コロナ感染症のワクチンの2回目接種をしました。
接種をしたのは朝の9時半ごろ、例にもれず、注射は痛いので嫌いです。
15分ほど待合で様子を見て、異常が無かったので家に戻りました。
夕方ごろに注射を打ったところが痛み出し、五十肩のような状態になりました。
でも、五十肩ほどの痛みはなく、腕を肩より上にあげることはできます。
夕方に体温を計ったら、36.1度。
接種前に計った体温は35.7度だったので、少し高めです。
特に異常もなく就寝。
翌朝の体温は36.5度でした。
でも、特に体がだるいとか、熱っぽいとかということもなく、肩の痛みを除けばいたって普通です。
夜には体温が35.7度と平熱になり、肩の痛みも和らいで、三日目もいたって平穏です。
心配した副作用が無く、病院でもらった解熱鎮痛剤を飲まなくて済んだのは良かったけど、
逆に、ちゃんと抗体がついているのか心配になりますね(笑)
前回の旅で雨に打たれ、汚れ切ったBROMPTONを掃除していると、ブレーキシューが無くなりかけているのに気づきました。
仕事の帰りにLOROさんによって、新しいブレーキシューを買ってきました。
買ったのは、SIMANOのR55C4というものです。
BROMPTONのブレーキシューを外すと、随分と減っていました。
右が古いブレーキシューで、左が新しいものです。
溝がほとんどなくなっていて、次の旅ではもたなかったかもしれません。
気が付いてよかったです。
やっぱり、メンテナンスは大事ですよね。
ブレーキシューの交換は簡単です。
本体に差し込んで、ネジを締めるだけです。
ブレーキシューを交換するときは、ブレーキシューにも右と左があるので、注意しましょう。
(気づかずに逆につけて、つけなおしました)
日本一周の旅102日目の朝。
宿の窓から外を見ると、窓を開けられないぐらいの雨風です。
テレビのニュースを見ると、
北海道の各地に大雨が降っています。
道は大丈夫だろうかと、スマートフォンで検索してみると、なんと今日走る予定の国道278号線が、冠水で通行止めになっています。
これは、道道83号線で迂回するしかないかと思い、とりあえず朝食を。
宿の朝食をたらふく食べて、出発の準備をしてると、防災放送が流れました。
なんと、道道83号線が通行止めになったということです。
スマートフォンで調べてみると、
土砂崩れの危険があって、通行止めです。
こうなったら、少し戻って道道43号線で大沼を通って函館に行くしかありません。
国道278号線を走れないのは無念ですが、悪天候にはかないません。
カッパを着込んで出発です。
本当なら、写真の奥に向かって走りたいところですが、来た道を戻ります。
標識に従って、国道43号線に入りました。
土砂降りの中、坂道を登っていくと、道路通行規制の看板がありました。
この道も120mm以上の雨が降ると、通行止めになるようです。
この道が通行止めになったら、函館に行けず、家に帰ることがでなかったところです。
このあたりの雨がひどくなくてよかったです。
牧場の牛も、今日は牛舎の中で雨宿りです。
大沼公園は、新婚旅行で訪れたところです。
今日は雨で、人っ子一人いません。
新婚旅行で訪れたときは、天気も良くて駒ヶ岳もきれいに見えたのに。
道道43号線を走り抜け、国道5号線に出ました。
この辺りまで来た頃には、シャツが蒸れてぐちょぐちょで、不快指数100%です。
でも、このペースでいくと、宿のチェックイン前に到着してしまいます。
ちょうど道の駅があったので、大きく休憩をとることにしました。
まずは濡れたシャツを着替えて、体を内側から温めようと、辛口の黒カレーを食べました。
程よい辛さが身に沁みます。
食事の後はコーヒーブレイク。
甘いお菓子を食べながら、読書にいそしみました。
2時間近く休憩を取って、そろそろ出発しようかとカッパを着込んでいると、
「雨の中、大変ですね」とライダーに声を掛けられました。
ふと、彼のバイクを見ると、なんと北九州ナンバーです。
彼も、日本一周をしてるのかな。
国道5号線を走り出すと、バス停のベンチが倒れていました。
国道5号線から道道100号線に入り、
走っていると、歩道に大きな木の枝が落ちていました。
雨だけでなく、風も強かったようです。
今から思えば、僕の走っていたコースは、穏やかだったのですね。
霞の向こうに、うっすらと見える塔は、五稜郭タワーでしょうか。
道道83号線に入ると、
立派な鳥居が見えました。
湯倉神社です。
無事にここまで走ってこれたことを感謝するため、お参りをしました。
脇に僕が家で祀っている大黒様と恵比寿様がおられました。
大黒様の顔が半分隠れてしまっています。ごめんなさい。
ようやく函館空港に到着。
