6月25日にIQOSを入手してからひと月が経ちました。
最初の2週間ぐらいは紙巻煙草と併用していたのですが、その後はもっぱらIQOSばかりです。
紙巻煙草を吸うのは、釣りに行く時ぐらいになりました。
最初はIQOSの味に違和感がありましたが、慣れてくると紙巻煙草より美味しく感じられます。
一箱吸うごとに掃除が必要なのですが、面倒くさいと思う反面、無機質なIQOSのフォルダーに愛着が湧いてきました。
手を入れれば入れるほど、愛着が湧くバイクや車、釣り具のようなものでしょうか?
喫煙器具でもzippoのライターやパイプ、煙管も持てば持つほど味わいが出てくるそうです。
僕もIQOSを末永く愛用したいと思うのですが、
IQOSはバッテリーの寿命が一年だそうです。
パイプや煙管のように手入れをすれば長年、愛用できたらいいのにと思うこの頃です。
釣友のSさん、K君の三人で、和歌山の筏に行きました。
波も風も穏やかで、釣りやすい天気です。
ところが、朝一は潮が飛ぶように流れて、ダンゴが割れるとすぐに餌が舞い上がってしまいます。
潮に合わせて仕掛けを流そうにも、
刺し餌にオキアミを使うとダンゴが割れた瞬間になくなり、コーンとサナギはそのまま帰ってきます。
それでも、午前中にキスを2匹釣って、お土産にキープしました。
干潮の潮止まりで流れが弱くなったものの、今度はオキアミも残ってきます。
もしかしたら、チヌが寄ってきて餌取りが散ったのかも。
ならばとダンゴが着底してから糸を3ヒロほど出して、大ハワセをしてみると、根がかりしてしまいました。
仕方ないなあと釣り糸を掴んで、思いっきり引っ張ってみると、糸が切れずに少しずつですが上がってきます。
これはもしかしたら、と思って竿を持ち直し、力を込めてリールを巻いていくと、大きなタコが上がってきました。
オキアミが残ってきたのは、チヌではなくてこいつが寄っていたからでしょうか?
しかし、その後はアジを2匹追加しただけで、肝心のチヌは顔を見せてくれませんでした。
K君もアイゴと25センチぐらいの鯛を釣っただけ
ところがSさんは、サナギを付けてダンゴを落とした後、風で傾いたパラソルをなおしていると、いきなり竿が海中に
尻手ロープを手繰って竿を手にすると、47センチのチヌがかかっていました。
こんなこともあるんですね。
うらやましいです。
でも、僕は大きなタコのお土産があるので、明日はたこ焼きパーティです。
ホテルの窓から外を見ると、今日は良い天気です。
外に出ると思ったよりも暑くなく、今日も走りやすそうです。
県道19号線から県道20号線と走っていくと、小松・加賀県民自転車道という看板が、
矢印の方向に入ってみると、
行き止まりみたいです。
県道20号線に戻って走り続けると、安宅の関というところに出ました。
弁慶が勧進帳を読んだところです。
話は知っていましたが、ここだとは知りませんでした。
日本一周の旅をしていると、自分の知識が中途半端だと思い知らされることが多々あります。
またもや自転車道という看板があったので、懲りずに進んでみると、海岸線沿いの道に出ました。
真横に海が見えて、気持ちの良い道です。
でも、単調な風景が続くので、飽きてきたころに自転車道が終わりました。
お昼になると、日差しが暑くなってきました。
でも、風は涼しいので苦痛ではありません。
県道8号線で見つけた食堂でお昼ごはん。
天とじ丼のセットを注文すると、天とじ丼と熱々のそばが出てきました。
ざるそばにすれば良かったとちょっと後悔。
国道159号線から国道249号線へと走っていきましたが、海から少し離れています。
千里浜という看板があったので、曲がってみると自動車専用道の看板。
国道へと引き返し、羽咋を目指しました。
