折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

日本一周42日目 2013年12月22日 長崎県 小浜 ~長崎県 長崎市

2013年12月24日 | 日本一周


今日は厳しいコースになりそうな予感がしたので、早めに6時に出発しました。
あたりはまだ真っ暗で、この前改造したヘッドライトが活躍しました。
さすが自転車用のライトを改造しただけあって、十分な明るさです。

国道251号線は小浜を過ぎるといきなり峠道となりました。

えっちらおっちら峠を越えて、
7時半を過ぎるとようやく太陽が顔を出してくれました。天気が良いだけで、得をした気分になります。


国道251号線と県道34号線の分岐にある「ペンギン水族館」までは、3つか4つの峠を越えました。

足がかなり疲れています。
「ペンギン水族館」は身近に愛らしいペンギンを見られて、ペンギン好きの人にはたまらないのではないでしょうか。

国道を走れば長崎市街に抜けることができますが、県道34号線を走って野母崎を回って長崎市街に向かいます。 

県道34号線は、思った通り険しいアップダウンの続く道です。
今まで日本一周を走ってきた経験から、海岸線沿いの県道は険しいところが多いのですが、この道も例にもれず、地名こそ県庁所在地の長崎市ですが、ほとんど民家がなく、山肌を縫うように道が続きます。

この辺りはミカンの産地のようで、道端に無人販売がありました。
100円でミカンを一袋買って、空腹と喉の渇きを癒しました。


何度も峠を越えて、ついにBromptonから降りて押しに入り、道端でばてているとロードに乗った男の人が声をかけてくれました。
来年定年ということなので、僕より10歳年上でしょうか。定年後に若いころのようにツーリングに行こうと、トレーニングをしているそうです。
ロードの男性は颯爽と坂を上っていきましたが、野母崎までは、まだまだアップダウンが続くそうです・・・・


気の遠くなるような坂をBromptonを押していると、別のロードに乗った男性が声をかけてくれました。
このあたりは元気なおじさんが多いようです。
野母崎には亜熱帯植物園がありましたが、立ち寄る気力もなく、通り過ぎました。


お腹がぺこぺこですが、食堂がありません。スーパーマーケットを見つけたので、アジフライ弁当280円を買って、お腹を満たしました。
安い昼ごはんです。どこかで同じシチュエーションがあったような気が…


野母崎からは国道499号線を走ります。
またアップダウンがあるのではないかと恐れていたのですが、Bromptonを押すほどの坂はなく、さほど苦労なく長崎市街に入ってこれました。

ふと海の方を見ると、奇妙な形をした島が見えました。
道端に観光マップがあったので停まって調べてみると、有名な軍艦島です。
その名のとおり海に浮かんだ戦艦のような形をしています。


長崎市街に入って、時間があったので眼鏡橋を見学して、坂本竜馬ゆかりの亀山社中跡と坂本竜馬の銅像を見に行くことにしました。
ところが道標に従って入っていくと、なんと険しい階段です。


何人もの観光客の声援を受けて、200メートルほど階段をBromptonを担いで上がり、やっと亀山社中跡に到着しました。
思ったよりも狭い建物で、竜馬はこんなところで日本の回天を思い描いていたのですね。

亀山社中の人に聞くと、竜馬の像までは500mもあり、階段があるそうです。
自転車で行ける道はありますか?と聞くと、遠回りになるけれどあるそうです。
ところがこの辺りは道が入り組んでいて、何度も道を間違い、何度もあきらめそうになりながら、何度も人に聞いて、竜馬に会うことができました。


竜馬の像から少し下の若宮稲荷神社で旅の安全と成就にと竜馬お守りを買いました。

42日目

 

走行距離

113.8km

GPS計測)

 

総走行距離

4,221.2km

宅急便

1,580

(九州~大阪)

交通費

11,000

(長崎~大阪)夜行バス

合計

12,580

 

※経費には食事代やお土産代は含んでいません。


2日本一周41日目 013年12月21日 長崎県 愛野 ~長崎県 小浜

2013年12月23日 | 日本一周


夜行バスで諌早IC、歩いて西諫早駅までいき、JRの諌早駅まで一駅、諌早駅からは島原鉄道に乗って愛野駅で下車して、宅配便センターでBromptonを受け取りました。

軽く体をほぐして、国道251号線を島原目指して走りました。
久しぶりの日本一周です。
国道251号線は交通量が多いものの、走りやすい道です。

走り出して2時間ほどで島原城に到着しました。
島原城を見学した後、西望記念館をのぞくと、そこのおじさんが話し好きで、色々と島原の歴史を教えてくれました。
島原城は立派な城ですが、4万石の城にしては堀の規模が340万石もあるそうで、農民の苦役で掘られたそうです。
なので、島原城は農民の恨みの城だそうです。


城の前に島原の郷土料理の具雑炊を食べさせてくれるお店がありました。
土鍋の蓋を取るとちょっと違和感が・・・
大阪人は雑煮というと味噌仕立てだと思ってしまうのですが、おすましでした。
でも、出汁がしっかり効いていて、美味しゅうございました。
デザートに食べた「寒ざらし」もあっさりとした甘さで、美味しゅうございました。
そうそう、島原城で売られていた「ろくべい饅頭」も素朴で美味しかったです。


