あれは,あれで良いのかなPART2

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「たちあがれ日本」の足腰は丈夫なのかなあ・・

2010年04月11日 20時00分29秒 | 政治・選挙
自民党を離党した与謝野氏らにより新党「たちあがれ日本」が発足しました。
5人の平均年齢は約70歳ということだが,石原知事からはエールが送られたようです。

「たちあがれ日本」乏しい賛同者 旗色ぼやけるばかり(朝日新聞) - goo ニュース

新党っていうか,旧自民党なんですが・・

新党がにわかにブームになりそうな動きが出ています。民主党政権に対する失望感と,自民党に対する信頼感なさから,第三極として新党を作る動きだと思われますが,前回も書いたように,「結局は,選挙後にもとの鞘に戻るのではないか」というまやかし的新党が大量に出来上がる可能性も否定できません
そもそも,たちあがるべきは日本ではなく政治家です。したがって,強い思いをもって新党を作り,国民に分かりやすいように理念を伝えるのであれば,「確かにたちあがったなあ」っていう評価になると思います。しかし,今回の新党は,正直「民主党政権はダメだ。自民党政権の方がいいんだけど,自分たちが自民党にいると政権が取れない」っていう程度にしか映りません。自民党との違いをもっとはっきり打ち出さなければ,「コップの中の嵐」としかうつらないでしょう。強い理念を具体的に示してもらいたいものです。

一方,民主党も遅かれ早かれ分裂します。キーパーソンは小沢幹事長ですが,おそらく小沢氏は「民主党解体」も視野においているかもしれません。民主党政権の最大の失敗は,実は「政治とかね」という一連の話ではなく,「やり方が自民党政権と同じだった」という手順論だったのです。これでは,政権が変わったところで根本的な変化は望めません。
各新党も,こうした手順論も含め,「真の意味の改革」を押し出すべきです。そして,前回も言いましたが,「おいしい話だけではなく,痛い話もはっきり打ち出す」ことが必要でしょう。それが新党の役割です。

日本では,おそらく二大政党制は国民性にあわないため,これ以上進化しないと思います。日本の場合,早い時期に「帝政」に近い政治スタイルにシフトすると思います。その前提として,政党が小党分裂し,そしてその中に一人でもカリスマ的党首がいた場合,一気にその党首独裁政治になるでしょう。もちろん,ここでいう独裁とは,悪政という意味ではありません。共和制的な独裁です。
分かりやすくいえば,かつての小泉政権のような感じです。あれが,もっとまわりにこび売らず,強権的になるようなものです。しかし,悪政にならないのは,議会が「より地域に密着した派閥連合」のようになるため,どこかでブレーキがかかるからです。もっといえば,「市長と議会」みたいな関係になるのです。

まあ,政治スタイルはさておき,とにかく,新党をたくさん作るのはかまいませんが,国民目線だけは忘れないでもらいたいものです。有権者は,かつてのような義理や組織の惰性による投票を止めて,国民目線の政治家を選挙で選ぶでしょうから。

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