まったく知らぬ間に,来年度予算案が衆院予算委員会を通過してしまいました。野党は大反対しているものの,深夜には衆院本会議で成立する見込みです。
与党が予算案を委員会可決 与野党の攻防は激化(共同通信) - goo ニュース
今年の予算の目玉は何?
今年の予算委員会,何もかもが中途半端に終わってしまったような気がします。いうなれば,「スキャンダル山ほど国会」にふさわしく,ネタがありすぎて逆に野党が突っ込みきれなかった点が,すんなり通過の大きな要因であったと思われます。
ただ,スキャンダル以前に,来年度の予算の概要は一体何か,また来年度の予算案の問題点は何か,赤字国債はどうなのかなどなどの情報がほとんど報じられないままに委員会通過してしまったような気がします。
これは,肝心なことを伝えないマスコミの責任でもあるかもしれませんが,何よりも「自己主張をはっきりいわない野党」が国民にアピールしないのも大きな問題であったといえるのではないでしょうか。
ところで,与党はなぜ予算案成立を急いでいるのでしょうか。
理由は簡単で「統一地方選挙対策」のためです。
すなわち,憲法上,2日に衆院を通過すれば,4月1日前後に予算案は成立します。つまり,統一地方選挙直前には「予算確定」として,選挙応援に臨めるというメリットがあるのです。
特に,今年は参院選があることから,実働部隊たる地方議員を一人でも多く確保するためにも,地方選挙にもいつも以上に力を入れざるを得ません。そのためにも,早く予算を通過させる必要があったのです。
とにかく,野党がやるべきこと,それは「つまらない小細工」ではなく,「予算案のここが問題であるが,国民の皆様はどう思いますか」という問題提起をはっきりとすることではないでしょうか。そして,その是非の審判を参院選で投じればよいわけです。野党は自分の政策に自身があれば,堂々とそれを行うべきです。それこそが,「本来的選挙活動」になるといえるでしょう。
今のところ,民主党は小細工に徹するみたいですが,もっと真っ向勝負する野党を見てみたいものです。
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今年の予算の目玉は何?
今年の予算委員会,何もかもが中途半端に終わってしまったような気がします。いうなれば,「スキャンダル山ほど国会」にふさわしく,ネタがありすぎて逆に野党が突っ込みきれなかった点が,すんなり通過の大きな要因であったと思われます。
ただ,スキャンダル以前に,来年度の予算の概要は一体何か,また来年度の予算案の問題点は何か,赤字国債はどうなのかなどなどの情報がほとんど報じられないままに委員会通過してしまったような気がします。
これは,肝心なことを伝えないマスコミの責任でもあるかもしれませんが,何よりも「自己主張をはっきりいわない野党」が国民にアピールしないのも大きな問題であったといえるのではないでしょうか。
ところで,与党はなぜ予算案成立を急いでいるのでしょうか。
理由は簡単で「統一地方選挙対策」のためです。
すなわち,憲法上,2日に衆院を通過すれば,4月1日前後に予算案は成立します。つまり,統一地方選挙直前には「予算確定」として,選挙応援に臨めるというメリットがあるのです。
特に,今年は参院選があることから,実働部隊たる地方議員を一人でも多く確保するためにも,地方選挙にもいつも以上に力を入れざるを得ません。そのためにも,早く予算を通過させる必要があったのです。
とにかく,野党がやるべきこと,それは「つまらない小細工」ではなく,「予算案のここが問題であるが,国民の皆様はどう思いますか」という問題提起をはっきりとすることではないでしょうか。そして,その是非の審判を参院選で投じればよいわけです。野党は自分の政策に自身があれば,堂々とそれを行うべきです。それこそが,「本来的選挙活動」になるといえるでしょう。
今のところ,民主党は小細工に徹するみたいですが,もっと真っ向勝負する野党を見てみたいものです。
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今回の予算案や野党の反対理由,対案は全く見えてきませんし,分かりません。野党としては,こう言うところを強くアピールするべきなのです。そこが本当に弱い!!
予算のチェックは,議員レベルでは細目まではとてもやりません。ただし,問題になった部分だけはかなり細かい部分までは見ていきます。もっというと,予算書は電話帳並みの厚さなので,実際のところ,興味のある部分以外は誰も読んじゃいない,というところでしょうか。
確かに福祉の切捨てなど問題もありますが、小さな無駄使いもチェックすべきでしょう。
例えば、議員会館がデラックスすぎるとか文句をつけていますが、予算計上段階でチェックしないと、後の祭りでしょう。
予算の細目まで論議されているのでしょうか。
国会は多数決で決まる以上,国会でどんなに議論をしても最後は与党多数で通過してしまいます。
ただ,野党として大切なことは,やはり「国会でアピール」し,それを国民にもアピールすることでしょう。
この辺を中途半端にやるから,選挙結果も中途半端になるのかのも知れませんね。
選挙も言ってしまえば結果ですが、それに至るまでの野党のやり方がむずがゆく感じる事もあります。
野党には「与党は数決めですが、私たちはここがこう違います!」といった目玉が欲しいですね。
逆に言いますと、それをしなければ「選挙拒否」か、日本人特有の「伝統好き」で与党に行くのは見えてしまっているのではないでしょうか?
天に唾するものは,必ずひどい目にあいます。
自民党も民主党も,五十歩百歩というか,五十歩五十三歩みたいなところでしょうか。
参院選,本当に悩ましい限りです。
>民主党は小細工に徹する
多分、民主党だけが「小細工と思ってない」んでしょうね。
で、それでまだ国民がついてくると思ってる…。
自民党も結構な低レベルですけど、民主党はレベルメーターゼロですねえ…。