今日は川湯温泉に泊まって、明日、飛行機で大阪に帰ります。
明日の飛行機は大丈夫そうですね。
宿にチェックインして、温泉で不快指数100%の体と心を癒しました。
今回の旅ほど、温泉のありがたみが身に染みた旅はなかったです。
国道278号線沿いでは、観測史上最高の300mmを超える雨が降ったそうです。
よくぞ無事に家に帰ることができたものです。
海沿いの国道を走れなかったのは、2012年9月28日の九州は志布志の国道448号線以来です。
いつか、どっちの国道も、リベンジしたいですね。
102日目 |
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走行距離 |
56.5km |
(GPS計測) |
|
総走行距離 |
9,909.1km |
出発時間 |
8:05 |
鹿部 |
到着時間 |
15:02 |
函館 |
走行時間 |
6時間57分 |
|
平均速度 |
8.1km/h |
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日本一周の旅101日目です。
宿の窓から外を見ると、どんよりと曇っています。
天気がもってくれればよいのですが。
ホテルの前の道道779号線から、国道37号線に入ります。
しばらく走ると無情にも雨がぽつりぽつりと
道の駅あぶたで、バッグにレインカバーを被せました。
バッグにレインカバーを被せると、レインウエアーを着なくて済むことが多いのですよね・・・
でも、無情にも本格的に雨が降り始めました。
道の駅とようらで、レインウエアーを着込みました。
気温は高くないのですが、湿度が高くて蒸れます。
シャツが濡れて体にへばりつき、不快指数100%です。
おまけに上り坂が現れました。
蒸れと雨と上り坂の三重苦に苦しみながら、坂を上り続けました。
ようやく峠を越えて海岸線に出ると、今度は風が向かい風に変わりました。
国道5号線です。
大型車両が多く、路肩が荒れていて走りにくいです。
雨が止んだので、濡れたシャツを着替え、気分を入れ替えて走っていくと、突然営業中の看板が出てきました。
ちょうどお昼時だったので、ハンバーグランチを食べました。
肉の味がしっかりして、ジューシーでおいしいハンバーグでした。
2年前に函館からせたな町に行くバスで、休憩があった八雲駅まで走りました。
確かあの時、バスがトンネルをくぐって、こんな狭いトンネルをBROMPTONで走ったら、
大型車に抜かされたら可怖いなあと思ったことを思い出したら、そのトンネルが現れました。
幸いタイミングよく大型車が通らなかったので、無事にトンネルをくぐることができました。
トンネルをくぐったすぐのところに、榎本軍上陸地がありました。
寄っては見たものの、雨の向かい風の中を走る体には、階段を下りる元気が無かったです。
国道5号線に別れを告げて、道道1028号線に入りました。
道道は交通量が少なく走りやすいのですが、
ますます雨と向かい風が強くなり、ペダルを踏むのが苦痛です。
森駅の駅前に温度計がありました。
22度を表示していましたが、雨と蒸れで暑いのか寒いのかわかりません。
国道278号線に入って、今日の宿のある鹿部を目指します。
道道43号線に入ると、もう少しで宿です。
あと5kmがつらい。
しかべ間歇泉公園の間歇泉を見たいところですが、今日の宿はその手前の鹿部温泉です。
間歇泉まで足を延ばす元気もなく、宿に到着してすぐに温泉に入りました。
雨と向かい風の148km走破は、とても大変でした。
101日目 |
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走行距離 |
148.3km |
(GPS計測) |
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総走行距離 |
9,852.6km |
出発時間 |
5:35 |
伊達市 |
到着時間 |
16:48 |
鹿部町 |
走行時間 |
11時間13分 |
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平均速度 |
13.2km/h |
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伊丹空港で新型コロナの検査を受けて、無事、陰性。
飛行機に乗って新千歳空港に降り立ち、電車を乗り継いで苫小牧駅に到着しました。
ホテルに泊まって翌朝、日本一周の旅、100日目の出発です。
思えば、よくも100日も走ったものです。
2010年3月18日に出発して、11年と約8ヶ月。
1年に8日ぐらい走っています。
