折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

釣り-帰ればよかった

2021年12月26日 | チヌ(黒鯛)

今日は2021年の竿納めということで、SさんとK君の3人で筏釣りに行く予定でしたが、K君の都合が悪くなったので、Sさんと2人での釣行になりました。

いつもの渡船屋に向かう途中、釣り餌屋で冷凍のオキアミと生き餌のアケミ貝を買いました。

渡船屋に着くと、結構風が強く吹いています。

船頭と他の釣り客と海を見ながら相談したのですが、残念ながら出船は取りやめになってしまいました。

竿納めは諦めて帰ろうかと思ったのですが、途中まで解凍したオキアミはもう一度冷凍すれば使えそうですが、アケミ貝は捨てるしかありません。

Sさんと相談し、何度か行ったことのある近くの筏渡船に電話をしてみました。

その筏渡船は湾内なので、船を出してくれるそうです。

防寒着をきたまま車を運転して、筏に渡してもらい、竿納めの釣りを始めることができました。



筏に渡ることができたものの、波と風が強く、厳しい釣りになりました。

釣りを始めて早々にベラが釣れたので魚の活性が高いのかなと思ったのですが、それっきりアタリがありません。

時折、Sさんが合わせを入れていますが、たぶん波で穂先が揺れたからだろうと言っていました。

昼から少し風が弱まったものの、時折突風が吹いて飛ばされそうになります。

風と波で揺れる筏の上は、変に力が入って疲れます。

納竿の時間までアタリは全くなく、最初のベラ以降、魚の顔を見ることなく終了となりました。

こんなことなら帰っておけばよかったです。

保存のきかないアケミ貝を買うのは考えものです。

でも、竿納めができただけでも良しとしましょう。

みなさま、良いお年を。


鞍馬詣で

2021年12月25日 | ちょっと休憩

休日を利用して、奥さんと鞍馬から貴船のハイキングコースを歩いてみました。

車で1時間半ほどのところですが、奥さんと訪れるのは初めてです。

京都市街を抜けて山道に入ると、気温は氷点下で路肩に雪が積もっていました。

駐車場に車を止めて、参道を歩くと、すぐに鞍馬寺の山門です。


山門から坂を本殿に向かっていくと、木々が雪を被って綺麗です。



本殿に着くと、剣道着を着た少年少女が大勢いました。
牛若丸みたいに、鞍馬で修業をしているのでしょうか。

本殿にお参りして、貴船神社に向かって歩きます。


雪が少し深くなってきて、階段が凍っていて怖いです。


奥さんと手を繋ぎながら、慎重に山道を歩いていきました。

ちょっとした恋人気分です。

2時間近くかかって、貴船神社に到着です。


貴船神社にお参りして、


水占いというものをしてみました。

お札を水に浮かべると、文字が浮かんできます。


占いの結果は、良い感じです。

貴船からはバスと電車で、鞍馬に停めている車まで戻りました。


釣り-納竿間際

2021年12月16日 | チヌ(黒鯛)

休日出勤の代休ですが、翌日は仕事なので、早上がりするつもりで、筏釣りに向かいました。

奥さんがイカ、イカ、とうるさいので、餌木を数投したのですが、反応がないので切り上げ、
いつも通りダンゴを3個打って、仕掛けの準備をして、筏釣りの開始です。
次男はアジを食べたいと言ってましたが、アジが回ってきてくれるでしょうか。



寒さが厳しくなってきたせいか、海の状況は厳しいです。

オキアミは齧られたり残ってきたり、サナギとコーンは全く反応がありません。

時々、穂先を小さく揺らすアタリばかりで、刻々と時間が過ぎていきます。

お昼は久しぶりにカップ飯を作りました。


香辛料が効いたウマ・メシが体を温めてくれます。

昼食後も、黙々とダンゴを打ち返しますが、海の状況は分かりません。

魚の気配を感じられないまま、時間だけが過ぎて行きます。
こういう時は、心が折れたら終わりです。

ひたすらチヌが寄ることを信じて、丁寧にダンゴを握って打ち続けました。

納竿時間まで、あと30分というところで、久しぶりに穂先にアタリが出ました。
でも、抑え込むようなアタリには至らず、穂先に反応が無くなったので、餌を取られたかと竿を上げると、何かが掛かっていました。