宅急便センターにBROMPTONを預け、銭湯で汗を流しました。
昔ながらの雰囲気のある銭湯です。
さっぱりとして羽咋駅に到着すると、「UFOの町へようこそ」と看板が上がっていました。
なぜUFO?と疑問を持ちながら、帰りの電車に乗りました。
62日目 |
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走行距離 |
94.9km |
(GPS計測) |
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総走行距離 |
5,930.1km |
出発時間 |
6:00 |
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到着時間 |
13:45 |
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走行時間 |
7時間45分 |
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平均速度 |
11.7km/h |
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二か月ぶりの日本一周の旅です。
家を出ようとすると、雨が降っていました。
近所の駅までカッパを被ってBROMPTONで、
電車を乗り継ぎ、9時少し前に前回の到着地、敦賀に着きました。
雨はやんでいたのですが、今にも降りそうな気配です。
でも、先日までの猛暑が影を潜め、走りやすそうな気温です。
バッグにレインカバーを被せて出発しました。
国道8号線をしばらく走ると、海が見えてきました。
筏の上で釣りをしている人がいます。
天気が悪いのに好きですね。
国道8号線から県道204号線に入り、国道305号線と走り継ぎました。
車の交通量が少なく、アップダウンも緩やかで走りやすい道です。
時折小雨が降りますが、カッパを着るほどではありません。
むしろ、熱中症の心配をしなくて助かります。
国道305号線沿いに北前船主の館があったので、入ってみました。
古くて大きな家です。
千石船の模型や当時の船帳などが展示してありました。
千石船はかっこいいですね。
男のロマンを感じます。
国道305号線沿いにはつぶれたレストハウスや宿がいくつもありました。
観光客が少なくなって経営が難しいのでしょうか。
お昼ごはんを食べるところがなかなかなく、道の駅越前でお昼を摂りました。
おまかせ定食、色々なおかずが着いて1000円はリーズナブルです。
特にアジフライが美味しゅうございました。
しばらく走ると、呼鳥門というところがありました。
天然の洞窟で、平成14年まではこの下を国道が通っていたそうです。
もしかしたら、走ったことがあるのかな?
大きな川が見えてきました。
九頭竜川です。
なんとなく懐かしさを感じます。
どうしてだろうと思ったら、小学生の頃に親戚と上流の九頭竜温泉に来たことを思い出しました。
山女魚の塩焼きが美味しかった記憶が蘇ってきました。
忘れていた自分と出会えるのも、旅の良さですね。
幼かった自分と対話しながらBROMPTONのペダルを踏んでいきました。
三国町に入り、東尋坊を目指す途中、三国港駅がありました。
前回、強風で電車が止まるということが無かったら、ここまで来ていたはずなのに。
どんな電車が走っているのかなあと時刻表を検索したら、20分ぐらいきそうにもないので、あきらめて先に進みました。
ふと海を見ると、海の上に人が立っています。
よく見ると、パドルのようなものを持っています。
なにに乗っているのでしょうか?
