折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

日本一周2日目 2010年3月27日 JR山陽本線・垂水駅~相生駅

2010年03月27日 | 日本一周

 

 始発の電車に乗って、前回の到着地のJR垂水駅に向かいました。


夜明けとともに、国道2号線を西に走ります。

3月も終わりというのに、気温は10度を切っていて、自転車を漕いでも寒いぐらいです。 

 

 走り出してすぐに、明石大橋が見えてきました。


この春、娘が中学校を、息子が小学校を卒業しました。

来週、卒業祝いの一泊旅行に行く予定の淡路島が、向いに見えています。
   

 明石から国道250号線に入り、姫路を抜けて御津町の七曲りといういところに来ると、国道250線は海のすぐ傍を走ってくれるようになりました。

海が真横に見えるのは気持ちがよいのですが、結構アップダウンが多くて、足にきます。

上りはローでせっせと上り、下りはノーブレーキで一気に下りたいところですが、Brompton16インチの小径タイヤなので、時速30km.を超えると、怖くなってブレーキをかけてしまいます。
 

桜が咲いていました。僕のBromptonの初桜です。


この旅が終わるまで、
Bromptonは何回の桜と出会うのでしょうか?

  

 室津で牡蠣料理の専門店を見つけたので、少し贅沢に牡蠣フライ定食を食べました。牡蠣フライと牡蠣の味噌汁がセットになって、1380円でした。

牡蠣の味噌汁は初めて飲みましたが、とても美味しいものでした。


 七曲りを超えて相生に入ると、足がくたくたになってしまいました。
相生で今日はギブアップです。JR相生駅に着くと、ちょうど大阪に向かう快速列車が出たところでした。


時刻表を見ると、次の快速まで、1時間もあります。でも、新幹線が15分後にあるので、少々高くつきますが、初めての新幹線乗車に挑戦しました。

輪行には、一番後ろの席が良いということなので、駅員さんに聞くと、指定席が空いているということでした。初めての新幹線なので、贅沢に指定席をとりました。

 


新幹線に乗り込むと、なんと、その車両に乗っているのは、僕一人でした。

貸し切り状態の新幹線で、ゆったりと家に帰ることができました。

 

 

 

 

 

走行距離 

77.50キロメートル(GPS計測)

総走行距離

134.89キロメートル(GPS計測)

交通費

780

(自宅~JR垂水駅)

 

5,330

JR新相生駅~自宅)

合計

6.110

 

総合計

  6,890

 

 


日本一周1日目 2010年3月13日 出発~JR山陽本線・垂水駅

2010年03月13日 | 日本一周

 
折り畳み自転車の専門店「LORO」さんの開店時間に合わせて、Bromptonを受け取りに行きました。

旅の相棒Bromptonと対面です。まずは、折り畳み方を教えてもらいました。非常によくできた構造ですが、畳む順番やコツがあって、実際に教えてもらわないと、スムーズに畳めないかもしれません。

 

 お店の前で記念写真を撮って、推定2万キロメートルの旅に出発です。


土佐堀通りを大阪港方向に走り、中央大通りと国道43号線が交わる「弁天町駅前」交差点まできました。



ここを日本一周の起点としました。ここを右に曲がって神戸に向かいます。ず~と走って四国、九州、北海道を走り抜け、本州を下って紀伊半島を回り、堺市を抜けて左側からこの交差点に入ってきたら、日本一周の完結ですが、いつになることやら・・・
 

小雨が降ったりやんだりする中、国道43号線で淀川を渡り、兵庫県へと入って行きます。今日は曇りのち晴れと天気予報が言っていましたが、せっかくの日本一周の出発日だというのに、うっとうしい天気です。

Bromptonは、2速では時速15km.3速では20km.ぐらいで走ってくれます。しかし、路面の悪いところや向かい風では、3速で走るのはしんどくて、主に2速で走行しました。

できるだけ海沿いのコースを取りたいところですが、この辺りは埋立地が多く、海沿いを走っても防波堤が高くて、なかなか海を見ることができません。

 


須磨水族園を通り過ぎて、やっと海が開けました。あいにく天気が悪かったので、水平線と空の境が不鮮明ですが、海が見えるのは気持ちが良いものです。

  

 明石まで行きたいと思っていたのですが、日ごろの運動不足がたたって、自転車を漕ぐのが辛くなってきました。

数年前、子供を連れてきた平磯海釣り公園を通り過ぎたところで、垂水駅の案内が見えてきました。


膝も痛くなってきたので、今日の走行はここまで、垂水駅で自転車を畳み、電車に乗って家に帰りました。

電車が空いていたこともありましたが、コンパクトなBromptonは、輪行がとても楽です。

 

走行距離 57.39キロメートル(GPS計測)

交通費  780円(JR垂水駅~自宅)


