あれは,あれで良いのかなPART2

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細川政権を見ているような鳩山総理の辞任劇,やっぱ彼か・・

2010年06月02日 22時24分34秒 | 政治・選挙
鳩山総理が退陣表明しました。合わせて,小沢幹事長も辞任することになり,民主党は急きょ代表選挙を行い,あらたな総理を決めるようです。

鳩山首相が退陣表明=普天間、政治とカネで引責―小沢氏も辞任・後継は菅氏が有力(時事通信) - goo ニュース

これも小沢一郎氏のシナリオどおり?

鳩山政権はわずか8カ月で幕を閉じることになりました。これにより,日本の総理は4年連続1年程度しかもたない超短命政権が続いたことになります。これでは,さすがに海外から日本の信用がますます失墜することでしょう。今後,さまざまな交渉事も結構不利になるかもしれません。
さて,鳩山政権ですが,このような短命政権となった理由は,「政治と金の問題」,「決断力のなさ」,「公約が守れない」という点にあったといえます。もちろん,それぞれ事情は分からないこともないのですが,政治家は過程よりも結果が大切ですから,そういう意味では,ここで辞めるという選択肢はある意味では当然の法理ともいえます。

しかし,この短命政権の陰に隠れているのは,やはり小沢幹事長です。小沢幹事長の頭の中には,「選挙で勝つ」しかありませんから,無駄な辞任はしないはずです。逆に言うと,もしも総理の方から「おれ,辞める」って言い出したら,自分も一緒に辞めることくらい普通に検討がつきますから,タイミングいかんによっては,選挙に悪影響を与えてしまいます。したがって,小沢幹事長としては,安易に総理が辞めるって言わないように目配りをする必要があったのです
ってことは,この辞任劇,まさに「小沢劇場」のシナリオの一部に過ぎないのです。
どんなシナリオかというと,「参院選単独過半数獲得」です。ここで民主党の支持率を少しでも回復させつつ,投票率を40%台と低く抑えられれば,単独過半数いけます。そのためにも,ここで「クリーンな民主党」を作り上げる必要があるのです。

では,誰が次期総理になるでしょうか。下馬評では,菅直人氏だろうと言われています。基本的には,適任です。彼は,小沢幹事長とのパイプがありつつ,一定の距離がありますから,小沢カラーを払しょくできます。一方で社民党とも顔が利くこと,さらに国民受けが良い方なので,イメージ作りと党運営にはもってこいです。
ただし,そうなると,幹事長ポストが微妙となります。幹事長ポストには,岡田氏,前原氏あたりをもってくるとよいかもしれませんが,選挙対策という観点からすると,幹事長ポストには,「小沢一派」「ダークなこともできる人」でなければなりません。この二人は,根がまじめすぎるので,こうした裏街道を歩くことはできません。したがって,幹事長としては不向きです。
海江田氏や細野氏という動きもありますが,海江田氏は実績が少なく,細野氏は若すぎます。幹事長は厳しいでしょう。
そう考えると,逆に「菅幹事長」としたうえで,総理を別にするという選択肢も十分考えられます。そうすると,岡田,前原ラインになるでしょうが,インパクトを与えるのであれば,原口,長妻ラインというマスコミ受けする方々が総理になるというシナリオもないとは言い切れないでしょう。

しかし,野党各党は,この小沢シナリオを読んでおり,「露骨な選挙対策」として批判をしています。小沢氏もその批判があることくらいは想定済みなので,もう少しウルトラCがあるかもしれません。それがどんなものなのかは全く読めません。
とはいえ,かつての細川政権も短命でしたが,背後に小沢氏がいました。だとすると,小沢シナリオとしては,細川政権前後と同じく,「連立模索」に走るのか知れません。だとすると,究極のウルトラCとして,「舛添大臣」っていう笑うに笑えないオチも0とは言い切れないかもしれません。

いずれにせよ,いつも言うように,「永田町のゲームは好きにやってほしいが,国民目線の政治をきちんとやってほしい」ということ,これを忘れないでほしいものです。総理が短命だから直ちに悪いとは言いませんが,国民生活にプラスになる何かをきちんと残してから次期総理に引き継いでほしいと思います。
なーんか,いつも見ている光景だなあ・・。

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