東尋坊はさすが名所とあって、観光客がたくさんいました。
写真を撮って早々に先に進むと、子供が海を見ていました。
何だろうと前に回ってみると
「ひとやすみ」
僕もちょっと一服。
「蓮如の里 吉崎」という看板がありました。
我が家も浄土真宗本願寺派なので、お参りをしました。
5時を回っていたので、宝物館も本堂も閉まっていました。
残念です。
少し行くと石川県に入りました。
今日の宿までもう少し。
大阪も含めると、20個目の県です。
よく走ったもんです。
61日目 |
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走行距離 |
113.9km |
(GPS計測) |
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総走行距離 |
5,835.2km |
出発時間 |
9:10 |
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到着時間 |
17:50 |
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走行時間 |
8時間40分 |
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平均速度 |
13.1km/h |
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先日、娘の自転車をハブダイナモのオートライト化にしましたが、僕が普段通勤で駅まで乗っている自転車もオートライト化したくなりました。
僕の通勤用の自転車は、1万円ぐらいで買った16インチの折りたたみ自転車です。
BROMPTONを手に入れるずっと前に輪行をしてみようと買ったのですが、重たくて1回しか輪行していません。
ダイナモがついていないので、乾電池式のライトを使っていました。
しかし、すぐに乾電池が無くなって、交換するのが面倒です。
インターネットで16インチのハブダイナモ探したのですが、BROMPTON用しか見つかりませんでした。
価格が3万円以上もします。
3万円もあれば、通勤用自転車が3台も買えるのでパス。
他にいいものはないかと探したら、アット@ランプという商品を見つけました。
車軸のところにつける発電機で、オートライトがセットになっています。
本来は24インチから27インチのホイール用で、自転車専門店で取り付けてもらわないといけないのですが、自己責任で物は試しと購入しました。
前輪を外して説明書を読みながらアット@ランプをセットし、前輪を取り付けようとしたら、
アット@ランプの厚みの分、フロントフォークに車輪がはまらなくなりました。
考えた末、車軸のベアリング抑えを固定するボルトを外し、アット@ランプの付属品についていた、本来は車輪の偏りを調整する薄型ボルトに交換してみると、うまくフロントフォークに収まりました。
夜になって試しに少し走ってみるました。
ペダルの漕ぎ加減は今までと殆どかわりません。
少しのスピードでも明るく路面を照らしてくれます。
でも、小径車は車輪の回転数が多くなるので、発電機に無理がかからないか、過発電で回路やLED電球が焼き切れないか心配です。
24インチ以上の自転車なら、ベストな発電機ですね。
釣友のSさんから、「急やけど次の土曜日に釣りに行かへんか?」と連絡がありましたので、和歌山の筏に釣行することになりました。
釣行前日に近所のスーパーでコーンを購入。
途中で餌屋に寄ってオキアミを購入。
もう一つ刺し餌を欲しいなあと考えていると、ダイワの練り餌が108円の特価で売っていたので思わず購入。
自作のダンゴとコーン、オキアミ、練り餌の刺し餌を持って、渡船屋に向かいました。
筏に渡ると結構強い風が吹いていました。
釣りを始めて早々に、キスをゲット。
魚の活性は高そうです。
しかし、オキアミはすぐに取られるのですが、コーンと練り餌は反応がありません。
そうこうしているうちに、ますます風が強くなり、波も荒くなって釣りづらくなってきました。
それでも辛坊強く釣りを続けたのですが、穂先が風と波に揺られて、アタリが取りづらいです。
魚が食い込んで走ってくれないとアタリが分かりそうにありません。
ハワセを多めにとって食い込み重視の釣りをしていると、手元まで伝わるアタリがあり、手のひらサイズのキビレ(ヒレが黄色い黒鯛の近種)を釣り上げることができました。
リリースサイズのキビレですが、針を飲み込んでしたので絞めてクーラに入れました。
小さいとはいえ、準本命のキビレが釣れると嬉しいものです。
その後、同サイズのチャリコ(鯛の幼魚)もゲット。
同じく針を飲み込んでいたのでクーラに。
なかなか本命のチヌがかからない状況のなか、隣で竿を出していたSさんの竿が大きく曲がりました。
「やりましたね」と声をかけるとSさんが苦笑い。
上がってきたのは大きなボラでした。
Sさんはその後もボラを3匹も掛け、腱鞘炎になりそうだとぼやいています。
僕はノーヒット、4時を回って最後のダンゴとなりました。
最後のダンゴもアタリが無く終了。
でも、まだ練り餌が余っています。
練り餌をちぎって何個か上撒きし、1号のオモリをつけ、練り餌を針に付けて落とし込んでいくと、着底と同時に穂先に魚の反応がでました。
アワセるといい手応えです。
何度かの締め込みをいなして水面に上げてきたのは、38cmの良型のキビレ。
108円の練り餌で良型のキビレをゲット。
儲けました。