折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

魚釣り-「改造石鯛竿」

2015年04月12日 | 石鯛

この前の釣りで石鯛を釣ったので、そろそろ石鯛を狙いに行きたいところですが、バイクで石鯛釣りに行くには一つ問題があります。
それは、石鯛竿の仕舞寸法が長すぎること。

僕の持っている石鯛竿は、5.4m、逆印籠の4本継ですが、仕舞寸法が146cmもあります。
バイクに積むには、ちょっと長すぎるのですよね。

振出の石鯛竿というのもありますが、それでも5本継で、135cmぐらいあります。

もう少し仕舞寸法の短い竿がないかなと探していたら、プロマリンというメーカの豪腕遠投という竿を見つけました。
石鯛竿ではないのですが、オモリ負荷は20~40号、木製の石突が着いている石鯛チックな竿です。
全長は5mと短めですが、6本継で仕舞寸法は106cm。バイクに積むにはちょうどよい長さです。
値段も送料込みで12,960円でした。石鯛竿なら最低でも4万円以上するので、かなりお手頃な価格です。

購入してみると、値段の割にはしっかりした作りです。
ただし、予想はしていたのですが、石鯛竿と比べるとリールシートがかなり高い位置にあります。
スピンニングリールでの遠投を想定したリールシートの位置だとは思うのですが、石鯛釣りに使う両軸リールだとちょっと扱いにくい位置です。

僕の場合は、左手の親指でリールのスプールをサミングし、右手は竿の上方を握ります。このままだと竿尻が長すぎて体にあたって邪魔になるし、右手で竿を握りたい位置にグリップがありません。
なので、リールシートの位置を変更することにしました。
 
カッターナイフやハサミでグリップを切り離し、リールシートをプラスチック用のカッターで切れ目を入れて、マイナスドライバーでこじり取りました。
しかし、竿尻の金具は、炙ったり叩いたりしたのですが、どうしても外すことができません。
仕方なく尻手ロープ環を切り取って、やすりで削ったままにしました。

買ってきたのは、内径26㎜のfujiのパイプシートと30mmの熱収縮チューブ、尻手環、そしてスパイラルグリップにするため、100円ショップでクッションテープを買ってきました。
グリップの部分はクッションテープを釣竿に巻き付け、熱収縮チューブを被せ、アルコールランプで炙ってチューブを収縮させました。

パイプシートを接着剤で固定し、尻手環をタコ糸で巻いて、巻いた糸に塗料を塗って完成です。
 
出来上がった豪腕遠投(改)をもって、地磯に向かいました。
生憎、朝方は雨だったので、バイクではなく車で行きました。

釣り場についたころには雨がやみましたが、風が強く、釣り辛い状況です。
オモリ負荷の中間の30号を使ってみたのですが、よく飛んで40mといったところです。

リールシートの位置はばっちりで、この点は満足なのですが、僕的には7・80mは飛ばしたいところです・・・
今日は風の影響と竿に慣れていないせいということにしておきましょう。
遠投性については、次にお預けです。
 
まだ時期が早かったのか、餌の赤貝は残ったまま戻ってくる状態で、魚信の感度を確認すことができませんでした。
最近は新しい道具を下すたびに、魚が釣れてくれたのですが、今回は新調を祝ってくれる魚がいませんでした。