往生際が悪いけど、とりあえず行きますと言って、強風の高速を四国は愛媛県まで走りました。

車で一人で遠出をするのは久しぶりだなと思い出してみると、セローというバイクに乗っているとき、SSER(四国スーパーエンデューロラリー)に出場して以来なので、十数年ぶりです。

その時も奇しくも四国の愛媛県、久万町までバイクをトレーラーに積んで走りました。
色々なことを考えながら、一人車を走らせるのも楽しいものです。
 
4時過ぎに渡船屋について、1時間ほど仮眠を取って車から出ると、けっこう強い風が吹いています。

これは無理かなと思っていると、船頭がやってきて「これから風が弱くなるので、船を出せそう」と嬉しいお言葉。
しかも、一番乗りたいと思っていた「正木P」というカセに乗せてもらうことができました。

遠くに4年前、日本一周の旅でこの近くを走った時に登った「宇和海展望タワー」が見えます。
 
期待を膨らませて第一投。
いきなりトラキスが釣れました。
しかし、エサ取りの活性が高いのかオキアミは瞬殺ですが、コーンとサナギは反応なし。
一日中ダンゴを握り続けましたが、チヌの気配もなく、自作スカリの出番はありませんでした・・・

明日の磯に期待しましょう。