島原城の次は、「がまだすドーム」を見学しました。
火砕流を体験できると書いてあったのですが、機械の故障で体験できませんでした。残念。

なぜか「がまだすドーム」の横には、坂本竜馬がサッカーのユニフォームを着て立っていました。


 近くの道の駅「みずなし本陣」では土石流で埋まった民家が展示されています。

「みずなし本陣」にも「大火砕流体験館」というのがあったので、入ってみました。
今度はちゃんと火砕流を体験できました。
普賢岳の噴火はテレビのニュースでみていましたが、実際の普賢岳を見ると、あんなところからここまで火砕流が襲ってきたと思うと、月並みですが、自然の猛威はすごいと感じます。
 

島原を過ぎると向かい風になって、走りにくくなりました。
南島原の国道沿いにあった休憩所で一休みしていると、古野兄弟の碑というのが目に留まりました。
古野兄弟ってなんなのだろうと碑を読むと、魚群探知機を発明された人です。

僕も以前ミニボートに乗って釣りをしていた頃、使っていた魚群探知機(小さなポータル型ですが)がフルノの製品でした。
島原半島が何か身近に感じられました。

小浜温泉の手前に金浜眼鏡橋がありました。
眼鏡橋は明日長崎で見れると思っていたのですが、こんなところにもあるのですね。
近くの説明書には、ここには金浜断層が走っているそうです。
と言われても、見た目には全くわからないです。
 

小浜温泉街に入ると、いたるところで湯気が噴出していました。
今日はここで宿をとって、温泉で足の疲れを癒します。
夕食は小浜はちゃんぽんを食べて、明日に挑みます。

41日目

 

走行距離

98.0km

GPS計測)

 

総走行距離

4,107.4km

宅急便

1,580

(大阪~九州)

交通費

11,410

(大阪~愛野)

宿泊費

5,100

 

合計

18,090

 

※経費には食事代やお土産代は含んでいません。


魚釣り-「へらぶな 自作ウキ」

2013年12月17日 | へらぶな

今日は目が痛いので、眼科へ行きました。
眼底も視神経も異常なく、老眼による目の疲れからの痛みだそうです。
大したことなくて良かったのですが、ちょっと複雑です。

眼科のあと、久しぶりにへらぶな釣りに行って、のびのびになっていた自作浮きの試し釣りをしました。
前に作ったへらウキは直径1.0㎜極細トップで作りましたが、餌の重みで水没してしまって、使いにくい物でした。
なので、直径1.2㎜の中細、1.5㎜の細で作ってみました。
右から1.0㎜トップ、1.2㎜トップ、1.5㎜トップです。写真では違いがほとんどわかりません。

中々同じボディでトップの太さ違いのウキは売っていないのですが、こういうことを試せるのも自作の強みですね。

最初は1.5㎜のトップのウキで試してみました。
1.5㎜のウキは、なじみが悪く、感度も鈍いようです。
しかし、あいにくこの日はへらぶなの活性が悪いみたいで、周りの人もアタリがないとぼやいています。
感度が鈍いのではなく、アタリがないのかもしれません。

続いて、1.2㎜のトップのウキを試しました。
いい感じでウキがなじんでくれます。
へらぶなが餌を触る動きも出ています。
僅か0.3㎜の違いですが、けっこう影響があるようです。

11時から4時まで釣りでしたが、釣れたのは僅か6匹です。
でも、終了10分前、最後の一投で粘っていたら、綺麗にウキが消し込んであがりへらを釣れたので、気持良く竿を納めることができました。


魚釣り-「Docutte-D5000改造」

2013年12月08日 | チヌ(黒鯛)

 筏釣りの道具入れに使っていたバッカンがくたびれてきたので、ドカットというケースを買いました。
本来は電動工具などを入れるケースですが、耐荷重が500kgもあり、踏み台や腰掛にも使えるものです。


腰掛に使えるものならば、本格的に椅子として座れるようにしようと、改造をしました。
クーラーボックスに座るとき使っていたクッションがちょうど良い大きさだったので蓋に張り付け、背もたれを作りました。
背もたれがないと、腰が痛くなるのですよね。
 

背面には日差しが強いときの必需品である傘を使えるように、傘立ても付けました。
この日は風が強かったので、傘立ての調子を見ることができませんでした。
奥に写っている黄色いカラビナは、ごみ袋をつけるためのものです。
 

改造に一番苦労したのは、背もたれの金具です。
蝶番を使いたいところですが、けっこう荷重がかかるところなので、蝶番が壊れてしまうのはヘラブナ釣りの釣台を作ったときに経験済みです。
今回は金具を使って工夫しました。
金具をつけるところは、背もたれの木が割れないように、タコ糸を巻いてエポキシ樹脂接着剤で固め、黒く色を塗っています。
今のところ、体重をかけてもたれても大丈夫です。

座り心地も良く、椅子と道具箱が一体になったので、荷物が一つ減って満足です。

この日の釣果は、残念ながらタコ1匹でした。