走行距離は9,604.3km。
1日に96km走っています。
ちなみに家からの交通費の合計は1,194,746円(今回の復路は入っていません)
宿泊費は362,895円かかっているので、合計約155万円です。
1年あたり約14万円、1日あたり1万5千円です。
他に食事代などもあるので、思ったより掛かっています。
夢を買うにもお金が掛かります。
さて、苫小牧駅からの出発。
かわいい女の子が応援してくれています。
今回は迷わずに国道36号線に出ることができました。
国道36号線を走っていくと、2両編成の電車が抜かしていきました。
僕も負けじとペダルを踏みます。
民族共生象徴空間ウポポイの近くで、ちょうど開園時間の9時になったので、寄ってみることにしました。
BROMPTONと同じような旅仕様の自転車が停まっていました。
BROMPTONとだいぶ装備が違います。
ウポポイは博物館が予約制になっていましたが、それ以外の場所は見ることができるそうです。
ちょうど歓迎セレモニーが始まるところでした。
セレモニー会場の近くの出店で、「ザンギ」というのを売っていたので、何かと聞くと、唐揚げだそうです。
ザンギをつまみながら、民族衣装で着飾ったアイヌの方の、歓迎セレモニーを受けました。
ウポポイには、アイヌの住居の再現や、映像館などがありました。
一通り見回って会場から出ると、おいしそうなパイを売っているお店がありました。
ブルーベリーパイとコーヒーのセットで一息つき、コースに戻りました。
しばらく走ると、雨がぽつぽつと降ってきました。
カッパを出すか迷うほどなので、とりあえずバッグにレインカバーを被せました。
再び走り出すと、風雨別橋という橋にが現れました。
風や雨とお別れ、いい名前の橋ですね。
橋の名前のお陰かわかりませんが、風は追い風で、雨は強くなることなく止みました。
派手な看板?のお店が現れました。
北海道に押しつぶされそうな迫力です。
登別に入ると、かわいい遊園地が見えました。
子供が小さいときに連れてきたら、喜びそうな雰囲気です。
国道36号線は室蘭市に延びているのですが、白鳥大橋は自転車が走ることができません。
せめて地球岬までは走ろうと、道道919号線に入りました。
道道919号線は、尾根沿いに地球岬まで続く道で、アップダウンのきつい道です。
ようやく地球岬についたら、
真っ白で景色が見えません。
ショックで、BROMPTONと看板のバランスも変です。
前の襟裳岬も天気が悪かったような気がします。
なにかつまもうと岬のお店で悩んでいたら、お店のおばさんが「あげイモ」ができたばかりだと教えてくれたので買ってみました。
お芋がホクホクでおいしかったです。
岬の駐車場に、手作りらしきキャンピングカーが停まっていました。
僕もこんな車を作りたいなあ。
地球岬から母恋駅までは一気に下りです。
そこから室蘭市街を走り、国道37号線へ
国道37号線でわき見をすると、黄金駅という駅が目に入りました。
縁起が良い名前の駅なので、思わず停まってパチリ。
伊達市の道道779号線に入って、本日の宿に向かいました。
無事、記念すべき100日目を走破です。
100日目 |
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走行距離 |
111.7km |
(GPS計測) |
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総走行距離 |
9,604.3km |
出発時間 |
7:30 |
苫小牧 |
到着時間 |
16:15 |
伊達市 |
走行時間 |
8時間45分 |
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平均速度 |
12.8km/h |
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ようやくコロナのワクチン接種券が届き、予約が取れたので、ワクチン接種をしました。
注射針を深々と刺された気がしましたが、(注射が苦手なので、目をつぶっていました)
針が細かったので、そんなに痛みはなかったです。
15分ほど待合室で待機して、異常が無かったので2回目の接種の予約をして、家に帰りました。
しばらくは何ともなかったのですが、5・6時間したころから、注射を打ったところが痛み出しました。
五十肩を患ったときみたいで、腕を肩より上にあげると痛みます。
でも、五十肩ほどではないです。
次の日も痛みは続きましたが、夕方になるころにはだいぶましなり、普段と変わりなくなりました。
副作用が大したことが無くて良かったです。
無事に免疫がついてくれればよいのですが。