旅の相棒の自転車

2010年03月10日 | 日本一周

長い旅の相棒となる自転車を決めるべく、大阪市内にある折畳み自転車の専門店「LORO」さんにお邪魔し、BromptonBD-1の試乗をさせてもらいました。

最初に乗ったのはBrompton

ママチャリのような、リラックスしたポジションです。

小径タイヤなのでふらつくかなと思ったのですが、意外と安定しています。

大きくハンドルを切ると、切り込むような感じがするのは小径タイヤの宿命でしょうが、直進安定性は十分です。


変速は内装3段で、2速が普通の自転車の変速比ぐらいです。

1速と3速のギア比はかなり離れていて、トップは結構スピードが出ます。


立ち漕ぎをしても、フレームやペダルがしっかりしていて、不安感はありませんでした。


BD-1
の方は、マウンテンバイクのようなポジションです。


外装9段の変速は、トップはBromptonよりも速く、ローはBromptonよりも軽い。

自転車の変速は、坂や向かい風、追い風といった条件が変化しても、乗り手が一定のリズムとトルクで走ることができるようについているものなので、多段の方がより多くの状況に対応できます。長距離を走るには魅力的です。


もうひとつ魅力的なのは、前後のサスペンションです。非常にソフトな乗り心地ですが、立ち漕ぎをしたときにBromptonに比べると、少しふらつくような感じがしました。

折り畳みも見せてもらいました。
両車とも同じような畳み方ですが、Bromptonは後輪を畳むと自立し、折り畳み作業が楽そうです。

一方、BD-1は少し手を添えないと倒れてしまいそうで、畳み方も少し複雑です。


折り畳んだときのサイズは、Bromptonがかなりコンパクトです。
走りはBD-1の方が魅力的ですが、遠くに行けば行くほど、交通機関に乗っている時間が多くなるので、やはりBromptonが、一番適してると感じました。
 

もう一度、Bromptonを試乗し、旅の相棒をBromptonに決めました。
 

Bromptonは、変速機の段数やキャリアの有無など、いくつかのモデルがあります。


泊りがけの時は荷物が増えるだろうし、6速仕様は値段が張るので、キャリアのついている内装3段のM3Rにしました。


お店に置いてある色はグリーンとレッドでした。
僕は本来、赤系が好きなのですが、Bromptonのデザインには落ち着いたブリテッシュグリーンが好ましく感じられました。


オプションにベアローラーやイージーカバー、スタンド、鍵を追加して174,000円とちょっと

次の土曜日に受け取りに来る約束をして、店を出ました。 


いよいよ今度の土曜日は、日本一周への出発です。


はじめに

2010年03月06日 | 日本一周


なぜか急に、折畳み自転車で日本一周!という思いつきに捕りつかれてしまいました。
 

自転車で走れるところまで走って行って、電車に乗って帰ってくる。

次の休みの日に電車でその駅まで行って、

また走れるだけ走って、電車に乗って帰ってくる。
 
日本一周が2万キロとして、一日に百キロ走れば二百日。

月に一回走るとすると、約17年。

 
もうすぐ僕は46歳だから、日本一周を終えるころは、63歳になっている?

生きているだろうか?
走りとおせるだろうか?

そう思うと、なおいっそう挑戦したくなってきました。
 

日本一周をするのなら、ルールを決めよう。

ということで、3つのルールを決めました。
 
一、海に近いほうを走れるよう、時計周りに日本一周をする。
 

二、海に近い国道よりも、海側を走る。
 

三、北海道、本州、四国、九州の東西南北の端に行く。
 

次は日本一周の相棒となる自転車です。

 
以前、ホームセンターで折畳み自転車を買いましたが、結構かさばって重たかったので、一回しか輪行をしませんでした。

その反省を生かして、コンパクトに折りたためて、長距離を走れる自転車を探すことにしました。

 
インターネットで見つけた大阪市内の小径・折畳み自転車の専門店「LORO」さんにお邪魔しました。

 
お店の人が薦めてくれたのは、イギリス製のBrompton、ドイツ製のBD-1 FROG 、イタリア製のDiBlasiの3車種でした。

 
・Brompton
3車種の中で、もっともコンパクトに折り畳めるけれど、3速しかなく、高価。

 
BD-1 FROG は、内装8段変速が魅力的だけど、折り畳んだとき厚みがあって、キャリアがない。

 
DiBlasiは特別価格が魅力的だが重い。折り畳んだときは寸法以上に大きく感じ、作りがおおらか。

 

生産国

品名

価格(参考)

タイヤ

変速

重量

キャリア スタンド
イギリス BROMPTON M3R 161,700 16 内装3段 11.7 58 60 30 ×
ドイツ BD-1FROG 140,000

16

内装8段

12.0 57 67 37 ×
イタリア DiBlasi R24P Due Borse ※68,000 18

外装7段

13.5 62 66 22

                           ※バーゲンの特別価格です。

お店の人の一番のお薦めは、Bromptonでした。しかし、値段が高い・・・
原付バイクが買える値段です。

でも、長い旅の友です。高いものを買えば、途中で辞めることができないプレッシャーになります。

プレッシャーといえば、ブログをたてれば、何人の方が見てくれるかわからないけれども、途中でやめることができないプレッシャーになります。

記録も残すことができるし、一石二鳥。
 

ということで、ブログをたててみました。どこまで走ることができるかわかりませんが、気が向いたらときどき覗いてやってください。