居食いです。

なんだなんだと、もしかしたらチヌかと、期待しながらリールを巻いていくと、
姿を現したのは32センチのヘダイでした。


本命ではありませんが、今日、やっと魚の引きを味わえたし、お土産になるので良しとしましょう。

納竿時間まで少ししかないので、スカリは出さず、ヘダイを締めて水の張ったバケツで血抜きをして、釣りを続けることにしました。

ヘダイが釣れたから魚の活性が上がったかな、と思ったのですが、状況は変わりません。
いつもはエサをひったくるようなアタリを出すヘダイが居食いをしていたのですから、よっぽど活性が低いようです。

納竿時間まで、あと15分ほど、あと2投か3投できるかなと仕掛けを回収すると、また何かが掛かっています。

また居食いです。

今度は先ほどより引きが強いです。

もしかしたらチヌかと期待しながらリールを巻いていくと、

36センチのチヌでした。

イカとアジは釣れませんでしたが、納竿間際にヘダイとチヌを釣り上げ、気持ちよく竿を納めることができました。

最後まで諦めず、丁寧に釣り続けた結果が出ました。


日本一周108日目 岩手県宮古駅~釜石駅

2021年12月11日 | 日本一周



いつもの通勤より2本早い電車に乗って新大阪駅へ、
東海道新幹線に乗って東京に向かうと、富士山が綺麗に見えました。


富士山は雪を被っています。

東北は大丈夫かなぁ。

東京駅から東北新幹線に乗って盛岡駅へ、
盛岡駅からは山田線に乗って、前回の到着地、宮古駅に到着しました。


宮古駅に到着したのは4時を少し回ったところですが、すっかり辺りは暗くなって、駅のイルミネーションがまぶしいです。

ホテルに泊まって翌朝、本州最東端に向かって日本一周の旅の始まりです。

天気は曇り、今日は雨の心配はなさそうです。

国道45号線をしばらく走って、県道41号線に入ります。


県道41号線は、できたばかりの道のようで綺麗です。
道端の温度計が5℃を示していましたが、フリースのウエアを着込んでいるし、上り坂が多くて暑いぐらいです。


真新しいトンネルをくぐって、


集落を過ぎると、急に道が細くなりました。

ちょっと前まではこんな道だったのでしょうね。
今日の目的地、魹ヶ崎まであと9㎞です。

道標に沿って、県道41号線から姉吉漁港に向かいました。


姉吉漁港の手前に、魹ヶ崎に向かう遊歩道があります。
ここからはBROMPTONを置いて、徒歩で魹ヶ崎に向かいます。


BROMPTONを道端に停めて、Cバックを背負えるようにショルダーベルトを付けました。


このベルトは、地磯に釣りに行くときに、磯バッグを背負えるようにするために作ったものです。
こうすれば、重心が安定して歩きやすいはず、
遊歩道の急坂をテクテク登っていって、BROMPTONを見下ろすと、

