折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

釣り-「竿納め」

2017年12月29日 | グレ

2017年ももうすぐ終わりです。
ということで、今日は釣友のSさん、K君と竿納めに和歌山の磯に行きました。

例年なら筏釣りで竿納めをするのですが、今年はSさんが腱鞘炎で団子を握れないということなので磯になりました。
狙う魚はグレです。

前回、磯でSさんが1.2号の竿を使っていたのを見て、僕も柔らか目の竿が欲しくなりました。

僕は「ライアーム」の1.5号を持っているので、今度は1号をと、近所の釣具店を探したのですが、
「ライアーム」の1号は置いていなくて、1号の竿は「がま磯FALCHION」しかありませんでした。

がまかつの竿は値が張ります。
でも、子供の就職が内定してひと段落したところだし、
自分の歳を考えると、多分、今回買う竿が人生最後の上物竿になるかもと、
思い切って憧れの「がま磯」を買うことにしました。

ということで「がま磯FALCHION」のデビューです。


ところが、このポイントは足元に根が張り出していて、何度も根がかりがします。

仕方がないので、磯の左側に移動したのですが、そちらは浅くて2ヒロほど。
しばらく粘ってみたのですが、グレがいそうにもないです。

弁当を食べた後、最初のポイントに戻り、
足元の根を避けて、遠投で沖合を攻めることにしました。

しかし、グレがいるタナが判らない。
風が強くて道糸を引っ張られてしまう。
足元に根が張り出しているので、長いハリスは使えない。

ということで、買ったものの使い辛くてウキケースに入れっぱなしになっていた
全層ウキ000号を使うことにしました。

このウキは、仕掛けが馴染むとウキが沈んでいきます。
沈め釣りは性に合わなかったのですが、今日のようなシチュエーションでは使えそうです。

思いっきり撒き餌を沖に投げて、仕掛けを投入。
すぐにウキは沈んでいきます。

一回しゃくり上げて仕掛けをまっすぐにして、
ウキが沈むのに合わせて道糸を送り出していくと、
竿先に手ごたえがありました。

上がってきたのはベラさんでした。

「がま磯FALCHION」の初獲物です・・・

外道にめげず全層沈め釣りを続けていると、道糸がスーとまっすぐに伸びていきました。
すかさずアワセを入れると、「がま磯FALCHION」がきれいな弧を描きました。
いい手応えです。

急いで魚を寄せると足元に張り出した根に潜られてしまうので、
糸を巻かずに竿を溜めていると、
竿が腰を効かせて魚が浮かせてきました。

魚が浮いてきた分糸を巻いて、
根の上まで魚を浮かせてから寄せてくると、
青い魚体が翻りました。
グレです。
しかも37センチの良型です。


自然に魚を浮かせ、暴れさせずに寄せてくる。
「がま磯FALCHION」
良い竿です。

その後はますます風が強くなり、
魚のアタリか風のいたずらか判らず、
何度も空振りをしましたが、
ようやく魚が掛かりました。

「がま磯FALCHION」は無理なく魚を浮かせ、
おとなしく寄せてくれました。
タモに収まったのは、またもや37センチの良型のグレです。

そうこうしているうちに巻き餌も刺し餌も無くなってしまいました。

泣きの一投ということで、K君に刺し餌のオキアミを一匹もらって、最後の一投。

K君もSさんもグレを釣れていないので、
これで3匹目を釣ったら恨まれるなぁと思っていると、

するとなんと!

根掛かりして今回活躍してくれた全層ウキ000号をロストしてしまいました。

釣果と一緒に写真を撮ろうと思ったのに。
最後にいらんことをしてしまいました。


おまけの人生の石鯛釣り

2017年12月23日 | 石鯛

大学生の娘と専門校生の長男の就職の内定が決まり、親として一安心です。
まだ高校生の次男坊が残っているのですが、人生の大役を果たせたような気分です。
残りの人生が、おまけのように感じられます。

波間に揺れる穂先をぼんやりと見つめながら、おまけの人生を楽しめる喜びを噛みしめようと、
和歌山の磯に向かいました。

用意したエサはウニ15個と冷凍ヤドガリ4個入り二袋。
年の瀬も迫る寒い海だから、これだけあれば、まったりとした一日を過ごせることでしょう。

磯に上がって「極翔石鯛」にウニを付けて投入。
糸ふけを取って竿受けにセットし、
続けて「豪腕石鯛」にヤドカリを付けて投入。
糸ふけをとって竿受けにセットして煙草を一服。
至福の一刻きです。


