ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

第12肋骨

2013-08-23 21:59:12 | 第1紀 生きる
不安な夜だった。

時間を追うごとに不安は膨れ上がる。


店から戻り軽い(?)反省会を一人、松園事務所で。

就寝は25時半。

左脇腹の痛みで起きたのが3時半。

それから眠りに就こうとするが、断続的な痛みでとうとう起き上がった。


災いはこういう時に来るものだと、経験則が伝える。

「こういう時」というのは大事なことが重なる時で、24日(土)・25日(日)は岩山パークランドでおこなわれる「めんこいまつり」に出店。
日にちはダブるが25日(日)18時半からの、本町よしだ屋主催の「ベアレンともりおか短角牛内蔵一頭分を喰らう会」(名前はどんどん変わる)が重なり、週明けは松園商工会の集まり(反省会という名の飲み会)や定例の会。
そして経営者にはツライが、しかし乗り越えなければいけない「月末」。

これはいかんと左腹抑えながら、最小限やるべき仕事にとりかかったのが朝5時。

痛むのは左の第12肋骨の先。

一円玉くらいの痛みのスポットがある。

これは骨折とか打撲とかではない。

場所から何年かぶりの「腎臓結石」と疑う。

疑いは疑いを呼び、自分の中では確信に近いものとなった。

二十数年前、深夜に突然痛み始め、とうとう歩けないほどの痛さで救急車を読んだ幕張本郷の夜。

あの時も工場で開発メニューの試運転を、情けなくも床に段ボールを敷いていただいて、ウンウンうなりながら横になって立ち会った。


ただ、いつもと違うのは「左」だという事。

今までの数回は「右」だった。

そして「突然」の「朝方」の痛みであるが、いつもよりは柔らかい鈍痛である。


催事の釣り銭やPOPを作って、誰かに引き継げるようにして、早朝6時半、花巻に向かう。

先ずは「かかりつけ医」。

予想通り温和な医師が、専門医を紹介し、所得番付で有名な泌尿器科へ。

不安げに造影剤をのんだりしながら出た結果は「シロ」。

「右には大きいのが育っていますね」って、そりゃ反対側。

じゃぁ、この突然の痛みはなんなんだ?


そうはおもいながら、相方と盛岡に戻り、明日明後日の催事の積み込みと会場への搬入を二人でやる。

ワタシのやぶれかぶれの辞書にはこう書いてある。

「痛いのは病気じゃない。多少の痛みなんぞ、我慢すれば仕事はできる。」

こうだから昭和生まれは不憫なのだ。


PS:日曜日夜の会は、ほぼ定員に達しました。ありがとうございます。痛みなんぞ忘れて、これから「もりおか短角牛」の下処理にかかります。  エイサッッッ

PS2:実はこの2つの催事用に新メニューを開発し、「豚スペアリブ(=肋骨のところだね!)」を10㎏ほど仕入れた。まさかこの、「豚さん」の肋骨の恨みではないよね!?

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