BROMPTONにカラスがとまっています。

今更追い払いに戻ることもできないし、追い払ってもすぐ来るし、
取られるようなものは置いていないので、BROMPTONの無事を祈って歩き続けます。

少し先に、津波の到着地点がありました。

こんなところまで津波が来たのですね。

遊歩道の最高地点です。

ここを過ぎると、アップダウンが緩やかになります。

ほぼ中間地点。


ここまで、25分ぐらいでしょうか。

遊歩道は沢のところも整備されていて、歩きやすいです。


歩き続けて50分ほど、最東端の碑の看板が出てきました。


林を抜けると視界が広がって、本州最東端の碑がありました。

碑の向こうには太平洋が広がっていて、本州で僕より東には誰もいません。
正に端っこという雰囲気です。

碑の左方向には、魹ヶ崎灯台が立っています。


最東端の碑の前で記念写真です。

歩くのは大変でしたけど、来たかいがありました。

灯台の方に行くと、東屋の下に思い出ノートがありました。


僕も一筆


残る端っこは、本州最南端の潮岬で、僕の日本一周の旅が完成します。

来た道を戻っていき、行きしなに気になっていた看板をじっくりと見ました。


行きは気が焦っていて、じっくり読まなかったのですよね。
いったい浮玉とは何だろうと、辺りをきょろきょろと見回すと、高い木の枝に球がぶら下がっていました。


津波で、あんなところまで持ち上げられたのですね。
驚きです。

坂道は、上りより下りの方がきついです。
BROMPTONのところまで戻ってくると、膝が笑っています。

と、BROMPTONの傍の地面に、パンクの修理材やチューブを入れた袋が散らばっていました。


サドルバッグの中に入れていたものを、何者かが引っ張り出したようです。

めぼしいものが無かった腹いせなのか、BROMPTONのキャリアにうんこがひっかけられています。


最東端のカラスは、質が悪いです。

こびりついたカラスのうんこをふき取って県道41号線に戻り、釜石に向かって走り出しました。

県道41号線を走っていくと、アップダウンが厳しくなりました。

目の前にガードレールが見えます。


とんでもないつづら折りの坂道です。

山道を歩いて疲れた足には、とんでもない試練です。

実は前回の旅では、3泊4日で三沢から釜石まで走る予定でした。
1日目、三沢から八戸まで、
2日目、八戸から宮古まで、
3日目、宮古から最東端を回って釜石まで、
4日目、釜石から帰阪
でも、4日目に外せない仕事が入ってしまったので、2泊3日で切り上げました。

もし185㎞も走ったあとの3日目にこの坂に出くわしていたら、心が折れていたかもしれません。

災い幸をなす、というやつですね。

途中、工事をしている人にも励まされ、何とか県道41号線を走り抜け、国道45号線に出ることができました。


国道45号線でラーメン屋を見つけ、遅い昼食を摂りました。

あんかけ担々麺とチャーハンセットです。


担々麺の程よい辛さが疲れた体に染みわたります。

お腹を満たして国道41号線を走っていくと、今日初めて太陽を見ました。


でも、12月の東北の日暮れは早く、太陽が早くも傾いています。

暗くなる前に宿に付きたいと先を急ぎ、ようやく釜石市内に入りました。


国道283号線に入って少し走ると、今日の目的地、釜石駅が見えてきました。


辺りはすっかり暗くなっています。
今日は釜石で泊まって、明日、大阪に帰ります。

108日目
 走行距離 89.4km(GPS計測)
 総走行距離 10,405.8km
 出発時間 7:12 (宮古)
 到着時間 16:32 (釜石)
 走行時間 9時間20分
 平均速度 9.6km/h


釣り-エギングロッドのトップガイド交換

2021年12月04日 | チヌ(黒鯛)

今日は石鯛釣りに行く予定でしたが、風が強くて渡船が出ません。

これで石鯛釣りは、3回も続けて断念しています。

今年はもう、石鯛の顔を見れないかな。

釣りに行けなかったので、代わりに釣竿を改造のお話を。

僕か筏釣りの合間に、奥さんの大好きなイカを狙っているエギングロッドがあります。

筏釣り用のロッドケースは、125cmなので、長いロッドは収まりません。

なので、短いエギングロッドを探したのですが、8フィート以下のロッドはなかなかありません。

で、何とか見つけたのが、2,580円の7.6フィートのロッドです。

仕舞寸法が119㎝なので、筏釣り用のロッドケースに収まるのですが、トップガイドがお粗末です。

この前の釣りで、トップガイドにPEラインが巻き付いて、危うく穂先を折るとこでした。

なので、ラインの絡まりにくいトップガイドに交換することにしました。

買ってきたのはこれ、傾斜フレームのトップガイドです。
高級な竿の穂先に付いているタイプです。


価格が880円。本体の1/3です。とてもコストパフォーマンスが悪いような気が・・・

元からついているトップガイドは、アルコールランプで熱すると外すことができます。

新しいトップガイドを付けて、人口漆を4度塗り重ね、仕上げにエポキシ樹脂接着剤でコーティングして完成です。


これでラインが穂先に絡みつくことなく、快適にエギングができるでしょう。

でも、この竿でイカを1匹も釣ったことがないのですよね・・・