「豪腕石鯛」の穂先がピクピクと動いて沈黙しました。

「豪腕石鯛」の仕掛けを回収してみると、エサ取りに弱いヤドカリは、頭だけ残して喰われていました。
餌持ちの良いウニを付けて再び仕掛けを投入。

試しに「極翔石鯛」の仕掛けを回収してみると、なんとウニが無くなっています。

3週間前の石鯛釣りでは、ほとんどウニを取られなかったのに。
今日は魚の活性が高いようです。

この調子では、エサがあっという間に無くなってしまいそうです。
もっと餌を買っておけばと後悔するも、後の祭りです。

穂先をぼんやりと見つめるどころか、魚の活性を伝える穂先に熱い視線を注いでいます。

しかし、穂先を叩くようなアタリがあるものの、舞い込むまでは至りません。

7時過ぎから釣り始めて、弁当船がくる10時までの間に、半分以上の餌を使ってしまいました。
弁当を食べたら、たっぷり昼寝をしないと最終の迎えの船までエサが持ちません。

遠くに弁当船が見えたとき、潮目が磯の20mほど沖に近づいてきました。

試しに「極翔石鯛」にウニを付けて潮目に投入してみると、穂先を引き込むいい感じのアタリがきて、
何度目かの引き込みの後に、竿が舞い込みました。

思いっきりアワセると、
乗りました!

「極翔石鯛」が弧を描き、姿を見せたのは縞々の石鯛です。


40センチに少し足りない小ぶりですが、久々の石鯛に足が震えました。
石鯛は潮を釣れと言いますが、このことなのでしょうか?

釣れたばかりの石鯛を船頭に見せて、弁当を受け取りました。

弁当を掻き込んだ後もいい感じのアタリが続きます。

昼寝をしようかと考えたのですが、勝機が訪れたときに全兵力を投入するのが兵法の鉄則です。
エサが無くなったら早上がりすればよいと覚悟を決め、昼寝を諦めて釣りを続行しました。

「極翔石鯛」の仕掛けを投入しているポイントはいい感じのアタリがあるのですが、
「豪腕石鯛」の方は餌を齧られるだけです。
「豪腕石鯛」の仕掛け投入している最中に、あろうことか「極翔石鯛」の穂先が舞い込みました。
「豪腕石鯛」を放り出すわけにもいかず、竿受けに置こうとしている間に貴重な舞い込みを逃してしまいました。
竿を二本出すと、こういうことがあるのですね。

「豪腕石鯛」が「私にも石鯛を釣らせて」と言っているのかな?
と思って、「極翔石鯛」には申し訳ないけど休憩してもらって、「豪腕石鯛」に場所を譲ってもらいました。

とは言うもの、残り3投の餌しか残っていません。

「豪腕石鯛」の穂先はいい感じのアタリを出すものの、舞い込みません。
そして・・
最後のウニ。
腕時計を見るとまだ12時になっていない。

最後のウニを投入して、竿受けにセットすると、
「豪腕石鯛」の穂先が一気に舞い込みました。

アワセを入れると、
一瞬魚が乗ったもののすっぽ抜け、
やってしまいました。 

子供たちへの就職内定祝いの石鯛は、一匹だけでした。
姉弟で仲良く分けて食べてね。


釣り-「またまたお前か」

2017年12月17日 | グレ

お尻の手術となかなかスケジュールが合わなかった影響で、久しぶりに釣友との釣りです。

Sさんと二人で和歌山の磯に。
今シーズン初めてのグレ釣りです。



今年は12月に入ってから寒いですね。
その影響か、エサ取りも姿を見せない状況です。

厳しい状況が続き、弁当船が来てから1時間ほど昼寝をしました。

前半は遊動仕掛けで3ヒロから5ヒロぐらいを探っていたのですが、
後半は全遊動スルスル仕掛けで、上から下まで探ってみることに。

そうしたら、手元までアタリが来たかと思ったら、道糸が切れてウキを飛ばされました。
幸い切れたウキは磯際を漂っていたので、タモで回収。

回収したウキで仕掛けを作り直し、道糸を送り込んでタナを探っていくと、
ガツンと手元まで衝撃が、
今度はしっかり受け止めることができて、
何度かの締め込みを耐えていくと、
37センチのグレが姿を見せました。


続いて同じようにタナを探っていくと、強烈な引きとともに上がってきたのは、

イスズミ・・・
またお前か・・・

その後は時合が過ぎたのか、またエサ取りもいない状態になりました。

Sさんは遠投して沖を探り出しました。
すると、Sさんの竿が大きく曲がりました。


なかなか魚が寄ってきません。
真鯛だろうか?
なんて話していると、
上がってきたのは僕の天敵、
50センチを超えるアオブダイです。


この前、こいつに石鯛竿を折られました。
上物竿で良く上がったものです。

そうこうしているうちに撒き餌も無くなり、
最後の刺し餌となりました。
Sさんが撒いてくれた撒き餌の帯の中を流していくと、
ガツンと手ごたえが。
最後の一投でやったか!
魚の引きを堪能しながら寄せてくると、


サンノジ・・・
しかも良型。
またまたお前か・・・


釣り-「ジャンピング」

2017年12月03日 | 石鯛

今年最後の石鯛釣りで磯に上がった時、
ジャンピングの11mmのキリを試してみました。

3センチの深さの穴を空けるのにカナヅチでたたくこと10分。



カナヅチをふるう右手はくたびれるし、
ジャンピングを支える左手は打撃の衝撃でしびれてくるし、
大変でした。

ピトンを打ち込む穴が無い時の非常用ですね。


釣り-「豪腕石鯛」

2017年12月03日 | 石鯛

めっきり寒くなってきました。
石鯛釣りもそろそろ終わりです。

最近、石鯛釣りでは魚が餌を喰う確率を増やそうと、竿を二本出しています。
「極翔石鯛」と「豪腕遠投(改)」の二本です。

「豪腕遠投(改)」は遠投磯竿を改造したものなので、もう一本石鯛竿が欲しいと思うのですが、
石鯛竿は高いです。

シマノやダイワなどの有名どころでは、一番安価なものでも5万円以上します。
そんな中、気になるのが「豪腕石鯛」という竿です。

「豪腕遠投」と同じプロマリンというメーカが出しています。

インターネットで調べると2万円台後半からあります。

しかし、他と比べるとあまりにも安いので不安があります。
実物を見たいところですが、近くの釣具店には置いておらず、躊躇しているところです。

そんな中、今年最後の石鯛釣りに行きました。

阪和道を走っていくと、紀伊田辺から先が工事で通行止めになっていました。
やむなく高速を降りて国道42号線を南下していくと、国道わきに釣具店がありました。

出船時間に余裕があるので、何気に覗いてみると、「豪腕石鯛」が置いてありました。

値段は税込み28,500円!
インターネットで購入するのとほとんど値段が変わりません。
送料を勘案すると、安いかも。

財布の中には3万円ほど入っていますが、「豪腕石鯛」を買うとエサ代と渡船代がなくなってしまいます。

店員さんに「カード使えます?」と聞くと、
「使えます」と返ってきたので、竿を延ばさせてらいました。

「極翔石鯛」に比べると軽くて柔らか目です。
まあ、「極翔石鯛」が重くて硬いともいえるのですが。

ガイドの数もしっかりあって、仕上げも綺麗です。

特に不満点も見られなかったので、思い切って購入しました。



港について、「豪腕快投(改)」には詫びを入れて車の中に残ってもらい、
磯に上がりました。



手前が「豪腕石鯛」で穂先は白で、見やすいです。
仕掛けを投げ込むときの操作性も「極翔石鯛」と遜色ないです。

案の上というか、魚の活性が低く、エサはかじられるだけで、
舞い込みも無く、魚を掛けることもできませんでした。

「豪腕石鯛」の実釣報告は、来年の春になりそうですね。


リュ・シウォンのコンサート

2017年12月01日 | ちょっと休憩

嫁さんがファンになっているリュ・シウォンのコンサートを見に、横浜へ行ってきました。

新幹線で横浜に向かっていると、車窓から雄大な富士山が見えました。


横浜について、コンサート会場に向かう道すがら、日本丸が停泊していました。
富山でBROMPTONと見た海王丸の姉妹船です。
やっぱり、帆船はかっこいいですね。


リュ・シウォンのコンサートを楽しんだ翌日は、八景島シーパラダイスに行きました。


大水槽のイワシショーは、大きな生き物が蠢いているようで、圧巻でした。


イルカショーも楽しかったです。


ふれあいプールでは、シロイルカを触ることができました。

シロイルカの皮膚は、イルカと違ってぷにゅぷにゅでした。

嫁さんとちょっとしたデート気分です。

八景島を堪能した後は、中華街でお昼を食べて、マリンタワーに上って横浜の風景を見た後、
リュ・シウォンのコンサート二日目を楽しみました。

三日目は東京に足を延ばして、浅草に行きました。


目的は和菓子です。
最近、浅草を舞台にした「下町和菓子 栗丸堂」を読んで、浅草の和菓子を食べたかったのです。
本にも出ていたオレンジ通りを歩いて、和菓子屋さんを見つけました。


そして、「下町和菓子 栗丸堂」の第一話に載っていた豆大福を買いました。


薄い皮に包まれた豆大福を口にほおばると、さっぱりとした甘さの餡子がすっと口の中に広がります。

いいですね、和菓子は。
日本に生まれて良かった。

東京のお土産は、釣具店で見つけた磯のパラソル立てとハリスの糸クセ取りです。